2021年08月28日
俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 74*
俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 74*
Chemistry34
“本当に大切なものは目には見えない”
“ 目に見えないところで何が起こっているのかを想像することが大事”
化学結合:物質中での原子と原子の結び 結合の力は 粒子間の電子の授受による
その電子の授受の仕方により 結合の種類が分類される
【有機化合物organic compound 】 炭素Cを骨格とした化合物
炭素は不対電子が4つある故に いろいろな原子/水素。酸素。窒素などと共有結合
「天然高分子化合物natural macromolecule 」
【アミノ酸 amino acid】 01
広義には(特に化学の分野)アミノ基-NH2とカルボキシ基-COOHの両方の官能基を持つ有機化合物の総称
一般式は R-CH(NH2)COOH
狭義には(特に生化学や一般的な場合)
生体のタンパク質の構成ユニットとなる「α-アミノ酸proteinogenic amino acid 」を指す
【α-アミノ酸proteinogenic amino acid 】 構造式:RCH(NH2)COOH
カルボキシ基が結合している炭素(α炭素)にアミノ基も結合しているアミノ酸
<セレノシステイン U/Sec selenocysteine R-CH2SeH 化学式;C3H7NO2Se
コドンcodon ;UGA
疎水性
システインCysに似た構造を持つが、システインの硫黄S)がセレンSe に置き換わっている。
セレンselenium 34Se ;第16族元素 酸素族元素 chalcogen
金属元素と化合物を形成し種々の鉱物の主成分
ハロゲンの左隣の列に位置し、価電子は最外殻のs軌道に2 電子 p 軌道に4 電子
単体モノマーは二価の陰イオンになりやすい
単体はいずれもハロゲンについで電気陰性度は高く反応性の高い元素群
周期が増大するにつれ金属性がいくぶん増大 共有結合物質
セビタミンE/Cと協調し 活性酸素やラジカルから生体を防御。
セレノシステインは、酸化.還元に関わるいくつかの酵素に存在
タンパク質に含まれる他のアミノ酸と違い、直接遺伝コードgenetic code されているわけではない。
普通は終止コドン/UGAによって、特別の方法でコードされる。
mRNA中の UGAは セレノシステイン挿入配列SecIS/SElenoCysteine Insertion Sequence
がある場合にのみセレノシステインをコードする。
SecISは特徴的なヌクレオチド配列と 塩基対パターン(二次構造)で決められる
真核生物では SecIS は mRNA の3’非翻訳領域にあり、
複数の UGAにセレノシステインをコードさせることができる。
他のアミノ酸と同じく セレノシステインに対して特有の tRNAがある
しかしセレノシステインtRNA (tRNA(Sec)) の一次・二次構造は 標準的な tRNA といくつかの点で異なり、
9塩基対(真核生物)からなる acceptor stem、長い variable region arm、
いくつかの塩基における置換がある。
tRNA(Sec) は、まずセリルtRNA合成酵素によってセリンと結合されるが、
これによってできる Ser-tRNA(Sec) は 普通の翻訳伸長因子(真核生物の EF1α)
に認識されないため、翻訳に用いられない。
その代わり tRNA に結合したセリン残基は セレノシステイン合成酵素によって
セレノシステイン残基に変換される。
最後にこうしてできた Sec-tRNA(Sec) は 特殊型翻訳伸長因子(SelB or mSelB)に特異的に結合し、
これはセレノプロテインの mRNA を翻訳中のリボソームribosome を標的にして Sec-tRNA(Sec) を送り込む。この輸送は、セレノプロテイン mRNA内の SecIS のつくる RNA二次構造に結合するタンパク質中の
特別のサブユニット(真核生物mSelB orSBP-2)によって行われる。
<バリンV/Val valine R-CH(CH3)2 イソプロピル基isopropyl group
化学式;C5H11NO2 示性式; HO2CCH(NH2)CH(CH3)2
脂肪族性 疎水性アミノ酸、 非極性側鎖アミノ酸
コドン;GUU, GUC, GUA, GUG ヒトタンパク質中 5.96 %存在 必須アミノ酸
糖原性glucogenic amino acid を持つ
カルボキシ基-COOHに結合している炭素原子Cを1として4や4'のCにメチル基-CH3が結合。
2位のCは不斉炭素/キラル中心stereocenter となっておりchirality 異性体が存在
イソプロピル基 (isopropyl group) :アルキル基の一種
超共役作用により電子供与基(電子密度を増加させる) として振る舞う
超共役hyperconjugation:σシグマ軌道orbital(回転対称な空間分布を持つ電子軌道)
(通常はC-H結合)の電子が空間的に近い位置にあるπ*軌道pi orbitalあるいは
空のp 軌道orbital と相互作用する現象
空間的に近い位置に2つのπ結合が存在する場合、それらを構成する軌道間に
相互作用interactionが起こって軌道のエネルギーや電子分布に変化が生じ、
その結果物質の物性などに変化が生じる。
このように2つのπ結合が相互作用する現象を共役。
この共役の概念をσ結合とπ結合の間の相互作用にまで拡張したのが超共役の概念。
バリンを多く含む食品 カッテージ、魚、鶏肉、牛肉、落花生、胡麻、レンズ豆
と たのしい演劇の日々
Chemistry34
“本当に大切なものは目には見えない”
“ 目に見えないところで何が起こっているのかを想像することが大事”
化学結合:物質中での原子と原子の結び 結合の力は 粒子間の電子の授受による
その電子の授受の仕方により 結合の種類が分類される
【有機化合物organic compound 】 炭素Cを骨格とした化合物
炭素は不対電子が4つある故に いろいろな原子/水素。酸素。窒素などと共有結合
「天然高分子化合物natural macromolecule 」
【アミノ酸 amino acid】 01
広義には(特に化学の分野)アミノ基-NH2とカルボキシ基-COOHの両方の官能基を持つ有機化合物の総称
一般式は R-CH(NH2)COOH
狭義には(特に生化学や一般的な場合)
生体のタンパク質の構成ユニットとなる「α-アミノ酸proteinogenic amino acid 」を指す
【α-アミノ酸proteinogenic amino acid 】 構造式:RCH(NH2)COOH
カルボキシ基が結合している炭素(α炭素)にアミノ基も結合しているアミノ酸
<セレノシステイン U/Sec selenocysteine R-CH2SeH 化学式;C3H7NO2Se
コドンcodon ;UGA
疎水性
システインCysに似た構造を持つが、システインの硫黄S)がセレンSe に置き換わっている。
セレンselenium 34Se ;第16族元素 酸素族元素 chalcogen
金属元素と化合物を形成し種々の鉱物の主成分
ハロゲンの左隣の列に位置し、価電子は最外殻のs軌道に2 電子 p 軌道に4 電子
単体モノマーは二価の陰イオンになりやすい
単体はいずれもハロゲンについで電気陰性度は高く反応性の高い元素群
周期が増大するにつれ金属性がいくぶん増大 共有結合物質
セビタミンE/Cと協調し 活性酸素やラジカルから生体を防御。
セレノシステインは、酸化.還元に関わるいくつかの酵素に存在
タンパク質に含まれる他のアミノ酸と違い、直接遺伝コードgenetic code されているわけではない。
普通は終止コドン/UGAによって、特別の方法でコードされる。
mRNA中の UGAは セレノシステイン挿入配列SecIS/SElenoCysteine Insertion Sequence
がある場合にのみセレノシステインをコードする。
SecISは特徴的なヌクレオチド配列と 塩基対パターン(二次構造)で決められる
真核生物では SecIS は mRNA の3’非翻訳領域にあり、
複数の UGAにセレノシステインをコードさせることができる。
他のアミノ酸と同じく セレノシステインに対して特有の tRNAがある
しかしセレノシステインtRNA (tRNA(Sec)) の一次・二次構造は 標準的な tRNA といくつかの点で異なり、
9塩基対(真核生物)からなる acceptor stem、長い variable region arm、
いくつかの塩基における置換がある。
tRNA(Sec) は、まずセリルtRNA合成酵素によってセリンと結合されるが、
これによってできる Ser-tRNA(Sec) は 普通の翻訳伸長因子(真核生物の EF1α)
に認識されないため、翻訳に用いられない。
その代わり tRNA に結合したセリン残基は セレノシステイン合成酵素によって
セレノシステイン残基に変換される。
最後にこうしてできた Sec-tRNA(Sec) は 特殊型翻訳伸長因子(SelB or mSelB)に特異的に結合し、
これはセレノプロテインの mRNA を翻訳中のリボソームribosome を標的にして Sec-tRNA(Sec) を送り込む。この輸送は、セレノプロテイン mRNA内の SecIS のつくる RNA二次構造に結合するタンパク質中の
特別のサブユニット(真核生物mSelB orSBP-2)によって行われる。
<バリンV/Val valine R-CH(CH3)2 イソプロピル基isopropyl group
化学式;C5H11NO2 示性式; HO2CCH(NH2)CH(CH3)2
脂肪族性 疎水性アミノ酸、 非極性側鎖アミノ酸
コドン;GUU, GUC, GUA, GUG ヒトタンパク質中 5.96 %存在 必須アミノ酸
糖原性glucogenic amino acid を持つ
カルボキシ基-COOHに結合している炭素原子Cを1として4や4'のCにメチル基-CH3が結合。
2位のCは不斉炭素/キラル中心stereocenter となっておりchirality 異性体が存在
イソプロピル基 (isopropyl group) :アルキル基の一種
超共役作用により電子供与基(電子密度を増加させる) として振る舞う
超共役hyperconjugation:σシグマ軌道orbital(回転対称な空間分布を持つ電子軌道)
(通常はC-H結合)の電子が空間的に近い位置にあるπ*軌道pi orbitalあるいは
空のp 軌道orbital と相互作用する現象
空間的に近い位置に2つのπ結合が存在する場合、それらを構成する軌道間に
相互作用interactionが起こって軌道のエネルギーや電子分布に変化が生じ、
その結果物質の物性などに変化が生じる。
このように2つのπ結合が相互作用する現象を共役。
この共役の概念をσ結合とπ結合の間の相互作用にまで拡張したのが超共役の概念。
バリンを多く含む食品 カッテージ、魚、鶏肉、牛肉、落花生、胡麻、レンズ豆
と たのしい演劇の日々
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