2021年05月22日
俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 26
俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 26
大脳cerebrum
脳幹brain stem 大脳から脊髄を繋ぐ生命維持中枢
左右大脳半球と脊髄を結ぶ上行(感覚神経.脊髄から視床)下行(運動神経)連絡路,
多数の脳神経核 生存のための基礎的反射中枢 (血圧 心拍 呼吸 姿勢などの反射) 存在
脳神経は嗅(きゅう)神経を除いてすべて脳幹から出る
脳幹に不可逆性の機能喪失が起ると大脳もその機能を保持できなくなる
脳幹の機能停止で脳死となり 人工的生命維持装置なしに生きることはできなくなる。
脳幹から延びる多数の脳神経が器官を制御
脳幹は 間脳 中脳 橋 延髄に区分される
1.中脳 視覚反射 瞳孔反射 眼球運動
1-1. 中脳蓋tectum
は 左右一対の上丘.下丘 の四丘体corpora quadrigemina からなる
上丘は下丘よりも扁平で松果体の下方に位置 視覚反射に関与。
視索−外側膝状体−上丘腕を経て視覚線維の一部を 残りは皮質視覚野・脊髄視蓋路から受ける。
上丘から視蓋延髄路と視蓋脊髄路が下行し 視覚.聴覚刺激に対する頭部頸部の運動に関与。
上丘の前方が視蓋前野。
下丘は聴覚反射に関与 外側毛帯−内側膝状体−下丘腕を経て 側頭葉聴覚野 脊髄視蓋路からの一部の線維が入る
1-2. 中脳被蓋tegamentum
黒質 腹側被蓋野といったドパミン経路に重要な領域が含まれる
腹側被蓋野 VTAから側坐核 NAcに至る経路「努力によって多くの報酬を得る動機付け行動」
に重要 だが 強化学習には関与しない
2.橋pons 左右の小脳半球からの神経線維交連 身体運動を連動調節
上行性(知覚性)や下行性(運動性)伝導路
2-1. 青斑核locus coeruleus は橋の背側に位置する小さな神経核
中枢神経の中で最多のノルアドレナリンNA/noradrenaline含有ニューロン集合。
覚醒レベルの制御 選択的注意 ストレス 痛み の中枢性抑制 姿勢制御 に関与
2-2. 縫線核raphe nuclei セロトニン細胞の分布 細胞集団複数の核よりなる縫線核「群」
脳のほぼ全域へ投射 縫線核内の起始部位によって投射先が異なる
入力元は主に辺縁系に属する前頭葉皮質 皮質下領域
睡眠覚醒リズム・歩行・呼吸などのパターン的運動 注意・報酬などの情動や認知機能に関与
2-3. 脚橋被蓋核pedunculopontine tegmental nucleus
アセチルコリン作動性ニューロンが豊富
基底核-大脳皮質ループ(大脳皮質 基底核より入力 視床.視蓋 基底核 脳幹網様体へ投射) 網様体脊髄路系を介して 運動の発現 姿勢筋活動の制御 に関与
視床-大脳 大脳基底核投射 網様体賦活系を介して
意識レベルや睡眠.覚醒 注意 動機付け 学習の調節に関与
3.延髄medulla oblongata 生命点 呼吸運動 心臓の拍動 消化管運動
体性運動野からの情報は 視床 を通過せず下行 延髄 で交差し
脊髄 から運動神経を経て 効果器(筋肉等へ)
(受容器からの感覚情報経路は 感覚神経を経て延髄(触覚)/脊髄(痛覚.温度覚)で交差
視床にてシナプス形成 体性感覚野 延髄/脊髄 )
上行性覚醒系ascending arousal system 睡眠と覚醒を制御する脳内機序
中軸は 前脳基底部へ興奮性物質(アセチルコリン ノルアドレナリン)投射する青斑核前域 と
結合腕傍核内側部 のニューロン集団
中脳橋被蓋 より複数の上行性経路から構成され 視床 大脳皮質 に到るまでに
視床下部 前脳基底部 など各レベルで付加的入力が合流し増強される。
これら経路は様々な状況にて 各独自パターンで活動 大脳皮質のニューロン活動を適切に調整
と たのしい演劇の日
大脳cerebrum
脳幹brain stem 大脳から脊髄を繋ぐ生命維持中枢
左右大脳半球と脊髄を結ぶ上行(感覚神経.脊髄から視床)下行(運動神経)連絡路,
多数の脳神経核 生存のための基礎的反射中枢 (血圧 心拍 呼吸 姿勢などの反射) 存在
脳神経は嗅(きゅう)神経を除いてすべて脳幹から出る
脳幹に不可逆性の機能喪失が起ると大脳もその機能を保持できなくなる
脳幹の機能停止で脳死となり 人工的生命維持装置なしに生きることはできなくなる。
脳幹から延びる多数の脳神経が器官を制御
脳幹は 間脳 中脳 橋 延髄に区分される
1.中脳 視覚反射 瞳孔反射 眼球運動
1-1. 中脳蓋tectum
は 左右一対の上丘.下丘 の四丘体corpora quadrigemina からなる
上丘は下丘よりも扁平で松果体の下方に位置 視覚反射に関与。
視索−外側膝状体−上丘腕を経て視覚線維の一部を 残りは皮質視覚野・脊髄視蓋路から受ける。
上丘から視蓋延髄路と視蓋脊髄路が下行し 視覚.聴覚刺激に対する頭部頸部の運動に関与。
上丘の前方が視蓋前野。
下丘は聴覚反射に関与 外側毛帯−内側膝状体−下丘腕を経て 側頭葉聴覚野 脊髄視蓋路からの一部の線維が入る
1-2. 中脳被蓋tegamentum
黒質 腹側被蓋野といったドパミン経路に重要な領域が含まれる
腹側被蓋野 VTAから側坐核 NAcに至る経路「努力によって多くの報酬を得る動機付け行動」
に重要 だが 強化学習には関与しない
2.橋pons 左右の小脳半球からの神経線維交連 身体運動を連動調節
上行性(知覚性)や下行性(運動性)伝導路
2-1. 青斑核locus coeruleus は橋の背側に位置する小さな神経核
中枢神経の中で最多のノルアドレナリンNA/noradrenaline含有ニューロン集合。
覚醒レベルの制御 選択的注意 ストレス 痛み の中枢性抑制 姿勢制御 に関与
2-2. 縫線核raphe nuclei セロトニン細胞の分布 細胞集団複数の核よりなる縫線核「群」
脳のほぼ全域へ投射 縫線核内の起始部位によって投射先が異なる
入力元は主に辺縁系に属する前頭葉皮質 皮質下領域
睡眠覚醒リズム・歩行・呼吸などのパターン的運動 注意・報酬などの情動や認知機能に関与
2-3. 脚橋被蓋核pedunculopontine tegmental nucleus
アセチルコリン作動性ニューロンが豊富
基底核-大脳皮質ループ(大脳皮質 基底核より入力 視床.視蓋 基底核 脳幹網様体へ投射) 網様体脊髄路系を介して 運動の発現 姿勢筋活動の制御 に関与
視床-大脳 大脳基底核投射 網様体賦活系を介して
意識レベルや睡眠.覚醒 注意 動機付け 学習の調節に関与
3.延髄medulla oblongata 生命点 呼吸運動 心臓の拍動 消化管運動
体性運動野からの情報は 視床 を通過せず下行 延髄 で交差し
脊髄 から運動神経を経て 効果器(筋肉等へ)
(受容器からの感覚情報経路は 感覚神経を経て延髄(触覚)/脊髄(痛覚.温度覚)で交差
視床にてシナプス形成 体性感覚野 延髄/脊髄 )
上行性覚醒系ascending arousal system 睡眠と覚醒を制御する脳内機序
中軸は 前脳基底部へ興奮性物質(アセチルコリン ノルアドレナリン)投射する青斑核前域 と
結合腕傍核内側部 のニューロン集団
中脳橋被蓋 より複数の上行性経路から構成され 視床 大脳皮質 に到るまでに
視床下部 前脳基底部 など各レベルで付加的入力が合流し増強される。
これら経路は様々な状況にて 各独自パターンで活動 大脳皮質のニューロン活動を適切に調整
と たのしい演劇の日
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image