2021年04月01日
俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 05
俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 05
知覚の区分
知覚を内部 proprioceptionと 外部exteroceptionに分類。
感覚システム、感触の2区分
感覚sensationと知覚perception の関連分野、
特に精神物理学psychophysics、神経生物学neurobiology、認知心理学cognitive psychology、
認知科学cognitive science
感覚モダリティ/種類sensory modality 感覚情報をエンコードまたは変換する方法。
マルチモダリティ異種感覚統合multimodalityさまざまな感覚を統一された1つの知覚体験に統合
高次の情報(認知cognition、行動behavior、思考thught形成)に変換される 。
知覚の哲学は主に外受容exteroception を考察す。
外部受容exteroception
特殊感覚 :視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚を介し、外界の対象の性質、形態、関係 を知覚す。
特殊神経エネルギー仮説 :感覚作用の性質は特定な受容器の興奮の性質であり、相互に独立
知覚は、感覚を(知覚者の内部過程で)間接的に加工(推論、演繹、統合など)して得られる
経験主義心理学 は 学習、あるいは連合が知覚の唯一の体制化原理 とし
ゲシュタルト心理学 は 脳内の自律的な「場の力」が知覚の体制化の原理 とす
J.J. Gibson の見解 知覚は 見る、聴く、嗅ぐ、味わう、触ることで獲得する能動的情報
諸感覚器官と神経系を基盤とした 知覚システム(基礎定位、聴覚、触覚、味覚−嗅覚、視覚)を構成
直接知覚: 知覚組織への神経入力は、身体と環境との相互作用により入力段階で既に組織されている
脳内で改めて連合形成 記憶照合をする必要はない
Merleau-Ponty の見解 知覚の能動性 身体と環境との相互作用
感覚を通じて環境と能動的に交流 情報を交換 する共存の体験
世界(対象)を知覚するとは
「どこからかみること(観察)」普遍的な視点はない、私の位置「ここ(観察者)」である
異種感覚間の相互作用 :大脳皮質を対象とした生理学、認知科学の研究 によれば
大脳皮質連合野において、視覚と体性感覚、視覚と聴覚 前庭覚情報等 異種感覚の統合が起こる
統合された感覚は、高次の情報となり
特定の感覚情報に依拠しない空間知覚 言語等 概念情報処理 情動 記憶情報の符号化に関連
頭頂連合野は大脳皮質の頭頂葉にあって、空間情報を処理する領域
外側溝内側に畳み込まれた島皮質は、
全感覚(体性感覚、特殊感覚(味覚、嗅覚、) 内臓感覚)の統合に関わる
島皮質は、情動、言語、身体知覚に基づいた自己意識に関わる
聴覚 :
音は外界から外耳に入力 中耳にある鼓膜、耳小骨を経由し 内耳の蝸牛管(内リンパ)を振動。
蝸牛管内部のコルチ器にある有毛細胞 は 振動を感受
蝸牛有毛細胞に分布する蝸牛神経の大部分は、蝸牛神経腹側核に入り、
同側もしくは対側の上オリーブ核、外側毛帯を通って下丘へ。
下丘のニューロンは、内側膝状体を経て、一次聴覚野へと至る。
平衡覚:
頭部の回転運動、姿勢変化の情報は、内耳にある半規管(前庭器)にある有毛細胞が感受。
前庭器に分布する前庭神経は、蝸牛神経とともに内耳神経を構成、
脳幹に入り、前庭神経核に至る。一部は、小脳に投射。
前庭神経核からは、脳幹内の眼筋運動核群や脊髄前角に出力を送り、
眼球や体幹、四肢における姿勢の変化を代償する運動制御に関わる(前庭反射)
と たのしい演劇の日々
知覚の区分
知覚を内部 proprioceptionと 外部exteroceptionに分類。
感覚システム、感触の2区分
感覚sensationと知覚perception の関連分野、
特に精神物理学psychophysics、神経生物学neurobiology、認知心理学cognitive psychology、
認知科学cognitive science
感覚モダリティ/種類sensory modality 感覚情報をエンコードまたは変換する方法。
マルチモダリティ異種感覚統合multimodalityさまざまな感覚を統一された1つの知覚体験に統合
高次の情報(認知cognition、行動behavior、思考thught形成)に変換される 。
知覚の哲学は主に外受容exteroception を考察す。
外部受容exteroception
特殊感覚 :視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚を介し、外界の対象の性質、形態、関係 を知覚す。
特殊神経エネルギー仮説 :感覚作用の性質は特定な受容器の興奮の性質であり、相互に独立
知覚は、感覚を(知覚者の内部過程で)間接的に加工(推論、演繹、統合など)して得られる
経験主義心理学 は 学習、あるいは連合が知覚の唯一の体制化原理 とし
ゲシュタルト心理学 は 脳内の自律的な「場の力」が知覚の体制化の原理 とす
J.J. Gibson の見解 知覚は 見る、聴く、嗅ぐ、味わう、触ることで獲得する能動的情報
諸感覚器官と神経系を基盤とした 知覚システム(基礎定位、聴覚、触覚、味覚−嗅覚、視覚)を構成
直接知覚: 知覚組織への神経入力は、身体と環境との相互作用により入力段階で既に組織されている
脳内で改めて連合形成 記憶照合をする必要はない
Merleau-Ponty の見解 知覚の能動性 身体と環境との相互作用
感覚を通じて環境と能動的に交流 情報を交換 する共存の体験
世界(対象)を知覚するとは
「どこからかみること(観察)」普遍的な視点はない、私の位置「ここ(観察者)」である
異種感覚間の相互作用 :大脳皮質を対象とした生理学、認知科学の研究 によれば
大脳皮質連合野において、視覚と体性感覚、視覚と聴覚 前庭覚情報等 異種感覚の統合が起こる
統合された感覚は、高次の情報となり
特定の感覚情報に依拠しない空間知覚 言語等 概念情報処理 情動 記憶情報の符号化に関連
頭頂連合野は大脳皮質の頭頂葉にあって、空間情報を処理する領域
外側溝内側に畳み込まれた島皮質は、
全感覚(体性感覚、特殊感覚(味覚、嗅覚、) 内臓感覚)の統合に関わる
島皮質は、情動、言語、身体知覚に基づいた自己意識に関わる
聴覚 :
音は外界から外耳に入力 中耳にある鼓膜、耳小骨を経由し 内耳の蝸牛管(内リンパ)を振動。
蝸牛管内部のコルチ器にある有毛細胞 は 振動を感受
蝸牛有毛細胞に分布する蝸牛神経の大部分は、蝸牛神経腹側核に入り、
同側もしくは対側の上オリーブ核、外側毛帯を通って下丘へ。
下丘のニューロンは、内側膝状体を経て、一次聴覚野へと至る。
平衡覚:
頭部の回転運動、姿勢変化の情報は、内耳にある半規管(前庭器)にある有毛細胞が感受。
前庭器に分布する前庭神経は、蝸牛神経とともに内耳神経を構成、
脳幹に入り、前庭神経核に至る。一部は、小脳に投射。
前庭神経核からは、脳幹内の眼筋運動核群や脊髄前角に出力を送り、
眼球や体幹、四肢における姿勢の変化を代償する運動制御に関わる(前庭反射)
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と たのしい演劇の日々
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