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2015年03月14日

長ネギの栄養の効能や保存方法と青と白い部分の違いとは?

 ネギはユリ科若しくはネギ科の野菜です。料理の名脇役であり、薬味でもよく使用されますが、青の部分と白の部分で栄養素も下ごしらえの仕方も違うのでしっかり使い分けられるようにしましょう(^O^)関東では白、関西では緑の葉の方を好むようです。
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長ネギの栄養素と効能
・アリシン:ネギの香り成分で硫化アリルの一種です。ビタミンB1の働きや吸収を高め、疲労回復効果があります。また血液をサラサラにしてくれるので血流を良くする効能もあります。

・βカロテン:活性酸素を抑える働きがあるので皮膚や粘膜の健康を維持し、免疫力を高める効能があります。目にも良い成分で、コレステロールを減少させる効果まであります。

・ビタミンC:抗酸化作用がある美容ビタミンです皮膚や血管の老化予防、動脈硬化の防止、免疫力の向上などの効能がある栄養素です。コラーゲンの合成も助けてくれます。

長美味しいネギの選び方
 まっすぐ伸びており、緑と白い部分の差がはっきりしているもの。白の部分は固くしっかりしていて、葉ネギ先端まで張りがあるものが良質です。乾燥していたり黄ばんでいるものは鮮度が落ちてしまっています。

長ネギの保存方法
 ネギは乾燥させると鮮度が落ちてしまいますので新聞紙で包んで、涼しいところで常温保存するのが望ましいです。適度な場所がなければ冷蔵庫へ。泥ネギは、そのまま土へ埋めておくと長持ちさせることができます。
 使いかけのネギはラップでしっかり密封して野菜庫で保存しておけば栄養素の損失を抑えることができます。

ネギの白い部分と青い部分の違い
・白い部分は淡色野菜でアリシンが青い部分より多く含まれています。少し辛さがあるためスライスしたものを使うときは水でさらして辛味抜きをします。

青い部分は緑黄色野菜でカロチンが多く含まれています。水にはさらさず香りを活かした使い方をします。

ネギの料理のポイント
 アリシンは揮発性のため、加熱や水にさらす時間を伸ばしすぎると効能を下げることになってしまいます。手早く作業するのがポイントです。

ネギの旬の時期
 温室栽培があるので通年流通していますが、旬の時期は栄養価が一番高い冬とされています。

ネギの種類
・九条ねぎ
 京都の特産で、細めの「九条細」と太めの「九条太」があります。柔らかくて美味しく、鍋物や和え物に最適です。高級品

・下仁田ネギ
 太めで肉質は柔らかいですが、生で食べると少し辛いです。加熱すると甘くなるので炒め物、すき焼き、鍋物に適しています。

・浅葱(あさつき)
 似ていますが万能葱やわけぎとは別物です。糸ねぎとも呼ばれ薬味に適している種類です。

・わけぎ
 香りが少ないですが辛味も少ないので食べやすいです。炒め物や薬味に適しています。

・リーキ
 西洋の葱で白の部分を食べます。緑の部分は硬いので出汁などにします。崩れにくいのでグラタンや煮込みなどにする食べ方が多いです。

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胡桃割り人形
これまでの経歴は、食に関する業務歴16年余り。居酒屋、焼肉屋、デザート工場、野菜工場、スーパーの青果部門、栄養士の学校にもいました。そこでの卒業論文では雑草などの調理方法や効能などを論述しました。これまでの知識や経験、今も勉強していることをブログ上で執筆していきます(^_^)  ユーチューブではテレビではやらない食材の闇の情報、ちょっと変わった食材を初めて料理した動画をアップしています。 https://www.youtube.com/channel/UCCoxlDuKZIQAARun0BfwXug/featured?sub_confirmation=1
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