アスパラガスの栄養の効能と保存や下処理について: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年03月13日

アスパラガスの栄養の効能と保存や下処理について

　アスパラガスはユリ科の多年草の野菜です。グリーンアスパラは栄養価が高いですが青臭さがあり、ホワイトアスパラは青臭さがない分食べやすいですが栄養価はグリーンアスパラより劣ります。双方とも色が鮮やかで料理の使いかってもよい食材です(^O^)北海道が生産のトップですが長野や九州でも盛んに生産されています。アスパラガスの栄養は血流に関する効能が多く、動脈硬化や貧血を予防する効果があります。カロリーは生で１００g当たり２２キロカロリーです。

アスパラガスの栄養の効能
・ルチン：穂先に含まれている色素成分。血管を上部にするので動脈硬化、高血圧の予防を改善する効能があります。血流を良くするので冷え性、浮種みの改善の効能もあります。

・アスパラギン酸：アミノ酸の一種で新陳代謝を促進します。利尿作用による肝臓や腎臓の機能回復。疲労回復、体力増強、美肌にも効果的な効能を持つ栄養素です。

・カロテン：体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を強くする効能があります。

・葉酸：貧血の予防、改善に効果的。胎児の先天性障害のリスクを抑えてくれる効能があります。

美味しいアスパラガスの選び方
　切り口が綺麗なものを選びます。根元まで張りがあり、穂先が締まっているものが良品です。

アスパラガスの保存方法
　水を入れたカップにアスパラをさし、乾燥を防ぐためビニールなどをかぶせ立てた状態で冷蔵保存します。冷凍保存するときは下茹でしてから凍らせます。早く凍らせることで組織の氷の結晶を細かくし食感の低下を抑えることができます。

アスパラガスの下処理のコツ
　アスパラガスはサラダ、炒め物、パストの具などいろいろな料理に使いますが、あらかじめ下茹でしておかなければなりません。少量の塩を加えたお湯で約一分間茹で、氷水に落とし粗熱をとったら水気を切ります。茹で具合の目安は串がスっと刺さるくらいです。茹ですぎに注意しましょう。
　根元は硬いので根元から五センチ位までの皮はあらかじめ剥いておくと筋が残らず仕上げることができます。

アスパラガスの旬の時期
　通年流通していますが、露地栽培は春から初夏が旬です。

アスパラガスの種類
・ホワイトアスパラ：普通のアスパラと同じものですが栽培方法が違います。芽に土を盛って日光に当てないことで葉緑素の生成を防ぎながら伸ばしています。軟白栽培といいます。
・ミニアスパラガス：１０cmほどの小さなかわいいアスパラガス。タイ産のものが多いです。
・パープルアスパラガス：全体が紫色のアスパラガス。茹でるとグリーンになってしまうので意味ないかもしれません(^^;)しかし、甘味はグリーンアスパラよりも多いです。

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posted by 胡桃割り人形 at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 野菜

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