わらびの食べ方と栄養の効能！下処理の毒抜きを忘れずに！: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年03月15日

わらびの食べ方と栄養の効能！下処理の毒抜きを忘れずに！

　わらびとはシダの仲間で日本全国に自生しており、割と簡単に収穫できる山菜です。山ではなく道端でも見かけることができるほどです

若い芽を山菜として扱い食べ方はいろいろあります。地味な感じですが美容に良い栄養素がいろいろ含まれています。春を感じさせる食材の一つですが毒性があるのでしっかりアク抜きをしましょう。

わらびの栄養素と効能
・カロテン：体内でビタミンAに変化し、視神経の信号伝達を補助してくれます。免疫力を強化し、活性酸素を抑えてくれる効能があります。

・カリウム：血圧を下げてくれるので生活習慣病の予防に効果的な栄養素です。

・ビタミンB2：肌、髪、爪、粘膜の美しさと健康保持に効果的な効能があります。

・葉酸：貧血の予防、改善に有効です。胎児の先天性障害のリスクを抑えてくれる効能があります。

・食物繊維：便秘の予防改善。つまり吹き出物などの肌あれにも良いことになります。

美味しいわらびの選び方
　新鮮なワラビにはたくさんの産毛がついています。茎が短く太くて先の部分が広がりきっていないものを選べば柔らかくて美味しいです。山などで収穫するときは根元近くを折りますがうまく折れなければ固いのでもう少し上の方を折ってみて下さい。

わらびの旬の時期
　２～４月頃の春先が旬の時期です。

わらびの毒
　生のワラビには毒性があります。発癌性物質である「プタキロシド」、ビタミンB１を破壊する「アノイリナーゼ」が含まれています。ですがしっかりアク抜きをすれば全く問題なく安全です(^O^)

わらびの下処理
　①沸騰したお湯に重曹を加えます。泡立ちますがお構いなくわらびを入れよく混ぜます。
　②沸騰寸前で火を止め落し蓋をして、自然に冷まします。
　③冷めると、灰汁で水が茶色くなっています。水を交換して一晩おきます。
　④一晩おいたものを水で洗って完成です。

わらびの保存方法
　わらびは傷みやすく鮮度が落ちやすいので生のまま保存するのには向いていません。アク抜きをしたあとは水に浸した状態のまま冷蔵庫で保存します。賞味期限は3日くらいです。

わらびの食べ方
　煮物、炒め煮、お浸し、叩きなどにして食べます。
　わらびのタタキ：下処理が終わったワラビの水気をしっかり取り、焼き味噌と混ぜながら包丁の背でたたきます。ご飯のおかずにぴったりです(*^_^*)焼き味噌でなく三杯酢でもOKです

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posted by 胡桃割り人形 at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 山菜

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