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2015年03月02日

ウドの食べ方と栄養の効能やあく抜きに保存方法について

 ウコギ科タラノキ属の多年草でその独特な香りが特徴の春の人気山菜の一つです。日本だけでなく中国などのアジアで自生していて、江戸時代では高級品だったようです。「ウドの大木」という言葉がありますが木にはなりません。
 約90%が水分なので非常に低カロリーな食材です。風味が持ち味ですがしっかりと健康と美容の向上に貢献し食べ方もいろいろあります(*^_^*)
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ウドの栄養素と効能
・食物繊維:腸内環境を整え、コレステロールを下げてくれます。癌、糖尿病、動脈硬化の予防などの効能がある栄養素です。
・フラボノイド:抗酸化力で癌や老化を予防してくれる成分です。
・ジテルペン:森林浴の有効成分とされています。体調や精神面の改善をする効能があります。
・クロロゲン酸:活性酸素を抑制するので、メラニン色素の発生、高血圧、動脈硬化、老化、癌の予防に有効とされている栄養成分です。
・アスパラギン酸:不足すると体力と抵抗力の低下につながります。

「山うど」と「軟白うど」の違い
 日が当たっている状態で生育されているものを「山うど」と呼び、日光を遮断して生産されたものを「軟白うど」と呼ばれ、スーパーでは「軟白うど」がよく流通しています目山うどは香りが豊かで歯ごたえがしっかりしており、軟白うどは柔らかくクセも少ないので食べやすいとされています。

美味しいウドの選び方
・山ウド:香りが強く、葉がしおれていないもの。茎が短く太さが均一になっているものが良品とされています。
・軟白ウド:葉がしおれてなくて、白く太くて先までハリがあるものを選びます。

ウドの下処理
・アク抜き:少々アクがあるので生で食べるときは、切ったあとに15〜20分の間酢水に浸けます。
・茹でる:少し酢を加えて茹でるた方が綺麗な白に仕上がります。食感が大事なので茹ですぎに注意して下さい。

ウドの食べ方のポイント
・生の食べ方:やや皮を厚めに剥き、柔らかい場所を千切りなどにしてアク抜きをしてからサラダや醤油で食べます。
・焼き物:アスパラベーコンのように、棒状にしたウドを肉や魚の切り身で巻いて焼きます。
・揚げ物:アク抜きは要りません。太いものはカットしておきます。
・炒め物:アク抜きしてよく水を切ったものを食感を残すように強火で短時間で炒めます。
・和え物:アク抜きしたものを筍などと酢味噌やポン酢で和えます。
・汁物:アク抜きしたものを汁物の実に使用します。貝類の澄まし汁と相性が良いです。

ウドの保存方法
 光に当たると固くなってしまうので、湿らした新聞紙などで包み、冷暗所で保存します。長く保存しておきたければ下茹でしてから冷凍しましょう。

ウドの旬
 冬に出荷される「寒ウド」もありますが、「春ウド」が旬と言われており3〜5月頃。天然物は収穫時期が短く、南では3月、本州中部では4月、東北地方では5〜6月がしゅうかくのじきとされています。

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胡桃割り人形
これまでの経歴は、食に関する業務歴16年余り。居酒屋、焼肉屋、デザート工場、野菜工場、スーパーの青果部門、栄養士の学校にもいました。そこでの卒業論文では雑草などの調理方法や効能などを論述しました。これまでの知識や経験、今も勉強していることをブログ上で執筆していきます(^_^)  ユーチューブではテレビではやらない食材の闇の情報、ちょっと変わった食材を初めて料理した動画をアップしています。 https://www.youtube.com/channel/UCCoxlDuKZIQAARun0BfwXug/featured?sub_confirmation=1
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