栗（クリ）の栄養の効能や茹で方や保存方法について: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年08月12日

栗（クリ）の栄養の効能や茹で方や保存方法について

　栗とはブナ科の落葉樹になる果実のことです。世界中に品種がありますが日本栗、中国栗、アメリカ栗、ヨーロッパ栗に分けられます。日本栗は自生している芝栗を改良したもので、粒の大きさは一番です。

　栗の渋皮は捨ててしまいがちですがポリフェノールの一種であるタンニンが多く含まれているため、工夫して食べるほうが栄養的には得です

本来は熱に弱いビタミンCを含んでいますが、クリのデンプンに包まれているため加熱しても壊れにくくなっています。一粒あたりのカロリーは３０～４０キロカロリーです。

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栗の栄養の効能
・カリウム：体内の塩分濃度を調節してくれる効能があるので、高血圧を予防する効能があります。

・タンニン：ポリフェノールの一種で強い抗酸化作用があり、シミや老化やガンを予防する効能があります。

・ビタミンC：発癌性物質であるニトロソアミンの生成を抑え、高い抗酸化作用と美肌効果があります。

・ビタミンB１：粘膜や肌の健康を維持する効能が有り、糖質が脂肪として蓄積されるのを防ぐ働きがあるのでダイエット効果があります。

美味しい栗の見分け方
　表面のかたい皮（鬼皮）にハリと光沢があって、ふっくらと丸みがあるものを選びます。小さい穴があいているものは虫が入っていると思って良いです。

栗の茹で方
①軽く洗って、一晩水に浸けておきます。
②塩を適度に加えた多めの水を沸騰させます。ミョウバンを少し加えておくと渋皮がむきやすくなります。
③沸騰したら栗を入れ、栗が動き回らない程度に火を弱めます。
④時々混ぜながら茹でます。茹で時間は３０～５０分くらいです。
⑤時間になって火を止めても、冷めるまでそのままにしておきます。

栗の食べ方
　自宅で調理する場合は栗ご飯やおこわにして食べることが多いです。モンブランなど甘く似たものをスィーツに使ったりもします。茹でた栗を半分に切ってスプーンでほじくって食べても美味しいです(*^_^*)

栗の保存方法と賞味期限の目安
　乾燥と虫食いを防ぐため、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存しましす。賞味期限は一週間くらいが目安です。乾燥させてしまうと実が痩せてしまい、香りも少なくなります。
　一度茹でたものは容器に入れ冷蔵庫で保存しますが、傷みやすくなり賞味期限も２、３日と短くなります。２、３にちで食べきれないならば冷凍してしまいます。その際は再加熱が必要です。

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posted by 胡桃割り人形 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | フルーツ

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