みつば（三つ葉）の栄養の効能と保存方法などについて: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年07月05日

みつば（三つ葉）の栄養の効能と保存方法などについて

　ミツバ（三つ葉０とはセリ科の日本原産の日本なハーブとも言うべき野菜です。日本各地の山野に自生もしており、山菜採りで収穫できます。スーパーで売られているミツバは天然物と比べて葉が小さく、香りは柔らかいです。

　みつばの持ち味である香りは「ミツバエン」や「クリプトテーネン」という成分でストレスの解消、食欲増進、消化促進の効果があります。βカロテンやビタミンCなどミツバの栄養は美容にも健康にも良い効能があります。ミツバのカロリーは種類により若干の差があり、生で１００g当たり１３～２０キロカロリーです。

みつばの栄養の効能
・鉄分：貧血や冷え性を改善する効能が有り、不足してしまうと乾燥肌やだるい、疲れやすいなどの症状が出ます。

・カリウム：体内の塩分を調節する効能があるので高血圧を予防する効果がある栄養素です。

・βカロテン：体内でビタミンAに変換され、髪の毛、皮膚、粘膜、視力の健康を維持する効能が有り、発癌や動脈硬化を予防する効果もある栄養素です。

・ビタミンC：高い美肌効果が有り、強い抗酸化力には脳卒中、動脈硬化、心筋梗塞を予防する効能がある栄養素です。

・カルシウム：骨粗鬆症を予防し、不足すると小児のくる病、高血圧、動脈硬化、免疫異常などの原因となってしまいます。

・ポリフェノール：抗酸化力による老化防止、眼精疲労の改善、生活習慣病の予防などの効能があります。

美味しいみつばの見分け方
　緑色が濃く切り口が綺麗なものを選びます。鮮度が落ちてくると葉が黄色くなってきます。

みつばの保存方法
　湿らせたキッチンペーパーで包んでから（特に根の部分）ビニール袋などに入れて冷蔵庫で保存します。日持ちはしないのでなるべく早く使い切るようにします。スポンジが付いている場合は外してから保存します。

みつばの食べ方
　お吸い物や茶碗蒸し、丼物などの薬味として使われるのが一般的な食べ方ですが、卵とじやおひたしでも美味しいです(*^_^*)

みつばの種類
・糸三つ葉
　スーパーなどで販売されているものはこの種類が一番多いです。香りが強く、水耕栽培なので根っこにスポンジがついています。

・根三つ葉
　土で覆って光から遮断する軟白栽培されたものです。栄養価が高く、食感がしっかりしているため和え物やお浸し、かき揚げなどの料理にむいています。

・切り三つ葉
　アクが少なく柔らかいので、生のまま汁物などの青みに良いです。

みつばの旬の時期
　３月から初夏が旬の時期で、香りも食感も良いとされています。

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posted by 胡桃割り人形 at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 葉野菜

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