空芯菜の栄養の効能と保存方法や食べ方について: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年07月02日

空芯菜の栄養の効能と保存方法や食べ方について

　空心菜とはヒルガオ科サツマイモ属の野菜で東南アジアが原産とされています。「エンサイ」や「ヨウサイ」と呼ばれることもあり、沖縄県では「ウンチェーバー」「ウンチェー」と言う名前で栽培されています。

　空芯菜の食用の部分は若い葉と茎の部分で、少しヌメリがあるのが特徴です。近年では空芯菜のスプラウトまでもスーパーで販売されるようになりました。ほうれん草のようなえぐみやクセがなく、栄養価もほうれん草より高いとされています。ビタミンやミネラルが多いため、空芯菜の栄養は美容面でも健康面でも良い効果があります。カロリーは１００g当たり１７キロカロリーです。

空芯菜の栄養の効能
・鉄分：冷え性や貧血を改善する効能があります。

・カリウム：体内の塩分濃度を調節する効能があるので、高血圧を予防する効能があります。

・ビタミンC：発癌物質の生成、動脈硬化、心筋梗塞などを予防し、高い抗酸化力や場肌などの効能があります。

・ビタミンB１：糖質をエネルギーに変えるので、取りすぎた糖質が脂肪として溜まるのを予防する効能があります。

・ビタミンB２：髪の毛や肌、爪、粘膜の健康を維持する効能があります。

・βカロテン：吸収されるとビタミンAとなり、活性酸素を抑えたり、免疫力をアップさせる効能があります。

・食物繊維：腸内の環境を整え、大腸癌や肌荒れを予防する効能があります。

美味しい空芯菜の見分け方
葉先までシャキっとしていて、緑が濃く、葉の色があせていないものを選びます。根の切り口がみずみずしければなお良いです。

空芯菜の美味しい食べ方
　えぐみやクセがないので、下茹でなどの下ごしらえが不要で調理しやすいです。シャキシャキ感が持ち味なので火の通しすぎに注意します。炒め物にするのが一番多い食べ方です。汁物やソテー、揚げ物などの料理にも使われ、クセがないためサラダやお浸し、和え物にしても美味しいです(*^_^*)

空芯菜の保存方法
　空心菜は乾燥にとても弱くすぐシワシワになってしまいます。湿らしたキッチンペーパーで根元を包んで、さらに全体を湿らした新聞紙で包んでビニール袋などに入れてから冷蔵庫で保存します。なるべく立てて保存するのが良いです。
　冷凍すると食感が悪くなってしまうのでお勧めできません。

空芯菜の旬の時期
　７月から９月が空芯菜の旬の時期です。

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posted by 胡桃割り人形 at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 葉野菜

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