パセリの栄養の効能と妊婦さんの関係について: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年06月24日

パセリの栄養の効能と妊婦さんの関係について

　パセリとは地中海沿岸が原産のセリ科の野菜です。食用ですが、実際は料理の付け合せに使わられることがほとんどで、しかも付け合せのパセリを食べる人はごく少数というのが現状です

独特な味と香りですが、パセリの栄養価はとても高く、ビタミン類やミネラル群がとても豊富です。さらに香りにも薬効が有り、殺菌効果や抗菌効果、口臭予防の効能があります。栄養素がとても豊富なため、パセリの栄養は美容や病気の予防など様々な効能があります。パセリは暑さに弱いものの栽培しやすいので家庭菜園で人気です(*^_^*)

パセリの栄養の効能
・葉酸：貧血を改善する効能だけでなく、胎児の先天性障害の発症のリスクを下げてくれる効果があります。
・鉄分：貧血や冷え性を予防改善する効能があります。不足するとめまい、疲れやすいなどの症状が出ます。
・カリウム：取りすぎた塩分を排出する効果があるので、高血圧を予防する効能があります。
・βカロテン：活性酸素を抑えるので老化やガンを予防し、免疫力をアップさせる効能があります。
・食物繊維：腸内環境を整え
・ビタミンB1：糖質をエネルギーに変える栄養素で、取りすぎた糖質が脂肪になって蓄えられるのを緩和してくれる効能があります。
・ビタミンB２：粘膜、髪の毛、爪や肌を健康に保つ効能があります。
・ビタミンC：活性酸素から細胞を守るので、老化やシミ、シワを防ぎ肌に潤いを与える効能があります。
・ビタミンE：強い抗酸化力があり、心筋梗塞や動脈硬化を予防する効能があります。
・ビタミンK：体内でも作られる栄養素ですが、生鮮食品の中ではパセリに一番含まれていると言われています。骨の生成や血液凝固に関与しています。
・カルシウム：歯や骨の構成成分です。極度に不足すると痙攣を引き起こす可能性があります。
・マグネシウム：血管にカルシウムが詰まるのを予防する効能があるので動脈硬化、高脂血症、高血圧を予防する効果があります。

パセリの保存方法と賞味期限の目安
・生で保存：水を入れたコップなどにさして冷蔵庫で保存します。賞味期限は一週間くらいが目安です。二日に一回は水を取り替えます。
・冷凍保存：水洗いをして、水気を切ったら適度に切り分けビニール袋などに入れて冷凍庫で保存します。凍ったら袋を揉めば細かくなります。

パセリの美味しい食べ方
　パセリは付け合せのイメージが強く、生で食べる印象が強いですが天ぷらやお浸しにして美味しく食べることができます。パセリを加熱することで独特な苦味が柔らかくなり食べやすくなります。細かくしたものを煮物やスープ、グラタンにかければアクセントになります。

パセリと妊婦さん
　ヨーロッパでは、イタリアンパセリは子宮を収縮させ流産を引き起こす可能性がると言われています。しかし、栄養価が高く、葉酸も豊富に含んでいるために妊婦さんが食べたほうが良い食品とも言われています。あまりにも過剰な摂取をしなければ問題ないと思いますがご心配な方は、専門の方に確認してみて下さい。

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posted by 胡桃割り人形 at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 野菜

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