ルバーブの栄養の効能と食べ方や副作用について: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年06月23日

ルバーブの栄養の効能と食べ方や副作用について

　ルバーブとはシベリア南部原産のタデ科の植物です。イギリスなどヨーロッパではポピュラーな野菜ですが、強い酸味や渋みのせいか日本にはなかなか浸透しませんでした。しかしその酸味がルバーブの醍醐味であり、砂糖や生クリームと相性が良いです。

　ルバーブは葉は食べずに柄を食べますが、赤い柄は青臭さが少なくジャムにしたときは色が綺麗と言われています。緑色の柄は香りが強く、肉質が柔らかいのでジャムにしやすいとされています。ルバーブの栄養による抗酸化作用は様々な病気を予防する効能があります。カロリーは１００g当たり１８キロカロリーです。

ルバーブの栄養の効能
・カリウム：体内の塩分濃度を調節し、高血圧を予防する効能があります。
・食物繊維：腸内の環境を整え、肌荒れや大腸癌予防の効能があり、血糖値の急上昇を抑えるので脂肪の蓄積を抑える効果もあります。
・ビタミンC：美肌効果と高い抗酸化力があり、動脈硬化や発癌、心筋梗塞などを予防する効能があります。
・カルシウム：歯や骨の構成成分です。不足すると骨粗鬆症だけでなく、くる病、高血圧、動脈硬化、免疫異常などを引き起こす可能性があります。
・ポリフェノール：タンニンやアントシアニンのことです。高い抗酸化力があり、老化防止や生活習慣病の予防の効能があります。

美味しいルバーブの見分け方
　切り口を確認して茶色いなど、傷み始めているものは避けます。柄の表面にツヤとハリがあるものを選びます。コンポートにするときは太いルバーブの方が柔らかさと酸味があるので美味しく作ることができます。

ルバーブの美味しい食べ方
　ジャムやコンポート、シロップ煮が定番の食べ方です。ジャムをヨーグルトに混ぜたり、パイの具にしたり、薄くスライスしてサラダにする食べ方もあります。

ルバーブの副作用と妊婦さん
　ルバーブの根は漢方医薬の薬草の一つです。食用の柄にも微量でも同じ成分が含まれているとされています。この成分には子宮収縮を促進し、授乳期には乳に成分が混ざってしまい乳児が下痢をすると言われることもあります。
　私は専門家ではありませんので心配される方は専門の方へご相談下さいm(_ _)m

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posted by 胡桃割り人形 at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 野菜

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