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2015年05月14日

すもも(プラム)の栄養の効能と食べ方と品種の特徴

 すももは桃の仲間と思われがちですがバラ科の植物なのでバラの仲間です。甘味と酸味が心地よいフルーツですももの酸味は「リンゴ酸」や「クエン酸」などで疲労回復の効能があります。中国原産の日本すももは「プラム」、ヨーロッパ原産の西洋すももは「プルーン」と呼ばれ、味も色も違います。すももは奈良時代から日本にあったようですが栽培されるようになったのは明治時代に入ってからのようです。
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すももの栄養と効能
・葉酸:新鮮な赤血球を作るので、貧血の予防と改善に効果がある栄養素です。
・カリウム:体内の塩分濃度の調節をしてくれるので、高血圧の予防をする効能があります。
・アントシアニン:眼精疲労の改善と高い抗酸化作用があり、癌予防、老化防止、記憶力をアップさせる効能があります。
・食物繊維:整腸作用が有り、便秘や肌荒れの予防や改善、大腸癌を予防する効能があります。

すももの選び方と食べ頃
 皮にブルームと呼ばれる白い粉のようなものがついているものが新鮮です。色ムラがなくハリと弾力があるものを選びます。また、食べごろになってくると香りがとても良くなってくるので食べる時の参考にしてみて下さい。

すももの食べ方
 軽く水で洗って生でそのまま食べることができます。皮についている白い粉のようなものは農薬ではなく、新鮮なすももから出る自然の物質なので有害なものではありません。

すももの保存方法
 完熟しているすももは新聞紙やキッチンペーパーなどでくるんで冷蔵庫で保存します。熟していないようであれば常温で追熟します。完熟したすももは日持ちしません。3〜5日くらいが賞味期限の目安です。

すももの品種と特徴
・サマーエンジェル:「ソルダム」と「ケルシー」を交雑させた品種で、果汁が多く甘みが強いのが特徴です。
・花螺李(がらり):沖縄や奄美大島で栽培されている品種です。酸味が強いので生では食べずに果実酒やシロップ漬けにされています。
・サマービュート:「ソルダム」と「ブラックビュート」を交雑させた品種でややかためな果肉と強い甘味が特徴です。
・紅りょうぜん:「大石早生」と「マンモス・カージナル」を交雑させた品種で、ハートに近い形をしているのが特徴です。糖度が高く果汁も多めです。
・ハニーローザ:小さい果実で、糖度が高く、酸味は少なめで果汁が多いのが特徴です。
・サンタローザ:日本のすももとアメリカのすももを交雑させた品種で世界中で栽培されています。サイズが大きく程よい甘味と酸味が特徴です。
・大石早生:日本で一番多く栽培されている品種です。果肉は柔らかく淡い黄色をしています。
・ソルダム:大石早生についで栽培されている品種です。皮の色は緑色ですが果肉の色は食欲をそそる濃厚な赤です。
・ケルシー:大きなハートのような形をしたすももで、皮は緑色ですが果肉は黄色です。ややかためで酸味が少ないのが特徴です。
・太陽:大きめのすももで果肉はややかたいですが日持ちするのが特徴です。糖度が高く、酸味は強くありません。
・貴陽:かなり大きめのすももで果汁が多く、高い糖度と適度な酸味で人気があります。
・秋姫:サイズが大きめで甘味と酸味が調和している品種です。皮の色は赤や赤紫ですが、有袋栽培されたものは黄色い皮をしています。
・李王:「ソルダム」と「大石中生」を交雑させた品種で、甘味と香りが強いのが特徴です。

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胡桃割り人形
これまでの経歴は、食に関する業務歴16年余り。居酒屋、焼肉屋、デザート工場、野菜工場、スーパーの青果部門、栄養士の学校にもいました。そこでの卒業論文では雑草などの調理方法や効能などを論述しました。これまでの知識や経験、今も勉強していることをブログ上で執筆していきます(^_^)  ユーチューブではテレビではやらない食材の闇の情報、ちょっと変わった食材を初めて料理した動画をアップしています。 https://www.youtube.com/channel/UCCoxlDuKZIQAARun0BfwXug/featured?sub_confirmation=1
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