じゅんさいの下処理と食べ方と栄養とは？: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年04月23日

じゅんさいの下処理と食べ方と栄養とは？

　じゅんさいとはスイレン科の水草の一種です。寒天状のプルプルした膜に包まれており、秋田県ではジュンサイを収穫する姿が夏の風物詩とされています。ほとんどが水分のため栄養価は低く、食感を楽しむ食材です。秋田の特産品ですが近年、中国からの輸入品が増えたことにより生産量は減少してしまっています。

じゅんさいの栄養と効能
・ムチン：胃の粘膜を保護し、肝臓や腎臓の機能を向上させます。老化防止、消化促進にも効果があります。
・食物繊維：腸内の環境を整えるので、便秘や肌荒れの予防や改善に効果があります。

じゅんさいの下処理（下茹で）
・生じゅんさい
　じゅんさいを調理するときは、軽く水洗いして沸騰したお湯で一分間くらい下茹でして冷水で冷やして色止めしてから調理します。
・瓶詰めやパックのジュンサイ
　水を入れたボールなどにあけ酢抜きをする。

＊すでに熱処理されている瓶やパックのじゅんさいは赤みがかっていますが安く購入することができます。生のじゅんさいは綺麗な緑色で食感も良いですが高価です。

じゅんさいの食べ方
　下処理したものを、ポン酢、わさび醤油、酢じょうゆ、酢味噌などをかけて食べます。生姜やネギ、スダチの汁を加えても美味しいです。お吸い物や鍋の具にしても美味しく食べることができます。

じゅんさいの保存方法
　冷蔵庫で保存します。生の場合は鮮度が重要なのでとにかく早く食べてしまうことです。

じゅんさいの旬
　４～９月が収穫時期ですが、４～６月に収穫される「一番芽」が最もゼリー状の部分が多く高級品とされています。

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posted by 胡桃割り人形 at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 野菜

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