アシタバの栄養の効能と食べ方: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年04月22日

アシタバの栄養の効能と食べ方

　アシタバ（明日葉）は房総半島、大島、八丈島など暖かい太平洋の沿岸部に自生している植物です。流通しているものは伊豆諸島や八丈島セ栽培されているものが多いです。食物繊維やβカロチンなどの栄養素がほうれん草よりもずっと多い食材です。青汁の原料にも利用されています。

アシタバの栄養と効能
・カラコン：アシタバの黄色い汁に含まれる成分。強い抗酸化作用と抗癌作用があります。セルライトを解消する効果もあります。
・クマリン：アルツハイマーの予防に効果的な栄養成分です。
・βカロチン：体内でビタミンAに変換され、髪、皮膚、視力、粘膜、呼吸器系の健康維持に効果的です。
・カリウム：むくみを解消し、血液の循環を良くします。高血圧予防にも効果的な栄養素です。
・葉緑素：胃もたれやむかつきに効果的。
・食物繊維：整腸作用があり、肌荒れや大腸癌の予防に効果的です。
・鉄分：冷え性と貧血の予防と改善に効果的な栄養素です。
・葉酸：貧血を改善し、胎児の先天性障害のリスクを低下させます。

アシタバの選び方
　緑色が鮮やかで濃いものを選びます。黄色っぽくなっているものは鮮度が落ちています。切り口が変色していないものを選び、茎が細めの方が柔らかくて美味しいです。

アシタバの保存方法
　湿らした新聞紙で包んでビニール袋などに入れて冷蔵庫で保存します。立てて保存したほうが長持ちします。

アシタバの食べ方
　油との相性が良いので天ぷらや炒め物が人気です。お浸しや和え物、炒めて食べても美味しいです。

アシタバの茹で方
　①塩を加えた熱湯にまず茎を入れ、その一分後に葉までお湯に入れてしまいます。葉は熱湯にくぐらせるくらいでじゅうぶんです。
　②茹であがったら、流水で冷やし水気を絞って使います。流水によってアクやアシタバ独特のクセを抜きます。

アシタバの旬の時期
　アシタバは新芽の部分を食べるので、新芽が出る２～５月が旬の時期となります。

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posted by 胡桃割り人形 at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 葉野菜

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