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2015年04月22日

ビーツ(ビート)の栄養の効能とは?オシャレ野菜の食べ方

 ビーツ(ビート)はカブに似ていますがほうれん草と同じアカザ科の野菜です。色が綺麗なので目でも舌でも食べ方を楽しめます。砂糖の原料である「テンサイ」の中まで野菜の中では甘い部類に入ります。日本では馴染みの薄い食材ですが、ヨーロッパやロシア料理には欠かせません。葉の部分でも炒め物などで美味しく食べることができます。なお、ビーツの色素成分はアントシアニンではなく別の色素成分です。栄養はこの色素成分による老化防止の効能が魅力です。栄養価は葉の部分の方が高いようです。カロリーは生で100g当たり41キロカロリーです。
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ビーツの栄養の効能
・NO:一酸化窒素のことで血流を良くして、血管を拡張させる効能が有り、血栓を予防するので脳卒中、心臓病を予防します。血行が良くなり基礎代謝をアップさせるのでダイエット効果もあります。持久力をアップさせ、疲労を回復する効果もあります。

・食物繊維:善玉菌を増やし、悪玉菌を抑制するので整腸作用がある栄養素です。

・ベタイン:肝機能を高め肝臓に脂肪がつきにくくし肝硬変や脂肪肝を予防する効能があります。

・ベタシアニン:ビーツの赤い色素成分。抗酸化作用があり老化を防止する効能があります。

・べタキサンチン:黄色い色素成分。抗酸化力があり老化を防止する効能があります。

美味しいビーツの選び方
 葉がついたまま販売されているものは葉がみずみずしものを選びます。大きすぎるビーツは中がスカスカであることがあるので、持って重みを感じるものを選びます。

冷蔵庫の保存方法と賞味期限
 葉がついたままのものは付け根から切り落とし、ビニールに入れ冷蔵庫で保存します。根の部分は一週間、葉の部分は2日位が賞味期限です。ビーツを冷凍保存するときは下茹でして、冷めてから皮をむいて適度な大きさにカットしたものを冷凍させます。


ビーツの茹で方
 ビーツ茹でる時は酢を少し加えた水から皮がついたまま茹でます。皮をつけたままにすることで色素の流出を防ぎます。茹で時間は沸騰してから30分前後で竹串が中まで刺されば茹で上がりです。すぐに冷まさず、鍋に入れたまま自然に冷めるのを待ちます。この時の余熱でも火が入っていくので、中まで簡単に串が刺さるようだと茹で過ぎです。

美味しいビーツの食べ方
 ビーツといえばやはりボルシチ。いろいろな野菜や肉と煮込んで食べるロシア料理です。皮をむいた生のままか、下茹でして皮をむいたものをサラダやバーニャカウダー、塩コショウとオリーブオイルでシンプルに味付けしても美味しく食べることができます。一個丸ごとをアルミホイルで包んでオーブンで焼くのも美味しい食べ方です(*^_^*)スープにするととても綺麗で、牛乳や生クリームを加えるとピンク色のスープができまするんるん
 
家庭でも栽培しやすい
 ビーツは収穫できるようになるまでの期間が3ヶ月と短く、プランターでいいので栽培しやすいです。栽培に適した気温が15から20度なので、種まきは3〜4月、9月頃にします。

ビーツの別名
 「火焔菜(カエンサイ)」「テーブルビート」「ビート」「ビートルート」「ベトラーブ」「ベートラブ」

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胡桃割り人形
これまでの経歴は、食に関する業務歴16年余り。居酒屋、焼肉屋、デザート工場、野菜工場、スーパーの青果部門、栄養士の学校にもいました。そこでの卒業論文では雑草などの調理方法や効能などを論述しました。これまでの知識や経験、今も勉強していることをブログ上で執筆していきます(^_^)  ユーチューブではテレビではやらない食材の闇の情報、ちょっと変わった食材を初めて料理した動画をアップしています。 https://www.youtube.com/channel/UCCoxlDuKZIQAARun0BfwXug/featured?sub_confirmation=1
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