岩沼は麺組の跡地に出来たラーメン屋さん。事前情報によると、鴨出汁ラーメンを出すらしい。名取の人気店「いぶし」で修行した方の店らしい。
なんかアドバンテージ高くて、オープン早々に人気店になっちゃってんじゃないの?と言う先入観を持ってしまい、なかなか行けませんでした。
たまたま店の前を通りかかったら開店時間を過ぎているにもかかわらず駐車場が空いていたので、いい機会とばかりに初入店。
券売機制で鴨出汁ラーメンの食券を購入。780円。お値段高めだが、鴨出汁だから原価がかかっているし仕方ないか?
店内に入ってビックリしました。麺組の面影は皆無。白を基調とした清潔感のある内装で、小物使いもオシャレ。ラーメン店と言うよりもカフェといった印象。テーブル席は3席かな?カウンターは6席?麺組時代に比べるとキャパシティは小さくなっています。厨房は男性2人、フロアは女性2人の体制。フロア担当の女性はどちらもお美しく、それだけで通う理由になります(笑
食券を渡す際に醤油か塩かを選択します。お勧めを伺ったところ醤油とのことでしたので、今回は醤油でオーダーしました。
11時から開いているので、はじめのうちこそ空いていましたがラーメンを待っている間に続々とお客さんが入ってきて、すでにある程度の認知度は確立しているようです。
ラーメンは、今風の朝顔型の丼で着丼。この丼はスープをあおれないから好きじゃないんだよな。店にしてみればスープの量が少なくて済むメリットはあるんだろうけど。トッピングは白髪葱、セリ?、太メンマ、鴨チャーシュー、豚チャーシュー。白髪葱は太めに刻まれているのでシャキシャキ感も残っていて、良いアクセントになったと思います。太メンマは一昔前に流行った印象かな、サクッと柔らないタイプでもないので再考の余地有り。鴨チャーシューは小さいけど噛み応え有り、こういう部分で他店と差別化するのは大事ですね。豚チャーシューは薄くて、印象も薄い感じ。
麺は全粒粉入りなのかな、茶色い麺で、さらに表面にツブツブも見えます。細いストレート麺でツルツルだけどモチモチ感は薄い。蕎麦と中華麺の中間みたいなイメージかな。麺量は普通。食べた感じは、見た目ほどの違和感はなく普通に美味しくいただきました。
スープは鴨出汁を効かせているようで、独特な味わいを感じました。と言っても、鴨が主張しすぎているとか、独特すぎて食べづらいとかではなく、いわゆる食べ慣れた魚介出汁や鶏出汁スープの味わいとは異なるもののラーメンのスープとしてはちゃんと成立しています。とは言え、セリ鍋でいただく鴨肉・鴨出汁ほどのインパクトはなし。やはりラーメンはラーメンということか。
美味しくいただいたのですが、柚子ピールが浮いていたのが気になりました。このスープに柚子は合うのか?個人的には柚子なしで鴨を最後まで主張した方が良いような気がしました。
他に塩と味噌もあるので、是非食べてみたいです。
11:00〜 月曜定休
岩沼市中央4丁目12−15
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