「おっぺしゃん」の毎月10日が凄い混雑なので、おそらく哲麺も同様と覚悟して行ったのですが、意外とそうでもありませんでした。390円ラーメン以外のメニューをオーダーしているお客さんも沢山いて、あまり認知されていないのか、それとも390円に魅力がないのかと心配になってしまいました。
こちらのラーメンは少なめの設定になっているので、替え玉は必至です。券売機制なので、ラーメンの食券を購入すると同時に、早々に替え玉の食券も購入。替え玉50円は良心的です。基本のラーメンも、量が少ないとは言え普段でも500円ですから抵抗のないお値段ではあります。その代わりと言ってはなんですが、その他のメニューとトッピングが結構高めの値段設定となっています。
食券を渡す際に醤油・塩・味噌のいずれか、麺の茹で加減、スープの濃さ、油の量を訊かれるので、醤油・麺固め・スープ濃いめ・油少なめでお願いしました。
店内はボックス席もカウンター席も結構席数があって、キャパは十分です。大混雑というほどではありませんがそれでも半分以上の席は埋まっていたので、着丼まではちょっと時間がかかりました。
見た目はイメージ通り、過去の記憶通り。博多系トンコツラーメンではなく、東京トンコツラーメンだそうですが、スタイルは博多系トンコツラーメンのそれに限りなく近いです。白濁スープにザックリした極細のストレート麺。トッピングは小口葱、キクラゲ・チャーシュー・海苔ですが、値段相応というかチャーシューは薄いし全体的な量は申し訳程度しか入っていません。これは博多系トンコツラーメンとしては想定内。卓上の紅ショウガと辛子高菜を大量にぶち込んでかさ増しします。
1杯目はあっと言う間に食べ終わるので、食べきる前に替え玉オーダーです。こちらも麺固めで。1杯目の提供になんであんなに時間がかかった?と思うくらい素早く替え玉提供。今度はスリ胡麻とニンニクを入れて、さらに味を変えます。この味変のバリエーションの自由度の高さがトンコツラーメンの真骨頂。
替え玉して1杯よりもちょっと多いかなといった満足度。いつも大盛りを食べている人は替え玉2回くらいいけそうです。オープン当初に比べると麺量が微妙に多くなったような気がしないでもないのですが。
本格的な博多系トンコツラーメンに比べれば「なんちゃってトンコツラーメン」感は否めませんが、それでも十分美味しかったしコスパを考えれば満足です。トンコツラーメンが食べたくなったらまた来よう。
11:00〜 無休
名取市田高字原271
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