メニューは味噌ラーメンのみ。だから、寒くなったら行こうと思っていたら、いつの間にか寒い時期を通り過ぎてしまった。そもそも角田まで来ないし、角田まで来ると「きく屋」に行ってしまうので、なかなかこちらにお鉢が回ってこない。が、今回はこちら方面に仕事があったので「ヤナハラ工業に行く!」という強い意志を持って訪問しました。
ナビがないとなかなか行きづらい場所ではあります。H2ロケットの近く(笑
路地の奥ですが、入り口にラーメンの幟が立っているので、それが目印になります。こんなところに?と思うところに、またしてもラーメンの幟が!
知っている人には説明はいらないと思いますが、何がユニークかって社員寮の食堂が一般向けにラーメンを提供しているのが面白い。しかも、結構評判が良い。事前情報通り、寮の入口に「いらっしゃいませ」ののれんが!
三和土で靴を脱ぎ、スリッパに履き替え、目の前の長テーブルで料金を払い札を受け取り、長テーブルを並べた会議室のような部屋でラーメンの到着を待ちます。私が入った時に二人、食べ終わって出るところで、食堂では二人食事をしていました。非常に殺風景な部屋で、ここでラーメンをすするなんて、とってもシュール(笑
味噌ラーメンが750円、今回いただいた辛味噌ラーメンが800円。
提供されて知ったのですが、辛味は辛味噌ではなくラー油と粉唐辛子でした。で、卓上にはラー油と粉唐辛子が・・・。え?だったら普通の味噌ラーメンにして辛くしたかったら卓上調味料を加えればいいじゃん(笑
しーくーじーったーーー
見た目は粉唐辛子がまぶしてあるので、真っ赤です、とても辛そう。よくかきまぜて食べてみると、やっぱり辛い(笑
トッピングは白髪葱、炒め野菜、チャーシュー、挽肉、胡麻。炒め野菜はほとんどモヤシ。チャーシューは巻いたバラチャーシューで、うすくて柔らかくてほろっと崩れるタイプ。いずれも味噌ラーメンにマッチしています。卓上にレンゲの他に穴あきレンゲもあるので、挽肉を最後まですくうことが出来て便利です。
麺はウエーブのかかった黄色い中太麺。ムニュンとした食感で、このテの味噌ラーメンにはやっぱりこれでしょう。スープとの絡みも良く、美味しい。麺量は普通かな。しっかり食べたい方は大盛りにするかライスを追加した方が良いかも。
スープは辛味が強くてベースがよくわかりませんでした。やっぱり普通の味噌ラーメンにして途中で卓上の辛味を追加した方が良かったですね。麺組や玄龍の味噌ラーメンに近いテイストで、私の好きなタイプ。旨味が強くてコクがあります。油が気になりましたが、食べている時はそれほど意識せず。油が合わないと夕方に胸焼けや胃もたれがあるのですが、こちらの油は相性が良かったようで食後の不快感はなし。それだけでも個人的には大絶賛です。
行列覚悟で麺組や玄龍に並ぶか、わざわざ遠くまで足を運んでヤナハラ工業まで来るか、悩みどころです。
個人的には辛味噌ではなく普通の味噌ラーメンにして、その旨味をしっかりと吟味すべきだと思いました。刺激が欲しければ後から卓上の辛味を追加してもいいんだし。
意外にも美味しい味噌ラーメンで大変満足しました。こっち方面に仕事があれば、また寄ってみたいと思いました。
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