住所で言うと大手町になるようです。裁判所の前の通りを評定河原球場の方に降りていった先にあります。以前通りすがった時に見つけて、気になってはいたのですがなかなか機会に恵まれず、ようやく行くことが出来ました。
正直言うと、カツ丼を食べようと思って行ったのですが、隣の蕎麦屋にもカツ丼の幟があり、どちらにしようか迷ってこちらを選んだ次第。
駐車場はあるのですが、店から離れており、またわかりづらい場所なため、店の前に駐めてもいいよ、との事。大丈夫か?
店内は四人掛けテーブル席のみ四卓の構成。相席必至。かつどん家とは言うものの、揚げ物全般を扱っているようです。
注文は当然、カツ丼700円。前に団体さんが入っていたので、結構待って提供となりました。
見た目からして、期待通り、教科書通りのカツ丼。美味しそう。ふわふわトロトロの卵、タマネギも柔すぎず固すぎずタレも浸みています。肉は必ずしも厚いとは言えませんが、それでも十分な厚さと柔らかさ。値段相応、いや値段以上に美味しい肉でした。
ご飯の盛りも申し分なく、タレも甘すぎずしょっぱすぎず、いい感じです。シンプルなカツ丼で、美味しくいただき満腹になりました。
お店のご主人もとても腰が低くて丁寧で、気持ちよく食事が出来ました。逆にこっちが恐縮してしまうほど。良いお人柄が滲み出ている感じです。
いかんせん残念なのは禁煙ではないこと。いくら禁煙でなくても相席の客がいて、お昼時でみんなご飯を食べているのだから煙草は吸わないのが常識というもの。喫煙者の常識は「禁煙でなければどこで煙草を吸ってもいい」という、甚だしく非常識なものだから困る。私の相席者ではなかったし、私はすぐに食べ終わったタイミングだったので、被害は大きくはなかったけど。
体質なのか年齢なのか、最近特に油の耐性が弱くなっているのですが、こちらのカツ丼は時間が経っても胃もたれ・胸焼けせず。油の相性がよかったと見えます。貴重なお店なので(笑)また来よう。
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