開店直後の訪問でしたがすでに満席。しかし以前のような外並びのような行列はなく、店内で待つことができました。
以前はパン屋さんだったかな?客席の作りは、そのまんま、そんな感じ。テーブル席は4卓、カウンターは10席くらいかな。
券売機制で、麺メニューはらーめんと海老そば。今回いただいたのはらーめん。予備知識として、「とがし」の元店員が独立した店で、メニューもとがしテイストと聞いていました。
先に食券を渡していたので、着席後はそれほど待たずにらーめん登場。
スープは濃厚なトンコツ醤油。コッテリ感というか油っぽさはあまり感じません。魚出汁もないのかな?とがしの鰹・海老・辛味といったアクセントを取り除いた、ベースとなるスープをそのまま使っているような印象。トンコツ以外では生姜を強く感じました。このアクセントがスープを引っ張っている感じですかね。それでも後半、ちょっと飽きてくるので、味変調味料が欲しいところです。ニンニクとか魚粉とか辛味とかあれば、それはそれで面白みが出るのかも。
麺は断面の丸い、白くてストレートな中太麺。見た感じ、もっとスナック感があるのかと思ったのですが、意外とモッチリした麺で、詰まり加減はとがしを踏襲してるのかな?麺自体はとがしのそれとは異なりますが、スープとの相性は悪くないと思います。
トッピングはオーソドックスに葱・メンマ・チャーシュー。チャーシューはローストビーフのような薄切りですがしっとりした食感で、他でお目にかかれないタイプ。これはこれで面白いですね。これが1枚ではちょっと寂しいです。せめて2枚は欲しいところ。
総じて、悪くはありません。とがしグループではありませんが、とがしの派生店として比較されるのは仕方がないところ。でも、それでは可哀想な気がします。とがしっぽさはあるかもしれませんが、とがしの代わりにはなれませんので、「ONE」としてのステイタスを確立できるように頑張ってほしいと思いました。
カウンターは席の間もゆったりしていて、ゆっくり食事ができます。結構回転も早いので、満席でもそれほど待たずに食事ができます。
次回はもうひとつの麺メニュー、海老そばをいただきたいと思います。
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