入口に、無化調である旨の但し書きがあります。あまり良いイメージのない立地ですが、期待できるかな?という思いで入店。
カウンターとテーブルとこあがりもあり、あらゆる客層に対応できそうです。ただ、基本的にこあがりは子供連れ用、グループはテーブル、一人客はカウンター、という「お店ルール」に忠実に案内されます。
醤油ラーメン650円ですが、ランチセットはこれにご飯ものが付いて750円。ご飯ものは、ホタテバター飯、チャーシュー丼、ミニカレーから選べるので、なかなかお得感あり。しかもセットに100円プラスでギョーザを追加することもできます。
今回いただいたのはミニカレーのセット。
約8割くらい入りの割りには、結構早く提供となりました。
スープは魚介系の出汁がメインなのかな?無化調なので味にハッキリとしたインパクトがあるわけではありませんが、ふんわり香る優しいスープという感じ。一口目は印象が薄いですが、二口三口と飲み進むにつれて、旨味がじんわりと染みてくる感じです。なかなかふくよかなスープで、良い出来だと思います。
麺は白い細ストレート麺ですが、これは中太麺を選ぶこともできます。個人的にはこのスープなら細麺の方が相性良さそう。
トッピングは刻み葱・白髪葱・針唐辛子・メンマ・ナルト・チャーシュー・海苔と、非常に豪華。特にチャーシューは厚さこそないものの丼の半分を覆いつくすほどの大ぶり。ですが、大きいだけで特徴がなく、あまり旨味が入っていないのが残念。
全体的に、とても頑張っている印象を受けますし、値段の割りには食べ応えがあると思いました。
セットのカレーは、ラーメン屋さんのカレーは結構アタリがあるので試しに食べてみたのですが、アタリと言えるほどではありませんでした。
難があるとすれば、まず従業員のオペレーション。私の時はそうでもなかったのですが、他のお客さんを見ているとセットのご飯ものの提供が遅れたり、ギョーザのタレ皿を持ってきていなかったり、まだまだ不慣れさを感じました。やはり新店なのでしょうか?
それと、非常に残念なのですが、喫煙店でした。背後で「カチっ」と音がしたので「え?」と思ったら煙草の臭いが漂ってきました。あらためてカウンターを見ると灰皿が置いてありました・・・・これは大きなマイナスポイント。いくら「無化調」と、こだわりを謳っても喫煙を許可している時点で、まったく説得力がなくなります。すべて台無しです。客の健康と快適な食事を提供する志があるなら、禁煙は当然でしょう。喫煙する客に限って、食後もいつまでも居座っているし。
せっかく美味しいラーメンなのに、本当に残念です。禁煙店になったら、再訪してみたいと思います。
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