2016年08月26日
不登校中1の2学期がスタートして思う事あれこれ
新学期が始まりました
夏休みに全部に宿題を終わらせることが出来なかったからか、また決心がつかずに始業式の日を迎えてしまいました。
やり終えてなくてもいいから、スタートするために行ったら、とアドバイスをしていましたが、当日朝も起きてこず。
また布団の中で迷って嫌になってしまったようです。
本人は行かなきゃ何も始まらないし、ここでの新しい生活が充実していかないことも十分理解しています。
なのに、スタートがきれない・・・
人の中に入って行くことをしないとモヤモヤした気持ちはなくなりません。
漠然とした不安や充実感のなさは解消されません。
受けいれる側は、それほど重いことに感じていなくて、たぶんすんなりと輪の中に入れてくれると思うのに。
自分をわかってくれる同年代が身近にいるだけでも、今までの引きこもった生活が一変すると思うんですけど。
まだ、力が湧いてこないようです。
夏休み中は、与えられた宿題のプリントを全部こなすことに目標を置いたらしく一生懸命取り組んでいました。
しかも、自分から積極的に机に向かって、一枚一枚終わることに達成感も感じているようでした。
だから、そのプリントを遅れてでも提出できるようにしたいと担任に伝えてあったのですが、その返事は意外にもあっさりしたものでした。
提出しなくてもいいですよ、で終わり。
提出する必要のない宿題に戸惑い
他の子は夏休み中の宿題をもとに、新学期早々にテストを受けていました。
そのための宿題なので、もともと提出することにあまり意味がないようです。
長男は、もちろんそのテストを受けていませんから、ただ提出しても意味があまりないそうです。
しかも、提出することが評価につながるわけでもないから。
基本、授業を受けないとどうしようもない教育システムなんだって改めて実感。
横並びのことを出来ていないと、すでにふるいで落とされる人間の扱いをされることに現実の厳しさを感じました。
行けない状況の子供でも、少しでもその子の努力を認め実績として残すこともしてくれない状況に幻滅した気持ちです。
親として、最初から苦難の道を選ばせる選択はしたくはないですが、このまま登校できなくても世間的に認めてもらえる実績を自分たちで作って行く努力をしなきゃならないと考えています。
公的な協力を期待するのは無理だと実感
それは、自宅で中学の勉強以外の知識も身に付け、独自のスキルを磨くこと。
広く浅く全部の教科を勉強できなくても、好きな科目は自信を持てるぐらいにしておく。
中学に行けなくても、ひとりの人間として生きていくスキルをもっていればいいんです。
自分で生計を立てて、自活していける人間になればいいんです。
その過程が人と違っていてもいいんじゃないかと思っています。
なので、高校も通信で卒業資格をとることも検討中。
それよりも、好きで打ち込めるものを見つけてほしい。
そのために努力することの充実感や楽しさを知ってほしいと思います。
親としても、そのために知識を身に付けることには協力を惜しまないつもりです。
現状の教育制度の中では、普通からはみ出てしまった子が救われる機会は、社会的に少ないです。
特に地方はひっそりと知られずに息をひそめるしかないことが多いと思います。
でも、可能性がいっぱいある子供ですから、教育制度や公共機関の協力がないなら自分で切り開くまでです。
道は閉ざされてはいないと思いますから、一緒にいっぱいあがいてみようと思います。
その中で生きる強さを身に付けて行ってくれれば、知らず知らずに脱出出来ているものではないかと希望を抱いています。
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