シングルマザー始めました。

隠さずに正直な気持ちを打ち明けます。

あの元上司から受けたパワハラのことは・・・
「なんでもないこと、過ぎたこと」と割り切ろうとしていることに、ほころびが出てきています。
すごく傷ついて、恐怖を感じて、自分を殺していたことは、なかったことにはできなかった。

日に日に感情に起伏が激しくなって、見ぬふりをして誤魔化していることが困難に。

家族にもこんな感情を吐き出せないから、昼間の一人の時間にわぁーーとしまい込んでいるものが襲ってきます。
昨日は、逃げだしたい衝動に駆られて、元同僚に連絡をしてみました。
「未だに、あの時に記憶がぬぐえずに次に進む気になれない」弱音を吐いてみました。

すると、私より後に辞めた元同僚も、同じ症状で毎日苦しい状態だと。
私より２週間後に辞めているのですから、あの異常なパワハラを一人で耐えていたのです。
元上司に同調して、年下のあの密告者にまで馬鹿にした態度を取られていたそうです。
全部1人で耐えた彼女は、私よりひどい状態に感じました。

このまま家の中に閉じこもっていることは良くないと、癒しを求めて会うことにしました。
たぶん、ただの傷になめ合いなんでしょうけど、それで前に進めるかもしれないならそれでいいんです。

あの酷い状況は、味わったものにしかわかりません。
どんなに酷いパワハラだと人に伝えても、元上司のあの口調、目つき、一日中あら探しをされたり、大事なことになると無視されたり、それに同調する同僚の冷めた態度・・・どれも伝わらなくて虚しさだけがつのります。

「愚痴、悪口、不平不満をいうと幸せが逃げていくよ」って言われます。
だけど、言わなきゃ吐き出さなきゃ、自分を消し去りたい衝動が襲ってるくるんです。

二人で５時間ほど話しました。
会うと安心感から笑顔も出ます。
楽しい話、前向きな話、次にしたい仕事の話、前向きな会話になれます。
本当は私たちってこんな前向きな話をしていたよね、と思います。
お昼休みにも、彼女とのおしゃべりは話題も豊富で、会話が弾みすごく楽しかったのです。

まだパワハラの餌食になっていなかった時のことを思い出しながら。
ターゲットになりパワハラの対象になってからは、私たちのお昼の会話までも監視されるようになりました。
何もかもが気に入らなく、鼻についたのでしょう。

「ダメなもの同士だから、話が合うんだ」とか
「よくあんな奴と仲良く話ができるな」と、理不尽な罵倒をされたものです。

今の状態で心療内科を受診したら、絶対に何かの病名は付けられるでしょう。
でも、私は自分であがいて立ち直りたいんです。
そのあがきの一つとして、吐き出すってことをしなきゃいけないと思っています。
まだ、こんなことの繰り返し、繕って前向きな話ばかりは変ですもの。

でも、悪口ばかりじゃなく、元同僚から次へ進むヒントをもらってくることもできました。
私が経験したことのない職種についていた人なので、今後の仕事選びの参考に体験談を聞いてきたのです。
こんな状態でも仕事探しはしていますから、気になる職種のことに詳しい彼女の意見は貴重です。

「ダメなもの同士だから、話が合うんだ」とか元上司には馬鹿にされました。
でも彼女には、元上司なんかにはない聡明さと冷静さがあります。
何より人のために役に立つために何をするべきかという、根本の真面目さがあります。

酷いパワハラを受けたことで、あの元上司のいう通り「自分はダメ人間なんだ」と思い込まされている今。
そんなことを言う人は、後にも先にもあの人だけ、そんな変な人のおかしな意見は無視しまきゃ。

元同僚と話してそんな気持ちが、少しですが湧いてきました。
好奇心旺盛で、前向きな自分を取り戻せるように、焦らずに行きたいと思います。