肺の機能の低下・・・息苦しい母の限界: 癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

2016年08月10日

肺の機能の低下・・・息苦しい母の限界

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動くと息苦しい

1～2日前まではトイレに行ったり、キッチンに立ったり
入浴の時でも、酸素吸入のチューブを外しても
それなりに動くことが出来ていた母。

それまでは、息苦しい以上に下半身のむくみが
母の動きを阻害していました。
肺だけではなく、腎臓にも影響が・・・。
転移か・・・不安が過ぎる。

むくみを何とかすれば、もう少し動きやすくなり
身の回りのことが出来るようになるであろうと、
毎日欠かさずリンパマッサージを続けていました。
しかし効果は一向に現れず・・・。

しかし、今の母はちょっと違う。
カーテンを閉めるだけで息苦しい。
気が狂いそうでどうにかなりそう・・・だと・・・。
肺機能がかなり低下している・・・。

トイレに行く時も息苦しいし、ズボンを降ろすにも
かなりの労力が必要な上に、下半身がむくんでいる為に
ズボンを降ろすことさえままならない状態。
そして、濡らしてしまったズボンを履き替える。
その各工程で、発狂したくなるほど息苦しいのだと言う母・・・。

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ベッドで・・・

まず、ベッド到着して腰を下ろしてしばらく休憩・・・
横になるために体を倒して、体制を整える過程で
かなりの息切れ・・・

肺がん症状と服用している薬の影響で
喉の乾きが半端ない母は、息を切らしながら
・・・お水欲しい・・・
手渡してもすぐには飲めない。
呼吸を整えて、少しずつ口に運ぶ。

息苦しいそうに肩で息をしながら
心の叫びがうなり声となって口からこぼれる。
ん～・・・ふ～・・・う～・・・
観ているこっちが息苦しい・・・。

3分ほどすると落ち着いてきて
呼吸音が静かになる・・・。

と同時くらいに、母は眠りに入り
やがてぱっくりと大きく口を開けて、
肩で息をしながら、苦しそうな表情ではあるが
比較的穏やかに眠りにつく母を見ながら
胸が苦しくなる私・・・。

この日急遽病院へ連れていくことになったのは言うまでもありません・・・。

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posted by satorich at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 末期の肺がんになった母

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