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2015年05月12日

抗がん剤治療の恐怖に怯える母!肺がん治療開始直前に自宅で一泊、心の準備を。

抗がん剤治療を3日後に控え
抗がん剤治療の恐怖におびえる母への気遣いもあり
1泊2日で一時帰宅をすることになった。
 
迫りくる未知の恐怖と自分の心に活力を戻そうとする士気とが
入り混じった、何とも複雑な心情が見え隠れしているさまをみていると、
とてもとてもとても心苦しい。

無理もない、医師から治療開始に伴う一連の怖い説明を聞き
同じ病棟にいる抗がん剤治療経験者からの余計な?アドバイス

これだけでお腹いっぱいである。

それでも母は、帰宅当日の朝から元気で、朝食も完食して着替えなど
身支度をてきぱきと終えてそわそわしながら病室で待っていた。

病院から出る足取りも軽く、お昼ご飯は何にしようか・・・などと、
リラックスした様子で家路についた。

到着して間もなく、施設に預けている「父親」も一時帰宅申請をして
久しぶりの夫婦ご対面も実現できた。

「父親」も病床に倒れ今では「要介護度5」で、入院するまでは
母がずっと面倒を見ていたのである。
その母が末期の「肺がん」を患ってしまった。

いまでもなお、父の面倒を見たい気持ちはあるようですが・・・。


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心の葛藤

何気ない日常を過ごした母は、元気を取り戻したかのようにうかがえる反面、
時折みせる不安げな表情を隠すことはできない。

帰宅中の食欲は、病院にいる時とは比べ物にならないほどよく食べる。
「病は気から」というが、放射線治療による副作用も、半分は「気」からなのではないか?
と思わせるほど。

夜には病院に戻らなければならない
時間が経つにつれ、母のソワソワは「度」が増していく。

落ち着きがなくなり、あっちをウロウロこっちをウロウロ・・・といった感じで。
病院に戻る=抗がん剤治療開始の恐怖

このプレッシャーが・・・恐怖心が「母の心」を押しつぶそうとしている。

母をそっと抱きしめてあげた
ソワソワ、ウロウロしている、そんな母を見ていられず
そして掛ける言葉も気の利いた言葉も出てこない。

次の瞬間私はそっと母を抱きしめていた。
「大丈夫だから・・・」と一言添えて・・・・。

母は涙ながらに「やめてよ〜・・・わかったから・・・」
ほんの数秒の出来事でした。

母はすぐさまトイレに入り「号泣」していました。
まるで、泣きじゃくる子供のように「えーん、えーん」と。

廊下中に響き渡る鳴き声を、痛切なおもいで聞いていました。


いよいよ明日・・・抗がん剤の投与・・・ここまで充分頑張ってきた母。
「踏ん張って欲しい」


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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