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2015年12月28日

一人ぼっちの闘病

家族がそばにいてくれれば・・・
娘が毎日のように顔を出してくれていても
息子が献身的な看病をしたとしても、寝るときは一人ぼっち。

病気を患っている母は
部屋で一人ぼっちになると
寂しさと不安と恐怖に襲われている。
母はその心の心境を手帳に綴っている。

むくみ始めた体は悪化の一途
身体が重い、動けない、何もできない、
自分のことが・・・何も・・・

夜が長い・・・夜が来るのが怖い、
苦しくて眠れない、部屋には一人ぼっち、

一人ぼっちで涙を流した回数は数え切れないほど・・・
頑張りすぎても、時にはそれが仇となり
自分を追い込んでしまう。


家族が、みんなが優しすぎるから・・・
それが逆に「迷惑を掛けてごめんね」という詫びの
言葉が頭を駆け抜ける・・・。

感謝と詫びが交錯するようになると
気持ちの浮き沈みが激しくなり、
前向きになれる時とそうでない時がはっきりする。

勇気が出ると悲しい涙は出てこないのに、
悲しい涙が出ると勇気が出なくなる。

主治医の・・・家族の・・・友人の・・・
みんなからの励ましの言葉が勇気をくれるし
それを言ってくれることを期待している自分もいる。

しかし、心が弱ると、その励ましの言葉にさえ
疑問や疑惑を抱くようになる。
それは同時に自分を信じることが出来なくなってしまう。

心がすべてを支配していると言っても過言ではない。
心のコントロールさえ出来れば・・・
この苦痛と悲しみを乗り越えれば、きっともっと強くなれる。
そうすれば、今よりもっと心のコントロールが出来る
ようになるはず・・・。

ここまでこんなに頑張ってきた母・・・
もっと頑張らないといけないのか・・・。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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