末期の肺がんとむくみ: 癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

2015年12月19日

末期の肺がんとむくみ

依然としてむくみとの闘いが続いています。
母がむくみに気が付いてから1か月が経ちますが、
以前のようなほっそりとやせ細った母ではなく、
どちらかというと健康的にさえ見えるその容姿。

ひとたびズボンのすそをめくれば、むくんでいる
ということは一目瞭然です。
特に、膝周りと足の甲付近は不自然に膨らみ、
風船人形のように見える日もあるほどです。

むくみ具合は日によって違いますが、
むくみが完全に引いたことはありません。
ただ、母が楽に感じる日と、そうでない日は
ハッキリと分かれていて、それはリンパマッサージの
やり方によっても左右されるということがわかってきました。

やはり、素人でも1毎日か月間続けていると、なんとなくで
要領やコツなどもわかってくるものです。

ポイントは、ふくらはぎにあるのかと思われます。
むくんだ脚は、さすっているだけでもかなり気持ちが
良いのだそうですが、それ以上の効果を生み出さなければ
ただの気持ちの良いマッサージで終わってしまいます。

それでも意味はありますが、やはり最終的にはむくみがなくなり
普段通りの動作が出来るようにさせてあげることが最終目的です。

脚を高い位置に上げておくだけでかなり楽になるために、
椅子に座った状態で、足を椅子より少し高めの台に載せたままの
状態でマッサージをする回数が増えていました。

その裏には、母が移動すること自体に億劫を
感じている実態もあります。
やはり末期の肺がん・・・体を動かすことがきつい・・・
そこに付け加えて下半身のむくみも重なれば、更に腰が重たくなる。

しかし、リンパマッサージの効果が発揮されるのは、脛（すね）側
からではなく、裏のふくらはぎを重点的にリンパマッサージした方が
良い結果がでることがわかってきました。

足首からふくらはぎ、ひざ裏を通ってふとももから
おしりの付け根まで
手のひらと指先をすべて使って這うように、
そしてリンパをしたから上へと流がすようなイメージで、
下から上へ、を繰り返すだけ。

それだけでも、母には十分な効果が現れることが分かったのです。
本人が一番その違いを体感していますので、ベッドに腹ばいになる
動作が大変ですが、今日からはこの方法でリンパマッサージを施術
してあげようと考えています。

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posted by satorich at 10:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 末期の肺がんになった母

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