タイトルは「シオコイ」。
ロゴによると「塩恋」だ。
なんとなくニュアンスが伝わるタイトルだが、「※このゲームには恋愛要素が一切含まれていません。」との警告文にもあるように、「シオコイ」には、恋愛要素が無いんだよねえ
定義としてはギャルゲーだが、恋愛ゲームではない
ロゴにはハートマークがついているが、ストーリーにはハートがない
この手のゲームでは恋愛ではないといいつつどう見ても恋愛だということが度々あるが、本当に恋愛ではない
▼それはなぜか?
……
…
もしかしたら作者の狙いではない私の独自解釈かもしれないし、しかしこう解釈することで「シオコイ」のオリジナリティを最大限昇華出来るものでもあるんだが、このゲームってね…
ギャルゲーではかなり稀有な設定として…
…
……
主人公が嫌われ者なんだよ
モテない、ではない。
もう明確に嫌われてる。
嫌悪されているんじゃないかと、そう解釈した。
女の子たちはタイトル通り塩対応だし(厳密には恋じゃないので、「塩恋」ですらない)、ルートによっては、かなり嫌悪感を露わにしてくるんだよね
まあ本当に嫌な相手にはそもそも話しかけないだろうけど、それについても一定の説明がされているし、やはり私の目には、ヒロインたちに嫌われている、なんとも斬新な主人公に映った(「友達を遊びに誘う」で「全員」から断られたり、男子もかと察する)
人間的にだいぶアレな奴で、とあるルートでは、そんな人間性がクローズアップされているしね
▼最大の長所は、ハイクオリティな作画かな。
どの女の子も可愛いし、恋愛ではないものの、気に入るヒロインが1人はいるんじゃない?
サムネの女の子たちも、可愛いでしょ?
▼1つ駄目出しすると、ゲーム攻略に必要な情報は、ゲーム中に入れて欲しいことだねえ…。
何度やってもメインヒロインが登場しないので、お手上げ状態。
フラグを立て「そのまま帰宅」すればいいと読んだが…
何度やっても、出ない。
エンドリストに答えが書かれているが、
これは自力じゃどうにもならない奴じゃない?
どっかにヒント、あったっけ?
見落としでなければ、ゲーム中の文言などで、ヒントが欲しかったねえ…
時間を無駄にしてしまった(私は基本、自力攻略派)
評価B+
70点
なんともエキセントリックで世にも珍しいギャルゲーと解釈しました。
お気に入りは、黒髪ロングのメインヒロインです(あえて名前は伏せる)。
メインヒロインというか…前記の通り、実は隠しヒロインですけどね。
一風変わったギャルゲーがやりたい人には、おすすめの良作です。
【フリゲレビューブログ小話】
▼先日レビューした「夏の少女 〜boy meets girl this summer〜」だが、なんと真エンドがあるという。
Q:タイトル画面の「cgmode」「staff room」「extra」が動きません。バグですか? それともバクですか?
A:申し訳ございません。バグでもなければ夢も食べません。
一度ゲームをクリアしたあとにもう一度「start」から物語を始めると真のエンドが開放されます。その真エンドを見たあとに
「extra」を通過すると「cgmode」「staff room」がお楽しみいただけますのでお試しくださいませ。
「cgmode」「staff room」「extra」がクリックできないのはまたバグだと思っていたが、そうではなかったようだ。
スマホ画面で終わるエンディングをずいぶん簡素と思っていたが、まさか10時間はかかるゲームを、2周もさせるとは。
▼…気を取り直して、再スタート。
……追加シーン(かな?)を読みながら、スキップすること数十分…
…
…えぇぇえ…???
普通に終わっちまったぞ…?
真エンドは?
なにかミスったか…?
面白いと評価しつつも、寒いシーンをちょいちょいスキップしてたのが悪いんだろうか?
「囚われ人の献身」もフリーズしてしまうが、こちらはバグらしい(クリア後レビューするつもりだったが、保留)
…
2作とも変な形での中断となってしまった。
早く全貌を解き明かし、すっきりしたいですねえ…
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