運よく募集に受かった"あなた"は、挑戦者としてクール系アイドルの少女と野球拳をすることになった……
▼「現役JKアイドルと野球拳」の続編。
基本的なゲームシステムは前作を踏襲しており
解説の繰り返しになるため、割愛するね。
知らない人は、まずはこちらから読んでね。
https://fanblogs.jp/katananana/archive/1654/0
▼長所と短所がハッキリしているため、
まずはガッカリしたところから、書いてしまおう。
良い話と悪い話は、悪い話から聞かせよう。
結論からいうと…
続編として評価する場合、
ヒロインに「クールなアイドル」というキャラづけをしたのは、失敗ですわ。
いや「失敗」というと、語弊があるな…
ただ少なくとも、タイトルにするほど強調することではないかな。
…いや、だってさ。
「現役JKアイドルと野球拳」のヒロインだって、十分すぎる程クールだったじゃん。
だからイマイチ、ヒロインの個性が代わり映えしない。
だからそこに、ガッカリした。
やってみるとキャラクターデザインこそ変わっているものの、
ヒロインから受ける印象がほぼ同じなんだよね。
勝利後のおたのしみ会の態度も、ほとんど同じだ。
▼製作としては「現役JKアイドルと野球拳」「クールなアイドルと野球拳」というタイトルに
深い意味はないかもしれないが、まあ少しばかり、期待とは違った。
▼次は、良い話。
逆に前作から改善された長所として、プレイ環境が格段によくなったことを挙げたいね。
かゆいところに手が届く、って奴だ。
任意のポイントから野球拳をリスタートできるし、
溜めたポイントを利用し、主人公の強化なども可能になった(前作には、なかったよね?忘れてるだけだったらごめんね(笑))。
これにより、S・RPGのように自分好みの主人公を育成する楽しさが加わった。
私のように反射神経に自信があるなら負けのリスクを恐れず攻撃的な主人公にすればいいし、
逆に自信がないなら、残機数を増やし保守的な主人公にすることも可能だ。
この育成要素は、単純に面白かった。
プレイヤーの得手不得手をキャラクターに反映できるのは、ゲームへの没入感を高める、実にシンプルな手法だからね。
評価C-
60点
ヒロインのキャラクターには新鮮さを感じませんが、
遊びやすさなどは段違いに向上してました。
千篇一律とまではいいませんがアレンジ感が強く、
続編としては一長一短と評価します。
製作者はクールなヒロインが好きなのかもしれませんが、
3があるなら、陽気な女の子を絶望に堕とす話……なんてパターンだと、面白いかもしれないですねえ。
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