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2023年01月01日

お正月はこれをやろう!お正月じゃなくてもこれをやろう!2022年のおすすめ名作フリーゲームランキング!

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▼2022年良作フリーゲームランキング総合1位は「決戦前のヒトリ 〜主人公以外全員『カップル』がいるアドベンチャー〜」ですわ。


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いきなりッ!?
新年のあいさつとかないの!?





…と言われそうだが、まあそれは総括で










▼話を戻すが、いやーすごいよこれは、マジ凄い。


フリーゲームだけでも数万タイトルが存在するというのに、見たこともないもん。
大勢いるキャラクターの中から、誰と誰が付き合ってるか当てるゲームなんて。

もうその時点で、数万分の1のオリジナリティといえるわな。類似品が、無いんだよ。


とはいえ世の中に完全に新しいものなどそうは無いため、もしかすると「決戦前のヒトリ」のようなゲームも過去にあったかもしれないし、そもそも元ネタがあるかもしれないが、だとしてもこれだけ新鮮味がある題材で、これほどのクオリティを生み出したのは凄いでしょ。
ただ思いつくよりそれを高度なレベルで形にするほうが難しいなんてのは、言うまでもないしね。

作画の細かさやどんでん返しを連発するストーリーも評価点で、2022年総合1位に選んだ。








▼んじゃーテンポ良く、2位を発表しちゃおっか。







2位は「Clone」だね


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オープニングからラストまでの全部が面白い良作で、「バイオハザード」、フリゲ的には「のびハザ」のリスペクトだね。

非常に懐かしい「昔のフリゲ」を思い起こさせる。難易度もそこそこ高いため、緊張感も抜群

EASYモードもあるので、アクションが苦手な人にも、ぜひやって欲しい










▼続いて3位、「ヒカリノチハレ」


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古き良き恋愛SLG。

最近の恋愛ゲームはゲーム性皆無のノベルが大半なので、数字や計算を多用したSLGは稀有だろう(選択肢が無い作品すらある。それって一方的に見せられてるだけで、もはやゲームですらないじゃん。俺は自由に恋愛したいんだよ)。


複数の作者による合作のため、ヒロインによって絵やストーリーの雰囲気が違うんだけど、難易度も大きく違うことが、最たる特徴かもしれない。
「ときめきメモリアル」は藤崎詩織が少し難しいだけで後は同程度の難易度だが、本作はヒロインによって攻略法そのものが違ったりするから、面白かったね。


私はゲーム性が高い、頭を使うゲームが大好物なため、相当やりこんだ。

クリアと関係ないところで最高でどこまで主人公のステータスを上げられるか…なんてやりこみまでできるのは、ゲーム性の高い「ヒカリノチハレ」ならでは。


今時珍しい歯応えある難易度なので、正月休みにでも腰を据えて攻略して欲しい










▼では、4位。










「彼岸花に蜘蛛」


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「文章がとても綺麗なゲームだな……」が第一印象だったが、このゲームの評価そのものだろう。
文章が非常に美しい。それが世界観を作ってる。

文章力が高い、文章が上手い、文章が読みやすいなど文章を評価する語彙は数あれど、文章が綺麗は、あまりないんだよね(他のレビューにも書いたが、文章が好き、も)。

この文章でラブレターを書けば、どんな異性でも落とせるだろう。
流れるように次々と出てくる言葉を、すらすら読んでしまった。
これが小説でも、きっと同じだろう。

そんな文章たちが織りなす耽美な世界を、皆さんにも見せたいね(どっかの棋士みたいな事を言ってしまった)










▼そして最後に、5位…









「もう1人、いる」


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トリックに定評のある作者だが、今回もやってくれた。
完全に騙された。

このゲームに関しては、「主人公=自分」でやって欲しい。
感情移入度が違う












【水準を超えた、次点の良作(順不同)】



メタの神様

Bad Life 〜或る虫の一生〜

朝露の花に冀望を

ゆめみなじかん

森の中の檻

明日、初めて彼女とハート 

わだつみのこだま

しぃずごぉん

人生にXXは必要なのだろうか?

写るんです

悲劇なんていらない

チョコでアナタを溶かしたい!

ポメおじさん

僕と君と彼女の話

リフトピア

どうぶつエデン

キミはボクを

A-line

サキュバスちゃんはおもらししたくない

宿り木に口づけを










…全部おすすめだが……

「キミはボクを」「メタの神様」「人生にXXは必要なのだろうか?」「A-line」「僕と君と彼女の話」あたりは記録より記憶に残る的なゲームじゃないだろうか。
今風の言葉でいうと、「刺さる」という奴。

…というかこの次点の良作たち、大半がそのような「刺さる」系ゲームだね。
衝撃展開で、プレイヤーを振り回す

…全くの偶然でそれを基準に選んだのでもないが、2022年の良作の傾向が見て取れる気はする











【総括】


▼告知の通り、2022年はパターンを少し変え、1位からの発表、かつ、1年分を選考対象にしました。
それだけに精選された良作ばかりなので、どれも自信を持ってお勧めできます俺が作ったんじゃないけど

5年一纏めということもあり、過去のベスト5はレイアウトから割愛しました。
記事が無駄に長文になるので、私の主義に合わないしね(だらだらした冗長な記事は世界で最も無駄なものの1つだと、ある本を読み改めて思ったのだが、このエピソードは、また次の小話で)。






▼1位「決戦前のヒトリ」は久しぶりに”オリジナリティ”の項目を満点評価しました。
私はフリゲに商業のようなクオリティやボリュームは求めておらずフリゲでしか出来ない作品を望んでいますが、本作はその理想に近かったので、私と同じ考えの方は、ピタリとハマるかもしれませんね(余談ですが、以前書いたように各項目の満点評価が最も少ないのが”オリジナリティ”で、一番多いのが”グラフィック”)










【おわりに】



▼改めまして、あけましておめでとうございます。

2022年もご愛読ありがとうございました。
2月にブログ立ち上げ6周年を迎えますが、ここまで続けられたことは、ひとえに皆様のお陰です。



「俺の文章スキルのお陰で伸びた」…


「どうせ他にあてにできるレビューブログが無いから、適当に書いてもみんなここを見るしかない」…


「読者の大半がキッズだから、ちょっと感情を刺激すれば「このレビュー、エモい」とか勝手に感動してくれるからちょろい」


「作者も単純だから、ちょっと高評価で自尊心が満たされると「素敵なレビュー、ありがとうございました!」と尻尾振ってついてくる(えっ?(笑)えっっ?(笑)。素敵っていったい何が素敵なの?レビューに素敵も素敵じゃないもないでしょ?(笑)。どうせ同じ文章力でも、低評価したら素敵じゃないんでしょ?(笑))」……





…なんてことは…



これっぽっちも思っていません!

私はめちゃくちゃ謙虚な好青年!
ドモホルンリンクルなみに誠実!
全盛期の石川遼くらい控え目です!





ここが繁盛しているのは、全部あなたのお陰です!!
ありがとうっ…ありがとうっっ…!

……うっっ…うっ……感動です…!!(嗚咽)


うわぁぁあっぁーーーん……!!(号泣)
(´;ω;`)








(´ฅω•ฅ`)チラッ










▼2022年も様々なフリーゲームニュースがありましたが、やはり一番はゲームアツマールのサービス終了発表でしょうか。

アツマールから多くの良作が生み出されたし、思い出深いです。
ふりーむ!などはある程度整えられたフリゲが投稿されていますが、アツマールはVIP系のような粗削りな作品が多かったので、明確に棲み分けされていたといえます。
それらの技術は無くとも勢いある作品たちが発表できる場は、ほかにあるんでしょうか…?
気になってます。



スタッフさん、長い間お疲れさまでした。

しかし……
今だからこそ言いますが、私……





名物のコメント機能が邪魔で、常にオフにしていました






唐突にネタバレされるし、雰囲気が壊れるし、画面も見づらいし…



あれって本当に必要な機能でしたかね?
ゲーマーのニーズに合ってなくね?
ニコニコや実況が好きな人は、あれでいいのかな…

…ゲームと関係ないエフェクトがゴチャゴチャと画面に出てくるのも、鬱陶しくない?
そもそもニコニコ生放送と違い全員が同じタイミングでプレイしてるわけではないので、意味もなくない?



…そうこう疑問視しているうちに、サービス終了が決まりました。
改善の余地はあったかもしれません




2023年は何か、フリーゲーム始まって以来の出来事が起こりそうな気もしますね








▼このブログの2022年の主な変化は……ブログ村を退会したことですかねえ。
あれは本当に効果が薄かった。入会して、アクセスが下がったくらい…。

退会以降は初期コンセプト通り、一切の宣伝行為無し、SEO対策無し、SNS無し、YouTube無し……だがフリーゲームへの愛だけは有り余るほどに有る……
そんな昔ながらの純喫茶ならぬ「純レビューブログ」として、運営していきます。


2023年もフリゲをビシンバシンとガンガンにレビューしますので、皆様、本年もよろしくオネシャス!
ブログのお引越しも、今年こそはやりたいです(フリーブログにしてはアクセスが多いので、本来ならとっくにやっているべき)。








なお…
延期に延期を重ねておりました「おちんちんがふっくらするフリゲヒロイン、ベスト10」は、今年も中止となりました




管理人が「カナダのオ〇ン湖に行きてぇなあ…湖の水、どんな味がすんのかなぁ…」と夢想しているうち、折角選んだ10キャラクターを忘れてしまったことが原因です






5年前の企画立案からお待ちいただいております読者さまに、謹んでお詫び申し上げます




2022年12月29日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 307周目 サイゲの陰湿さ、もはや止まるところを知らない…

▼ストーリーイベント「Happy new future 〜朝焼けの絆〜」クリア





面白かったけど、前回の「Illuminate the Heart」から、ウオダスをキタサトに変えただけじゃね?

テーマも設定もよく似ている…
「私だけじゃなかったの?」から、…終盤ふたりで走るのも同じ…

…そう考えると「大乱闘!?夏色☆バカンス」はようやっとる。
ウマ娘なのに走ることを除外したからね




▼…スイープがダシにされた感はあるものの、
すれちがっていたふたりの気持ちが1つになるのは、
このゲームお得意の女の子同士の友情として、優しい話だ。

…でも別に、すれちがってないけどねえ。
友達の輪が広がるんだから、スイープと知らないところで仲良くなってもいいじゃん。

ほかの親友コンビだって相方と仲がいい子に嫉妬なんてしないし、BWHのように3人組になればいいだけ。
リッキー、アキュート、タルマエ、ファル子なんて4人組だし。

幼馴染という関係性はキタサトだけだから、また違うのかねえ。


…トレーナーさんが影も形も登場しないからと無理に百合百合しいし、強引なんだよなあ





しかしそれ以上の違和感があって、しきりに「大人になったら」、「今は子供」みたいなことをいうんだよね。

でも…
常識的に考えて…



このおっぱいはもうとっくに大人だし、このおっぱいで子供は無理でしょ。

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▼スぺグラが中等部(?)にもかかわらず頼れる先輩なのも珍しいパターンで、面白かったな。
大半のシナリオでは後輩とか未熟な少女として描かれるから。

より若いキャラを出し相対的に先輩として演出したわけだが……メインストーリーや育成ストーリーのビッグレースをグラスが「昔」と言ったり
スペシャルウィークが2010年に終わった「新春かくし芸大会」を語ったり、おまえら一体何歳なんだよと。

キタサトが大人気のスターウマ娘だし、この時系列だと15年は学園に在籍してるんじゃないだろうか。(会長もそのくらいはしてそう)







▼今回の配布SSRもなかなか強い。
ピックアップも強そうだ。

スイープSSRがまあまあの怪文書だが、「聖なる1歩半」に比べると怪文書レベルが低い


今年のクリスマスにアレを超える公式怪文書に期待したが、一切何もなかった


サイゲは去年の冬、一時だけポエム因子に魔が差したんだろうか?

ポエム因子が爆発したんだろうか?









▼さて、カプリコーン杯だ。



チャンミ5連覇がかかった大事なレースだが…
今回は…
今回は…







今回は参加しませーん
\(^o^)/


スルーしまーす
\(^o^)/







カプリコーンは去年優勝を獲っているし、
短距離は運の要素が強いため必死に作ったところで
前回短距離のように、格下に謎負けしてしまうから

…そしてもう何度も言ったが、いくらなんでも育成に費やすコストがでかすぎ。
サジタリウス杯はなんとか勝てたからよかったものの、結果論だよ。

育成だけで10時間以上費やしているし、苦心はそれ以上に甚大。

このクッソ忙しい年末年始に、そんなことをやる暇は無い。






▼…なので今回は史上初、グレードレースに参戦。


使い回し中心に、バックダンサーを目指す。

目標はラウンド1で1勝、ラウンド2でも1勝し、決勝Bに行くことだね。
それすらできなかったら報酬0だが、まあ仕方ない。
オープン優勝で得る報酬は、手放そう。



…それほどにこのゲームの育成はありえないんだよ。
既に3連続で失敗しているし…短距離も芝もちっとも継承しやがらねえ…

…なのに3回中、2回も温泉ペアチケットが当たりやがった…
カレンともエアグルとも、既に行っているのに、やってんなサイゲ…






やはりこんな馬鹿らしいことに貴重な時間は使えない。




チャンミオープン5連覇は、2月に持ち越しだな

2022年12月28日

サキュバスちゃんはおもらししたくない レビュー感想 汝のメスガキを愛せよ

サキュバスちゃんをおもらしさせて、日常を取り戻せ!


おもらし交流シミュレーション!





主人公は33歳の平凡な社会人。非モテで女性経験はないけど、それなりに悠々自適な毎日を送っていた。
だが、ある日突然サキュバスちゃんが押しかけてきたことで、彼の日常は崩壊した!
可愛いけどメスガキなサキュバスちゃんに、毎日おちょくられる日々。彼女は自分より年上だそうだけれど、警察だって呼ばれてもおかしくない。
彼は平穏な毎日を取り戻すため、サキュバスちゃんを恥ずかしめて追い出すことにした。
しかし相手はサキュバス。恥をかかせるのは容易ではない……でも、そんな彼女に唯一対抗できる手段があった!
それは……「おしっこをおもらしさせる」こと!



日常を取り戻すための戦いが、始まる――!


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▼なんといってもおもらしである。ジャンルおもらし。





フリーゲームでもいまやすっかりおなじみで「おもらし戦線異常あり!?」などバズったアダルトフリーゲームもあるが、「サキュバスちゃんはおもらししたくない」には更に「メスガキ」が加わる!


メスガキといえばここ数年、創作界隈ですっかりお馴染みとなったヒロイン属性だが、ブームはいつなのか?
フリーゲームでは「ネコ実験室」の月乃が連想される。
「ネコ実験室」は2019年のちょうどいまごろに出たので、今思えば時代を先取りしていたのかもしれない(少なくとも2019年当時、フリーゲームにメスガキヒロインはあまりいなかった)







▼話を戻すと、「サキュバスちゃんはおもらししたくない」はそんな2大ブームを取り入れたフリーゲームなので、流行を2つミックスさせたことを、まずは評価したい。

作者は過去にもおもらしゲーを制作しているので、おもらしに自信ニキなのかもしれない(弐人にいたってはウ●コ漏らすゲームまで作ってやがる!)


おもらしの歴史は古い









▼ホラーゲームをプレイさせたり、ジュースを飲ませたりしてサキュバスをおもらしさせるゲームだが、ゲームバランスもよく、丁寧なメスガキおもらしゲーだった

クリアした!と確信しおもらしさせても思わぬところでゲームオーバーになってしまったり、攻略法や実績を模索する楽しみがあった






▼だが私が気に入ったのはストーリーだね。

メスガキを悪者だとイメージしていたが、やってみるや、意外や意外…
良い子で、どんどん好きになっていった。

ホラーゲームで怖くなった彼女が布団にもぐりこんできたときは、素直にかわいいと思った。





▼メスガキヒロインとしてどうなの?
結局ただのツンデレじゃないの?




…という是非は私にとって興味もなければ、意味もない。
そもそもメスガキ界隈のことになど知らないし、メスガキゲーをプレイしたのはおそらくこれが初めてだ(ツンデレが80年代からいたらしいのと同様に、メスガキも昔からいたにせよ)



だから個人的には大いにアリだ。
主人公とサキュバスが結ばれるトゥルーエンドはEND1で彼女に変な「申し訳なさ」があったので、満足度が高かった。




いやあ…良いゲームだったなあ…



そんないい気分になれた。






ヒロインおしっこ漏らしてるのに


















評価B+
70点

ぶっちゃけるとメスガキ、おもらしの皮を被った恋愛SLGかもしれないですねぇ

ヒロインの台詞がバリエーション豊富なので、プレイ感覚は完全にギャルゲーですし



メスガキ通にはメスガキは主人公に靡いてはならない!みたいな拘り強めなお客さんもいるかもしれませんが、私はこのゲーム、かなーり好きです。評価しますよ










【長くなるためレビュー感想から割愛した「キミはボクを」の好きなシーンと、その台詞】




「特に目標がなく大学も周りが良いと評価する大学に決めただけ。
でも色んな事に挑戦してみて、やりたいことを探してる。だから一緒に探そうよ。
人は知らないこと、経験がないことは絶対に理解できない。
人の気持ちを知る事と一緒だよ。絶対に理解できないものなの。
何も経験してないのに、どうせこれはこうだって決めつけてもそれは何も分かってない。
でも挑戦すれば、経験すれば、理解すれば、自信が手に入る。
だからいっぱい挑戦して、いっぱい経験して、いっぱい自信を手に入れようよ。
人の原動力は自信から。
自信は私たちがやりたいことを見つけた時、その行動力の糧になるはずだよ。」


ヒロイン、ミサキのすごい早口で喋ってそうな台詞。
主人公アユトを励ますために言ってるが、
あとあと、振り向いてもらうために必死でもあったとわかるのが可愛い。









「無知は罪じゃない。無知は損だ。知らなければ知ればいいだけ。 最初は誰もがそうじゃないか」



それに対しての、アユトのアンサーかもしれない。
罪ではなく損とする考えが、少しだけ成長している。








「やめて。私はアユトくんをそんな風に思ってない。嫌な人でも優しく接する偽善者だと思ってるの?」



恋愛に於いて、ずるい言葉。
意中の女性にいわれたら、偽善者と思ってるとは返せない。
今までの想い出もあるから。








「嫌だ……嫌だ!ミサキさん!」
こんなに叫んだのはきっと産声以来だろう




ミサキ死亡シーンのアユト。
無口で内向的な青年が初めてさけぶシーンを「産声以来」とはなかなかうまい。




作者がニヤネチャってそう。










「彼は優しさの代名詞だと思った」



リバースシナリオの、ミサキのアユトへの言葉。
たった一言でアユトのどこが好きかをよく表現できている。
臆病だが優しい男であるアユトのキャラクターを一言で表してもいる。

リバースシナリオはシナリオが飛び飛びなので、逐一読みたかった気はする。
アユトに送ろうかと誘われたときの心情とか、完全に好意がないと突き付けられることが怖かったんだろうか。










どの台詞もストーリーを盛り上げていた。
展開がトラッドなのに面白いのは、そのため。
どんな媒体でも、良作には決まって印象的なセリフがあるものだ。


絵こそAIだが……音楽は自作のようだ(だから評価点もプラスした)。

リナに「やっぱりそうだ!」と言われるシーンの音楽、癒しの波動があるわ。
「ICO」の「heal」や「FF]」の「ビサイド島」みたいに。

大学のシーンで流れる曲なので雑踏が紛れているのもまた良いが、
雑踏も音楽の一部なのか、音楽に雑踏の効果音を混ぜているのか、どちらだろう。
聴いたところ前者のはずだが……だとしたらまさにゲーム音楽らしくて、実に面白い。

2022年12月25日

キミはボクを レビュー感想 女は「恋」を知り、男は「人」を知った。決して交わらないふたりが出会う時、運命は動き出す。傑作!!

−−君は僕をどう思っていたのか、今となっては知るよしもない

何事にも興味が無い根暗なアユトは大学の広場でミサキさんに一目惚れした。
釣り合わない事を自覚し諦めを決意するが、とあるきっかけで彼女と話し合う事になった。
人生に光を見出せない彼は、ミサキさん率いる友人たちに翻弄され徐々に明るくなるも、悲劇は当然。
残ったのは自分に素直になれなかったことへの後悔。









▼うわぁー凄い。
久々に来たな、大好物の「暗い青春もの」が。




ただ大好物というだけではない。
結論からいうと「キミはボクを」はとんでもなく面白いゲームだった。
そして面白いだけでもなかった。





▼「キミはボクを」最大の特徴は、やはりヒロインの葬式から始まること。



「センチメンタルグラフティ2」みたいに。
(あれは主人公の葬式だが)




つまりヒロインが死ぬことは避けられない運命として、最初から決まってるの。
エンディングも1つだから、トゥルーエンドでヒロイン生存!!…なんて陳腐な展開もない。

メインストーリーではヒロインと過ごした日々が回想され、誰からも愛される優しい彼女がなぜ死ななければいけなかったか…

主人公の後悔が語られる







▼まあなんつっても、片思いの切なさよ、このゲームは。これよこれ。


主人公はいわゆる「陰キャ」の青年、アユト。
田舎から都会の大学へ進学し、彼女はおろか友達もいない。

そんなアユトが一目ぼれしてしまったのは、マドンナのミサキ。


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ひょんなことからふたりの距離は近づくが、ミサキにはイケメンで金持ち、まさにすべてを手にしたような彼氏、ハルキがいた…



人目も憚らず、仲睦まじいふたり…
アユトは叶わぬ恋に苦しむわけだが…







…正直なところ私は、このあたりにあまり感情移入しなかった。


…えっ?
「最重要ポイントだろ?」「傑作なんだろ?」「そこに入り込まなかったのか」って?




だってアユト、あまりにもうじうじしすぎだもの。


自分でいうのもなんだが…私の人格と違い過ぎる。
これに入っていくのは、無理だった。

ストーリー上しかたないが、積極性がなさすぎる。
終盤までずっと受け身受け身で、自分からはほとんど動かない(ネタバレなので伏せるが、実は重要な設定)。

「主人公が鬱陶しい」を理由にプレイを止めてしまう人がいるかもと、心配してるくらいだよ。





▼…でもね、ここがストーリーが上手なところで……




2人目のヒロイン、リナが登場するんだよ。


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アユトとの比較なのか実に積極的な女性で、いわゆる「陽キャ」でありながら読書が趣味なため、アユトと気が合う。ストーリーもここから、一気に動く

アユトは友人が3人もできたことで視野が広がり大学生活を謳歌するも、
ハルキが実はミサキとは単なる幼馴染で、リナに片思いしていると知り、3人から距離を置く…



そして運命は、「最悪」へと動き出す…





▼ストーリー説明をするだけでは単なる解説員でレビュアーでもなんでもないため
ここまでにしておくが、エピローグまで読み終えた私は、本作は青年たちの人生を描いたんじゃないかなぁと思った。

説明には「ごく普通の青春純愛ものです。」とあるが、恋愛系だとは解釈していない

恋愛という経験を経て青年たちが前に進んでいく群像劇であり、成長物語じゃないかと



驚きはラストシーンの後、タイトル画面のミサキの意味を知った時。

このシーンはいつ出るのかと思っていたが、まさか〇〇とは。

細かい伏線を上手に張っているゲームだが、CG1枚にここまで意味を持たせているとは驚きだ






▼印象的な言葉(台詞)も多く良質のストーリーでありながら、「〜〜ずらい」「レールを引く」など、おかしな日本語が使われていることは欠点。

クリア後の作者メッセージもおかしいし、指摘するとキリがない。

だが「流れ星に願いを」のレビュー感想にも書いたが、このように文章が得意ではなさそうな作者が勢いと熱量で書き上げたシナリオを、私はとても好ましく思っている







▼キャラクターイラストは最近フリーゲームでもお馴染みになりつつあるAIだが、本作の世界観にマッチしており、寧ろ人間の手による絵よりいいと思った。音楽とも雰囲気が合っている。

そしてストーリーとも合っている。

ミサキから「黒い服は暑いけど紫外線を防げる」と聞いたリナが黒い服を着ていたり(作者の意図なら)、AI特有の、機械的で無機質な印象が無いからね

前述のCGの件といい、ゲームという媒体で、AIを本当の意味で使いこなしているのでは











評価A+
80点

2022年最後の良作でしょうか?おすすめです。

大学生とはいえまだまだ青い登場人物たちのあまりにも苦く、少しだけ甘酸っぱいストーリーを、ぜひ堪能してください。
こういう方向性のゲームにしては悪人が1人もいないこともよかったです。








【フリーゲーム小話】



▼レビュー記事のキャッチコピーは瞬間的に思いつく…と何度か書いてきた。

先日の「だいすき!くりすます レビュー感想 殺人サンタ」だが、この記事にふさわしいコピーは「人尿ゲーム」ではないかと、投稿した直後に気づいた。

キーアイテムである人尿と「人狼ゲーム」を引っかけたわけだ。

頭の回転はかなり速いと自負しているが、しくじった。
絶対「人尿ゲーム」のほうが面白い







▼ゲームアツマール、サービス終了


残念だ。まずはスタッフをお疲れ様と労いたい。
惜しむ声の多さからも、ゲームアツマールが、いかに愛されていたかわかるだろう。

システムが充実しており、フリーゲームをリアルタイムで実況できるのは面白い(PLiCyの上位互換っぽい)。
また、「自作ゲーム投稿コミュニティサービス」ということで、ここで交流していた人も多くいたんじゃないか。

閉鎖してしまったDLサイトは色々あるが、それらは小規模だった。
だが数々のメディアミックス作品を世に送り出してきたフリーゲームの大手プレイサイトが閉鎖するのは、なかなかの衝撃だ(フリーゲーム3大サイトといえば、ふりーむ!、ゲームアツマール、ノベルゲームコレクションだろうから)




私のベストゲームは「キミガシネ ―多数決デスゲーム―」だ。

連載中に雑誌が休刊してしまうのと同じく、シリーズ継続中にプレイサイトが閉鎖してしまうわけだが、続編はどうなるのか?

作者ツイッターを見たら、「キミガシネの今後についてはこれまで通り遊んで頂けるように、フリー版を閉鎖されるまでにはどこかに移転したいと思います︎」とのことだ。

DL版を一時期公開してたふりーむ!になるのかな?

2022年12月20日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 306周目 そして俺は過去を凌駕する!

▼ほわぁぁあぁぁぁああああああああああ!!!???
サジタリウス杯2022も優勝だぁぁぁあぁああああああああああ!!!
これでチャンミ6冠2敗!!
…去年成しえなかった、念願の4連覇も達成!!


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▼サジタリウス杯は本当に苦戦した。

育成段階で失敗続きのため、結局エース不在のまま決勝を迎えた。
惨敗が続いたし、勝ちの目は薄いだろう。
弱く少ないメンバーで、なんとか勝ちを模索するしかなかった



考えた末に俺は…




定石の逃げを外した








▼またも最愛バのアルダンで優勝できないことは残念だが、苦渋の決断だ。
そしてそれ以上に、余りにもリスクのでかい「賭け」でもあった



何せ有馬記念、中山の直線は短い。

今大会ではチョコボンが猛威を振るっているし、勝ってるのは逃げウマばかりだ。

次に強力スキルのある差しが強いだろう。
総大将スぺは特に打って付けだ。









だが私のあまりにも未完成な逃げウマは、ひどく勝てなかった。
頼みのパーマーですら勝率11.1%で、大きく負け越している。


だがそんな勝率であっても、逃げを外すことはリスクが大きい。
たとえ負けが多くとも、いざという時に勝ってくれる脚質でもあるからだ。





だからこそ外した








▼最早こうなってしまっては勝ち筋は相手が「逃げウマを出してこない」しかない。

逃げを従えた大逃げが相手では、レースを支配され、まず勝ち目はないだろう。
これまでだって、そうだった



だがもし…



だがもし相手に逃げウマがいなかったら…?
追込VS追込なら、きっと俺のブライトに分がある







ここまで逃げだらけのチャンミだ……
80レースやっても、逃げが1人もいなかったことなど無い。
だがそれでも、そんな可能性に賭けるしかない。

逃げを外し、追込、差しで勝負しよう。
ここで初めて、ブライトに勝ち筋が見える。






▼…そして迎えた決勝戦…



き、き、き…

きき……




きちゃあああああああああああぁぁぁぁぁああああああ!!!!


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まさかの逃げ0!
マックイーンも先行!!







こちらの主力がパドック8位9位と不利を示されているが、これでやっと同じ土俵に立てた。







▼そしてレース…

ノンストも垂れウマもないが、予想通り「威風堂々、夢錦!」が継承であっても強力だった。
しかも上手い事に、「レーンの魔術師」を皮切りにコンボで発動してくれた。これは強い。
発動箇所が安定しないノンストより、結果としてよかった
のではないか。

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▼そしてまたもセンターで歌って踊ったウイニングライブ…

勝利した瞬間興奮と感動のあまり机を殴ってしまったが(3回殴ったところで、我にかえった)、ここに来て込み上げてくる熱い何かのお陰で、逆に冷静になれた



これは本当に、感動の瞬間だ。まさに威風堂々、夢錦!だ。


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ライブでは観客たちが、俺と俺の愛バたちを祝福してくれる。
カタルシスで頭がおかしくなる

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勝者専用のステージが上がり、称える観客とライバルたち。
目線はあくまで前を向き、敗者のいる下を見ることはない。実に爽やかじゃあないか

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▼……激闘を終えたが、今までで一番長く辛く険しいチャンミだった。
準備が全くうまくいかなかったし、開催中も苦心したところで、なんのテコ入れもできなかった。

メンバーも少ないし、戦績やほかの優勝大会との比較からも、明らかだろう

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だが最後は大きな賭けに、勝利した。感無量だ。

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特に去年負けたサジタリウス杯で優勝出来た事と、
トラウマになりかけていたゴルシに勝てた事は、とても大きい。

今大会ではゴルシに何度もひどい負け方をしたので、決勝メンバーにその顔を認めた時は、負けた時の嫌な気持ちが蘇ったからね。

だが勝者は、俺だ。
すべての嫌な感情をきれいさっぱり洗い流し、そして上書きしてくれる、実に有意義な大会だった。








▼ちなみに全体順位は以下の通り。
ライスシャワーは残念ながら最下位だが、よく走ってくれた

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▼残念なのは、本来戦い終えたらノーサイド、お互いを称え合う時間だというのに、またも「決勝は運ゲー」だとか「死体蹴りライブ」だとか、汚い野次を飛ばしている輩が、大勢いることだ。


eスポーツが普及しない理由の1つに、あまりにもユーザー……いやここでは敢えて、「プレイヤー」と呼ぼう……そんな彼らプレイヤーの質が低いことがある

部屋に引きこもってゲームばかりやってる陰湿な人間には、理解できないのだろうか。
サッカー選手がなぜ、いかなる勝負の後であっても、ユニフォームを交換し合うかが。

どんな試合の後であっても抱き合う、その理由を。


ワールドカップが全試合サイゲや「ウマ娘」のお陰で視聴できたというのに、見ていないのだろうか?
もしくは、ゴールシーンなどの目立つ部分にしか目が行かず、勝負事の本質を理解できないのだろう





まずチャンミ決勝は運ではない。

私のようにいかなる不利や逆境からも勝利できるチャンスが全トレーナーに与えられているし、ましてや長距離はもっとも育成の仕上がりが反映される。運の要素などほとんどない。
短距離と違い、加速ガチャなどと言われることもなく、長距離こそ最大にして最長の実力ゲーだ



ライブも死体蹴りライブなどでは断じて無い。
なぜ、敗者であっても舞台に立てる唯一のライブが、死体蹴りなのだ。
これはむしろ、敗者を称えるライブでもあるというのに

それが分からない程度の連中は、そもそもライブのセンターに立つ資格など、最初から無いのだ。
そんなことだから、いつまでもバックダンサーなのだ。








他にこんな優しいゲームもなければ、ゲームメーカーもない。
私はこのようなプレイヤーへの配慮に満ち溢れたサイゲを、心底尊敬している。

ありがとう、サイゲ。
君のお陰で、俺は「ここ」にいるよ。

これからも君がトレーナーたちに魅せる素敵な世界を、夢を、ともに見続けたいと思う

2022年12月18日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 305周目 サジタリウス杯、結局万策尽きて終わる…… 

▼ラウンド2、2日目は1勝3勝1勝2勝…

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うーむ勝てない…マジで勝てない…
Aランク中心で挑んだ初期のほうが、まだ勝てたんじゃないか



勝てないにしても意味不明に勝てない。
初心者の使い回しにすら勝てない。
長距離は最も距離適性が重要だというのに、よりにもよって距離Aにも勝てない。
スタミナBにすら、なぜか勝てない。

掲示板すら外すなんて、これまで1度もなかったのに…





▼8月に作られた使い回しのスタミナB距離Aゴルシに負けたのは、言葉にならない。


いくら今回仕上がってないとはいえ距離Sだし、これに負けるとかありえない…
運ゲーだから何%かは負けるとはいえ、こうも続くとかありえない…

そもそもいくら追込ゴルシとはいえ、スタミナBで稍重有馬を完走なんて出来ないんじゃないのか。
何がなんだかサッパリ







▼またもパーマー育成に失敗したし、今回は過去最悪のチャンミだった。


結局25回以上育成したが、完成は0。
距離Sにできたのは5人くらいで、その誰もが有効スキルを覚えていない




…決勝まで様々なパターンを試したが、これまで発見できたような最良の組み合わせが存在しない。

配られたカードで勝負するしかないどころか、カードすら配られていない…

それも1枚も…






▼…既に打てる手はすべて打ったが、どうせ3割しか勝てないのなら……唯一できるのは、博打かなぁ…
当たれば仕上がったウマ娘にも勝てる…というパターンを…
これまでやらなかった組み合わせで、試すしかない

なんとか策……とも呼べないような何かを練るしかない…

もうぶっつけ本番だけどねえ…














▼「キリト」「人生審査官」を攻略。


「人生審査官」はプレイヤーが審査される側ではなく審査する側というのが少し新しい。
…まあこれは既にレビューされてるからいいとして…



面白いのは、「キリト」だな。

こんな荒唐無稽な昔ながらのザ・フリゲ、久しぶりだ。

主人公がある人物を追うためタイムリープを繰り返すのだが、…こういう設定が好きなら、ハマるんじゃないか。
女性キャラのデザインも結構好み。


エンディングは「逆転裁判」を意識したのかしらん…


2022年12月17日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 304周目 サイゲの陰湿さ、遂に超える……限界を……

▼ラウンド2、初日は3勝2勝3勝2勝

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なんとか3勝したが、勝ちきれなかった。
今回は逃げが強いが、中でもチョコボンが強すぎる。

有利なコースを走る時のクリオグリより、ずっとゲームバランスが酷い。
先行になんてほぼ負けない。







▼2ターン目に金デバフ3つと、水着ゴルシ固有を継承した強烈なデバフネイチャに遭遇。
スタミナグリードという謎スキルを覚えている



…スタミナグリード?




……



あ!
ああっ!!
あったなあそんなの!!

完全に忘れてた!




これも水着ゴルシ固有で出るじゃないか!
スコーピオ杯はこれさえあれば、もっと楽に勝てただろう。
不発の可能性を減らせるんだから








▼というわけでスタミナグリードネイチャを育成するも…




ひでえのなんの




おいおいサイゲさん…
俺はこの育成でちょうど1000回目なんだぜ…?

だけど1000回やって、やる気が1度も絶好調まで上がらないなんてのは、これが初めてだよ…

ひたすら不調と普通を反復横跳び…
いったい何回やる気ダウンさせりゃ気が済むんだ…?
いつもいつも毎度毎度、なんでこうも陰湿なの…?

終わってみりゃ、ネイチャの賢さはA+までしか上がらなかった…


サイゲお前…
俺にエースどころか、デバッファーすら作らせないのか…?
これでどうやって優勝しろっていうんだよ…

その後も大逃げパーマー育成に失敗しちゃったし…





なあサイゲ…



お前……







頭超サイゲか???









2022年12月16日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 303周目 スマトレーナー、『やっぱこの子でよかった』と咽び泣く

▼ラウンド1、2日目は5勝5勝2勝1勝…

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10連勝は完全に……





ネイチャのお陰。







サジタリウス用に育成していたネイチャのデバフが、見事に刺さった(前回出走させたのは、スコーピオ杯の使い回し)。

…とはいえ運もある。
今日は何故だか妙に、スタミナを無礼た連中が多かった。


「デバフなんて出してこない」と高を括ったんじゃないか。甘い奴等だ。他にもデバフネイチャを出してるトレーナーが、少なからずいるのに。
俺のように3人作れなかった(3人どころか、1人も作れなかったが…)トレーナーが出してくるというメタ読みも、あるだろうに。

歩くほどスタミナを無礼ているようでは、まるで相手にならない。






…完成0のため勝ち筋が見えないサジタリウス杯だったが、ネイチャのデバフが効いたケースのみ、勝機が見えてきた


時間の都合もあるのでついスキップしてしまうが、本当はレースをしっかり見たほうがいいんだろうなあ。
じゃないとなんの研究にも考察にもならんし…

この機能を使うか否かで、今後「どれだけレースを分析できてるか」に格差が生まれそうやね。
格差といっても疎かにした人間が勝てなくなるという、自然なものだが。








▼しかし一番勝てているのが、よりにもよって評価点が足りないばかりか、
ノンストも垂れウマもない、完成度が非常に低いブライト
なのだから不思議だ。

…勝率は45.7%だ。
もし完成していれば、60%は勝てた見込みがある。

そんなブライトがもしキタサンと組めていれば……今回も優勝を十分に狙えただろう。










本当にサイゲは俺に酷いことをしたよね…
そんなに無微に4連覇されることが悔しいんか…?





2022年12月15日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 302周目 サジタリウス杯、始まってしまう……過去最低の育成結果と成績で……

▼サジタリウス杯、ラウンド1初日は、1勝4勝4勝3勝……

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初手1勝しかできなかった時はかなりの絶望感だったが、結果として2ターン目からは通常通りの戦績。

加速スキルがないため勝てないといわれていた先行がそこそこ勝てたことは、意外だった。
フジキセキも勝率30.0%だし、逆に先行に完封されることもあった。

極力逃げに離されず、上手く抜け出せたら勝ち…という感じだ。










▼…しかし1勝しかできなかった事実は、重くのしかかる。
しかもまだラウンド1だ。
これでは決勝まで上がれても、勝ち目はないだろう。


デバフネイチャも一応試したが、やはり無駄だった。









▼大会前日まで計25回ほど育成を繰り返したが、距離Sを継承したのはたったの4人…
完成といえるウマ娘なんて、1人しかいない。本当にひどい有様だ



18因子をブチコんでもまるで継承しないし、どうにもならない。
サジタリウス杯は最初から匙を投げている(これじゃ匙タリウス杯だな)。
やる前から負けている。
切り替えなければいけないが、苦い記憶だけが残った。







▼来年こそ、いい加減継承システムを修正して欲しい。

因子に使った★の数で消費ptを計算し、スキルptで継承…
魔改造勢にも配慮し、距離FからE、さらにD、C、B、A…と上げていくには、
適性が上がれば上がるほどコストが掛かるようにすればいい。

因子ループをしていたトレーナーも納得だし、誰も損をしない

因子を持ってなくとも、通常より遥にスキルptコストが掛かるだけの話なのだ。
継承自体は可能だ。
不公平ではないし、オープンにも対応できる


…ここまで何から何まで運運運で運ゲーだと、最早貴重な時間を割いてまで育成することが、馬鹿らしくなる。
…というかもう何度も馬鹿らしくなっている。


ラウンド1ですらこれとか、ラウンド2はどうなるやら…







そういえば…

今回からチャンミもレーススキップできるようになったが、
その影響か、号外にレース結果との齟齬が出るようになったな。

圧勝したのになぜかハナ差でギリギリ勝利したことにされてたり…
このバグの正体はなんだろうか。
レースが予め決められたシーンを流しているに過ぎないことと、何か関係がありそうだが…













▼フォトスタジオ面白いな。またもスクショが止まらん。


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失敗時には、彼女たちが普段しない表情が見られるのも良い。
何気に失敗ボイスも流れるしね(おそらくトレーナーノート達成率も上がってる)。

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▼マーチャンのウマ娘ストーリー、7話解放。
後日談である育成ストーリーの……特にエンディングへの前振りがされている。





海ではいろいろな子と過ごしたが、マーチャンとは特別な場所だ。
ここで彼女と、将来を約束した。



遠い未来まで、ふたりでいようと。


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……



………





…………







これって完全に逆プロポーズぢゃん!?!??!





2022年12月14日

だいすき!くりすます レビュー感想 殺人サンタ

▼…ごめん……





めちゃくちゃ笑ったわ(笑)。






いやあ、マジで面白いね。
どの結末も笑った笑った。

新たなるシュール系の新星かもしれんね。
作風が「ポメおじさん」そっくりなのだが、それもそのはず、同じ作者のようだ。






▼「だいすき!くりすます」は
サンタクロースにプレゼントを貰うのは結構だが、
ではサンタクロースには誰がプレゼントを渡しているのか?
…と心配した、心優しい少年の物語



サンタへのプレゼントでストーリーは分岐するが、
直球のギャグから「意味がわかると怖い話」まで様々で、ただの笑いだけには留まらず、また、1ルート1分程度のため、完全クリアまで飽きさせない構成となっている。





▼ホラータグこそついていないが、ホラー要素を多分に含むと思ったね。
結構怖いシーンが多いんだよ。

「いつも仲よしボクの家」のように、可愛い絵の中に狂気を垣間見たよ。勘違いでなければ。






▼中でも面白いのは一番ブラックっぽい「父親」をプレゼントすることだね。
少しネタバレすると実はこの「父親」という選択肢……

スクリーンショット (761)_compressed.jpg









本作のトゥルーエンドである








サンタに父親をプレゼントすることが、なぜトゥルーなんだ?

…と誰もが思うだろうが、そこも設定とリンクしたエンディングとなっていた




私は偶然にもこれを最後に選んだのだが、読者諸君にもおすすめのプレイルートだ












評価B+
75点

ジャンル的にはブラックコメディ、ダークコメディでしょうか。

「ポメおじさん」は頭を空っぽにしてプレイするタイプですが、
「だいすき!くりすます」は一瞬、頭を捻るかも。

どちらも優良ギャグ作品で、おすすめです。







…そういえば「※おじさん世代にしか通じないであろうネタあり」との説明があるが、「冬彦さん」の元ネタが分からなかったな。(ハルクホーガンは知ってた、「ポケモン」で)


ググったら1992年のドラマ「ずっとあなたが好きだった」らしいが、
大人向けのドラマのようだし、リアルタイムで見てたなら40代後半くらい?


…ネタが通じる人がいるか気になる(笑)。


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