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2023年06月10日

風船の街 レビュー感想 traveling

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▼「しらない街のあの子の噂」「迷子のふたりのトイボックス」作者の新作だが…

今回も期待を裏切らない良作だったね。
グラフィックの完成度や特徴的な語彙センスも健在だ。






▼しっかしやってみるとまあ、ホワイトなのかブラックなのか分からなくなるゲームだ(笑)。

エンディングは4つあり、それぞれの結末へと分岐する。
1プレイ15分程度で、スキップ機能のお陰で2周目からのエンド回収も容易い。
プレイ環境◎。





▼注目したいのは、一応の結末を見せるエンド1だね。


…これはまあ…
どう解釈したものか…。
一応ベストエンドではあるんだろうけど……ねえ?(笑)





「風船の街」は「しらない街のあの子の噂」「迷子のふたりのトイボックス」にあった黒い成分をサクっと味わえるゲームなのだが、それにしたって本当に混じり気なく、黒い成分のみが抽出された感じだ。


スタッフロールでネタバレを行うスタイルだが、どれも後ろ暗いオチだしね。
旧作のエンディングでは結構晴れやかな気分だったが、今回は本当にブラックでコメディ要素のようなものはほぼないです。という作者コメントの通りかも。笑ったのは天使のカウンターキックくらい。










評価C+
60点

短いゲームだけに、短いレビューになったかな。

要点としては、世界観が確立された完成度の高いグラフィック、イージーでスムーズに運べる謎解き、小さな驚きが連続するテンポのいいストーリー、そしてホラーゲームとしてはそこそこ怖い……と、短編ながらにホラーゲームに必要なものが概ね揃った手堅さでした。

「風船の街」というタイトルもセンスいい。人目を惹くよね。

おすすめです。

2023年06月04日

タテヨコ冒険譚 レビュー感想 クロスゲーム

【線の描画がカギとなるパズル】
本作は2D横スクロールのパズルゲーム、舞台は絵本の世界です。
プレイヤーが絵本に描いた線が足場や昇降路、障壁となり、
不思議な世界に迷い込んだ主人公を出口まで導きます。

タテの線を描ける少女
ヨコの線を描ける少年
二人の主人公を切り替え、決められたインク残量に注意しながら
ゴールまでの道筋を探るゲームです。


【加筆で導くストーリー】
プレイヤーが描くのはタテヨコ線だけではありません。
物語の結末までもがその手にゆだねられています。
筆の扱いを誤ると、子供向けの絵本の世界におおよそ似つかわしくない結末を迎えてしまう恐れもあります。


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▼うわぁー!このゲーム面白い!超面白い!めちゃよくできてる!



まずゲーム性が単純明快で面白い!
プレイヤーに出来るのは、キャラクターを切り替えて縦の線と横の線を描く!
キャラクターをゴールに導く!
ただこれだけ!

だが、このたった2つの(実質、1つの)ギミックだけで奥深いゲーム性を確立させている。
序盤、ただ線を描くだけにはとどまらずタテヨコの組み合わせで攻略できると気づいた時…衝撃を受けた。







▼所謂リーディングゲームだ。
古くは「ゴースト トリック」、「ICO」…
更に古くは「ネオリュード」などがそれにあたる。


「タテヨコ冒険譚」は、「画面に線を引く感覚」自体が面白い。

だって、ニンテンドーDSみたいだから。
私はDSが大好きだから。


毎日のようにタッチペンを握っていた人間としては、懐かしい気持ちでプレイできた。

まあ画面に線を引くゲーム自体は、別にDSに限った話でもないけどね。
ここまで横線を引いたのはPS2の「大神」以来かも。







▼グラフィックデザインや音楽から成る世界観も秀逸だ。
会話シーン1枚とっても、演出の拘りが垣間見える。

ストーリーも暗黒系の童話のようで面白いのだが、
ラストステージの謎が解けた時は、久しぶりにゲームで鳥肌が立った。

この演出はすごいよ。
衝撃を味わうためにも、ぜひプレイしてもらいたい。









評価A+
80点

久しぶりの良作パズルゲームでした。

フリーゲームというか、元はインディー系なんですかね?
あまりフリーには無い刺激を食らったな。








【フリゲレビューブログ小話】



▼レビュー感想に書いた「北限のアルバ〜春の章〜」の違和感って、どこ?

答えは…

隼人がいきなり「もうこれまでの関係ではいられないかも」的なことをちょっと食い気味に呟くシーン。


いきなり性欲を向けられたようで、気持ち悪かった。
このシーンが穏やかな作風に反して、性急だからというのもある性だけに

優れた恋愛作品は「好き」と言う言葉を使わず「好き」を表現するとはよくいうが、
「北ルバ」ならこのようなわざとらしいセリフを使わなくとも、男女の距離感が縮まった描写が出来た気はする。


年上の厳格な人物だったヒーローが一変馴れ馴れしくなり
無理矢理キスまでしてきた「ととと」の気持ち悪さといったらそれはもう酷かったし(ウケると勘違いして女の頭をポンポンしたがる気持ち悪いオッサンそのもの)、
他の乙女ゲームに比べると、「北ルバ」は自然な馴れ初めではあるんだけどね。

やはり乙女ゲーはプレイヤーである女性がモテ気分を味わって気持ちよくなるための物という側面がどうしたって有るから、その違和感を完全に払拭するのは無理なんだろうな。
エンタメ、純文など他の要素が強ければそのような不自然さは薄れるかもしれないが。

そもそもギャルゲーだって、男の俺でさえ鼻につくヒロインがたまにいるしな。
そういうヒロインは女性なら吐き気がするレベルだろうし、難しいね。









▼前回の小話で「ボランティアハート(トランプ)ラブ」のふわるの目に星が描かれている話をしたが…





あれっ!?
よく見ると花じゃね!?


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花のアクセサリーをしてるし、お花畑キャラだし…
スクショの拡大で気づいたが、数年越しの衝撃だ…



そんな時「ポピーのくすりびん」をプレイしたら、タイトル画面の主人公の瞳に、星が描かれていた…










【1年前の良作から更なる良作を選りすぐる月イチ恒例コーナー】



今月お勧めする優良作品は…







ヒカリノチハレ
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商業ゲームでも絶滅危惧種の恋愛SLG。
少しばかり高難易度なので、クリアの達成感が大きい。

「ときメモ」「みつめてナイト」「あいたくて」「トゥルーラブストーリー」などがヒットした時代のギャルゲーの雰囲気で……早い話、レトロゲームナイズされたフリーゲームだ。

この世代のゲームが好きな人には、特におすすめ。

2023年06月03日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 342周目 …この少女は、俺にとっての何だ?

▼嫁ニシノフラワーでグッドエンド到達。


グラマスの「Everlasting BEATS」は歌唱キャラが歴代最少の9人と、大半が歌えないのはどうなのかね…毎回毎回、全員口パクだよ。
グラライの「GIRLS' LEGEND U」が(実装時点で)全員歌えただけに、落差が酷い。
しかも「ウイニング5」と違い、ストーリーとも関係ないメンバーだしね…(産駒というなら他にいくらでもいるし)

やっぱり「うまぴょい」は偉大だわ

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▼フラワーシナリオは最高に面白かった。

アルダンやクリークと同じ系統だろうか。

なんつってもトレーナーがちゃんと主人公してるのが良い。

何度も書いてきたが、ゲームシナリオの神髄はプレイヤーキャラクターがそこに存在すること(完全にキャラクターが立った主人公を除く)であり、そこが出来ていなかったら単なる小説になってしまう。ゲームの意味がない。

ゲームだからこそ生きるシナリオであるべきなんで、
プレイヤーの分身たるトレーナーがちゃんとストーリーの中核に埋め込まれているこのシナリオは、秀逸だったわ。

しかもそこに、ニシノフラワーのトレーナー想いの優しい少女という設定が活かされてる。
前述の通りアルダンやクリークにテーマ性が近いこともあるが、
トレーナー=主人公、ウマ娘=ヒロインというより…
トレーナーとフラワーのダブル主人公だったね。フラワーもまた主人公。




▼フラワーは飛び級しているし学力も飛びぬけているので天才キャラだと思ったけど、むしろとても不器用で泥臭い。いやむしろ鈍くさい(だが4話までのウマ娘ストーリーでもそう感じる部分はあった)。

これは、そんな不器用な少女とトレーナーが、お互いを支える成長ストーリー。

お互いを尊重しつつ徐々に成功を重ねていくが、「お姉さん」への憧れが強いフラワーが、後半はそのことをあまり口にしなくなったことも、彼女の成長を感じられてよかった。





▼ニシノフラワー自体は完全なロリキャラで少女というか幼女だが、腕に妙にぷにっとした脂肪がついていたり、モーションにもなんかガチ感がある…
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…ある……んだが、なんか違ったな。

マヤノとかに比べるとロリでありロリではないとでもいうのか…ロリにありがちな要素が、殆ど無い。マヤノのように、年上の男への憧れも無い。

…フラワーってトレーナーへの愛情というより庇護欲がかなり強いから、まるで年下の母親

特にそう感じたのが、エンディング。

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トレーナーが周りから認められるためだけに走ってきた…というくらい走る動機がトレーナー中心になったフラワーだが、この「ずっと願ってたんです」が余りにも強烈過ぎた。


この目線、完全に母親やんけ。



しかも他のエンディングとの大きな違いとして、チームトレーナーに転向するような描写がある。そもそも、それこそがフラワーの目標っぽい。
「ウマ娘」の世界観だと、個人トレーナーよりチームトレーナーのほうが地位が高いんだろう。
メインストーリーでも、それはなんとなくわかる。


だが…
アルダンやクリーク、イナリを筆頭に、育成ストーリーではほぼ全員との関係が「唯一無二の相棒」であり、それこそが美点なので、まさに青天の霹靂、衝撃だった。






▼しかしわざわざ花嫁衣裳にするくらいだし、恋愛や結婚を匂わせるストーリーもある。
顔が真っ赤なフラワーが可愛い。

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…だからどうにも…
俺はフラワーとの将来的な距離感というか、展望、未来を掴みかねているね…



まあ俺とフラワーが将来結婚するかどうかで言うと、確実に結婚するだろう






▼でもフラワー、クリークに憧れるのは止めたほうがいい。

あれは狂気の買い食い妊婦だから。
フラワーとは根本的にタイプが違う。

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▼チャンミMILE(一瞬MILKに見える)レギュラーにサクラチヨノオー育成。
評価点調整は微妙だが、運良く距離Sにできたし、まあ満足。
まさかのゲーム初の味方バフを持つ嫁フラワーと、先行2枚で使うだろう。

しかし追込が有利なコースなのに、手持ちの追込が弱すぎる。
やはり距離Aでは長い最終直線でどうにもならない。

かといって距離Aの使い回しダートに負けることがいまだにあるし、やはり運ゲー過ぎる。


さて、後はイナリワンを作って終わりだな。
…そこからは……宣言通り今回は作り直さないので、出来ることはねえな。

2023年05月30日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 341周目 スマトレーナー、最低最悪の暗黒期が終わらない…

▼ストーリーイベント「宣誓、戦う君へのプロポーズ」、読了…

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珍しく面白かった。



世話焼きの女の子たちを集めて駄目な大人のお世話をし、
花嫁をオファーで決めるという変化球…

随分思い切ったが、このくらい違う球種を投げないと確実に読者は飽きるからな。
良かったと思うよ。







中でも意外や意外、一番活躍したのはウオッカだな。
前評判では新衣装のヒシアマとフラワーが主役と思われたが、実際にはウオッカでしょ。


こいつ松岡修造か?というほどに熱くて(「昔を思い出せよ!」はまんま松岡修造で笑った)、気風のいい女の子。久々にウオッカのいいところが見れた。

逆に、相方のダスカは影が薄かった。
だから今回はウオダスではなく、ウオッカだった。









▼今年の花嫁衣裳はどちらでも「勝ち」なのだが、ニシノフラワーが引けた。久々に狙い通り。

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早速育成し、ストーリーとレースを堪能…

感想を書こうと思ったが…



ラスボス、強すぎぃいいいいいいいいい!!!




コンティニュー使い切っても勝てねえじゃねえか!
お陰でノーマルエンドだよ!

ノーマルエンドも綺麗な終わり方だったけどさ!

まさかリリース初期のような失態に終わるとは…


クリアも感想も、後日だな…









▼チャンピオンズミーティングMILE育成に大苦戦…



2年目も6冠5敗となんとか勝ち越せたものの、負けに負け連敗に連敗を重ね…オープンリーグ3連敗
グレードも合わせると4連敗

しかも前回のチャンミでは最悪な相手に最低な負け方をしたが、やはりそんな嫌な流れから、全く脱却できない…

今回の育成、過去最悪に上手くいかない…
なんとダートの使い回しにすら勝てない…


いくらマイルが短距離の次に運に左右されるといっても、いくら何でもあり得ない…




▼あんまり忙しい忙しい言いたくないけどな。意識高い系大学生みたいだし。
だが実際に多忙なので、仕事が終わってから育成する気になんて、とてもならない。
ましてや失敗したら完全に無駄な時間と化すので、貴重な休日を費やすなんて、ありえない。

そもそも俺はこの2年数カ月、ずっとイベストの配信日に感想を書いてきた。
なのに読み終えたのはつい先ほどだ。

嫁フラワーだって、引いたのは昨日だ。
なのに(ノーマルとはいえ)クリアしたのだって、つい先ほどだ。


…俺のような病気の犬がこのように後手後手になっている時点で、大変なことだぜサイゲ。ちゃんと育成させろよ。






▼…なので今回は今までにない試みとして、1キャラクター1育成という制限を設けた。


それで一応完成したのが…


ナリタタイシン(追込)→スキルはあるが距離Sがつかず…
嫁ファイン(先行)→距離Sを2回継承するも、スキルが無い…
アグネスデジタル(追込)→距離Sも脚質Sも継承失敗…ステも足りてない…
ミスターシービー(追込)→距離Sを2回継承するもステと評価点が全く足りない…
メジロアルダン(差し)→距離も差しも継承せず…なのに温泉に当たる…
嫁フラワー(先行)→距離Sはあるが、加速スキルが無さすぎ…





…という余りにも完成度の低いメンバーだが、前述のようにとにかく勝てない…
距離Aの使い回しダートにすら負ける始末…

そりゃチャンミでも駄馬に負けるわな…
自分の使い回しにすら負けるとは…




▼とはいえいくら不調であっても、前回まで最低限はできていた。
使い回しに負けることなどありえないし、トータル勝率は87%だった


やはり決勝でのバカげた負けが何度も続き、完全に歯車が狂ってしまった。
もう勝ち方がよくわからない。

チャンミシーズン2だって、前半戦であれだけ不利を覆し何度も優勝したのに、
後半戦は本当にふざけた負けの連続で、結局貯金が尽きかけたからね…もうめちゃくちゃだよ…


…はあ、本当に最悪だわ。
次も負けたらチャンミ4連敗、グレードも含めて5連敗か…

それでも決勝までは順調に勝ち進んでるだけに、もう何がなんだか…





▼こうなると予め分かっていたからこそ前回のチャンミはなんとしても嫌な空気を払拭したかったのだが、連敗地獄のまま育成地獄に突入してしまった。

やはりかくなる上は、使い回しでも勝てるパターンや流れを構築するしかない。
もしチャンミ実戦でも育成メンバーが勝てないようなら、使い回しでなんとかやるしかない。



……





▼他にも懸念があり…
これまではほぼ全て廃人タイムに殴り込んだが、
今大会から暫くは夜間の出走になる。



いかに状況が悪いとはいえ、弱い相手とやるのは本当の能力や勝率が測れない…これも良くない。俺じゃなかったら引退してるね。

…本当に何から何まで最悪だが、それでも勝つしかない。









▼ナイスネイチャ…
いやナイスネイチャ号といったほうがわかりやすいのだが、遂に古豪の彼が逝ってしまった。

世代的にリアルタイムでは見ていないが、昨今の競馬にはないタイプのタレント馬だったようで、GT未勝利でも人気が出るのは頷ける。

35歳だったが、35年間で産まれた膨大なサラブレッドで彼のように死を悼んで貰える馬は、本当に0.1%にも満たないからね。

戦績関係なく、その時点で名馬だね。





2023年05月24日

北限のアルバ〜春の章〜レビュー感想に書かなかった雑記的コラム

〜キミ、真というより真琴じゃない?〜


主人公のデフォルト名は「新山真」。新山は固定で、名前だけ変更可能だ。
俺はどんなゲームでも基本的にデフォルト名を使うが、このゲームに限ってはその基本から外れた。


…なぜなら…



主人公の真が、なんか真っぽくないから。
キミ、「真」じゃなくて「真琴」じゃない?イメージ的にも




真だと男性名のイメージがあるし、シンとも読める。ますます男性っぽい。

何よりも…



知り合いの60代男性と同姓同名だ。





かわいい女の子を見るたびお爺さんの顔がチラついてしまうため、俺は「北ルバ」を「新山真琴」でプレイした。

新しい若さに北海道の大自然の山々、真琴には主人公の実直さや古風さがマッチしており、我ながら良いネーミングだ。
しかもイメージを崩していない。これならデフォルト派も「あれ?真琴も割とよくね?」だろう。
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デフォルトネームがない、またはランダム生成しかない場合は「スマシガオ」か、それを文字っている。

ちなみに須磨は関東では馴染みがないのか「なんて読むの?」「すま?…SMAP?(笑)」とつまらないボケを食らうが、関西ではメジャーな苗字だ。

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……

1章は春編だからヒーローの名前が「桜庭隼人」だと思ったら、
2章夏編からのヒーローの名前を見ていると、偶然のようだ


2章からの展開も楽しみだ。
ランチョンマットのアイキャッチや背景の自然、料理メニュー、エナの見た目などが夏仕様になると予想。








〜今回も乙女ゲーあるあるの法則が発動。良作乙女ゲーの証〜





▼さてそんな主人公である真琴(と呼ぶ。あえてね)だが……


正直かわいい。それもかなり。


しかも真琴って結構…「ある」




胸だけではなく女性としての魅力も大きいが、人間的な魅力がより大きい。
隼人の真琴評も女性というよりは人間的な部分に惚れこんでいるし、とても誠実な女性であり、人間だ。
それでいて若さからくる未熟さも認めていることが、潔い。

単なるいい子ちゃんではなく、選択肢によっては年上の男性、それも客人に真顔で「ダイエット中の女子みたいですね」と微妙に畜生な発言をするのも面白い(他にも畜生系台詞はあるが、隼人は大人の対応)




これは本来ターゲットユーザーではない男性しか分からない感覚だと思うが、
男性が乙女ゲームをプレイすると、ある病を発症することがある。


そう、主人公を自分の分身ではなく、女性キャラとして好きになってしまうのだ。
今回も、「乙女ゲームの主人公を攻略したい病」を発症した。



乙女ゲームの主人公や親友キャラは大体かわいいが、良作ほどその傾向が強い。
プレイヤーの感情移入や違和感のなさというポイントを押さえてシナリオ執筆すると、自然とこういうタイプになるのかもしれない


どの衣装でも可愛い髪をおろしてもかわいい。やはり真琴は可愛い。









〜「北限のアルバ〜春の章」は飯テロゲーでもある。それも一味違う…飯だけに…〜





▼この手のゲームをプレイしていると、決まって腹が減る。
作者の絵が妙に上手い所為か、見ていると腹が減ってくる。

アスパラガスのキッシュ、フラワーババロア、桜ラテ…
このあたりが特に旨そうだ。いわゆる飯テロである。


しかし「北限のアルバ〜春の章〜」の飯テロは少し具合が違った。


そう、味が想像できないのである。どれも割と珍しい料理だ。
しかも作れない。


主人公がプロということもあるが、正直素人には難易度が高い。
ネットでそれっぽいレシピを拾いなんとか作ったが、何かが違った。



仕方なく俺は、ロースハムを齧った



むなしさだけが残った








〜あえて結末が遠距離恋愛の良作にしたい〜





▼2つ目のエンディングを見た。
隼人が「まだそこまで親密ではない」と言ってきたことに笑ってしまった。
主人公とヒーローが徐々に仲を深めるゲームながらもさほど親密ではないとは思っていたが、まさか本人に言われてしまうとは。
本当に穏やかだし、性的な要素0で恋愛を描写したのだから、凄いゲームだ。

美瑛移住ENDがトゥルーエンドっぽいが、個人的には1周目の遠距離恋愛ENDのほうが好きだな。
恋のお相手が異邦人(日本だけど)なら、やはり1度は別れないとスッキリしない。

「北へ。white illumination」「北へ。Diamond Dust」も夏編で別れたヒロインと冬編で再会することに感動できたしね。(余談だが、美瑛町は「北へ。」にも出てくる)







▼…書ききれなかった事が多すぎるので、今回は以上。
…あとは、いずれ小話に書くだろう。

「北限のアルバ〜春の章〜」ネタは最終回じゃないぞよ。
もうちっとだけ続くんじゃ










【フリーゲーム小話】



▼アニメ「推しの子」が大ヒットしているらしい。
漫画は結構面白いが、まさかアニメがここまで売れるとは。

「推しの子」の主人公やヒロインは目に星(スター)が描かれているが、フリーゲームにもそんなキャラがいたはず…

まず頭に浮かんだのは、「ボランティアハート(トランプ)ラブ」の甘楽ふわる。
R18版では少し叡智なシーンもあった。

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このフリゲの作者である速見聖源は「ボランティアハート(トランプ)ラブ」のアップロードのためにツイッターアカウントを作るも、
現在にいたるまでただの1ツイートもしていない。
大体の作者は配信後に宣伝を行うものだが、ここまで自作ゲームに無関心な作者も珍しい。

ニコニコアカウントもあるが、そちらも更新が停止している。
2012年には模写をアップしているが、残念ながらとても上手とはいえない。
https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im1825463

だが「ボランティアハート(トランプ)ラブ」では作画レベルも上がり、Live2Dでぬるぬる動く。
6年間の上達が見て取れるだけに、失踪が惜しい(ずっと練習していたわけではないだろうが)。

…このレベルになると生存確認をしたいくらいだ。速見聖源、生きているのか?

…おっと、意図せず2018年の「ボツ企画や、今後使う予定のネタを蔵出ししてみる」を今更完遂してしまった。







▼「僕らはそれでも恋をする」を攻略中…
いまのところ微妙…
この作者は「僕と君と彼女の話」が強烈だっただけにまるでラノベのような「文化棟の魔女」にはがっかりしたが、「スクールシャーク」「僕と君と彼女の話」で確立させた他にないトガった作風が、崩れちゃったな。

DL数を意識したのか、ウケを狙い過ぎて個性が死んでる…
まあ「僕らはそれでも恋をする」が後半怒涛の展開を見せる可能性もまだ残されているが…







▼数日前から、初期の記事がごっそりエラーで閲覧できない模様。原因は不明。

「血怨 完全版」攻略日記もPART1と5しかヒットしないし、検索にヒットしない記事が多すぎるのも問題。

いくらSNS無し、宣伝無し、SEO対策無しの孤高のぼっちブログとはいえ、流石にこれは逸失利益(というかマイナス)が多すぎる。

やはり以前から何度も言ってるように、いい加減お引越しの時期なのか…


2023年05月20日

北限のアルバ〜春の章〜 レビュー感想 行ってきます

〜北海道スローライフ×グルメ×イケメンな女性向けADV〜


北海道・美瑛町にあるペンションで働く事になった元料理人見習いの主人公。
そこに滞在していた男性は物腰柔らかで優しい雰囲気だが、なにやら訳アリなようで…?
「癒し」をテーマにした、観光ありグルメあり恋愛ありの女性向けADVです。
全四章からなる物語のうち、第一弾は春の章・桜庭隼人編。
北海道・美瑛町の四季折々のイベントや風景、旬のグルメをハートフルなストーリーと共にお楽しみください。


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▼久しぶりに一目でこれは絶対面白いぞ!と直感したが、直感通り。



まず絵が良いんだよな。
「女性向けADV」とあるように、本作は男性向けではないのだが(「女性向け=男性向けではない」とも限らないが)、俺が乙女ゲームを数十本やってきた中で、面白かった乙女ゲームは全部絵がナチュラルなのよ

変にゴテゴテしていない、良くも悪くも飾り気が無い画風

レビューしたフリゲでは「鼓草」「フサの大正女中ぐらし」が解りやすいでしょ(どっちも同じ絵師だが…)。

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「男でも面白い乙女ゲーム」の条件ってこれでしょ。絵が自然であること。
女性は気づかないだろうけど、そのくらい乙女ゲームや少女漫画の絵は男から見て癖があるのよ。

だから男が読んでも面白いと謳われた少女漫画って、絵に癖がない。「君に届け」とかさ。
体型も目のサイズも過度にデフォルメされてないし、適度に実写的。



そんな感じでまず絵の印象が非常によかった。
背景(お手製っぽいが、素材?)との相性も抜群に良い






▼絵の話や余談が長くなったが、そろそろストーリーや乙女ゲームとしてのレビュー感想に入ろう。

まあズバリ…
「北限のアルバ〜春の章〜」は…



男女の距離感の描き方が良かったね




攻略対象キャラクターである隼人が、馴れ馴れしくないんだよ。
乙女ゲームのいわゆるヒーローって、馴れ馴れしい奴が多いでしょ。
いきなり距離を詰めてくる


あれね…
女性からすると疑似恋愛でモテて気持ち良いんだろうけど、男としてはただただ気持ち悪いのよ

大して仲が良いわけでもない男に「おもしれー女」なんて絶対言われたくない

実際、そういう乙女ゲームは面白くないことが多い




ところがこのゲームのヒーローである隼人は29歳という年齢もあるのか落ち着いているため、非常に物腰が柔らかい。
主人公のお祖母ちゃんであるソメからも好かれているし、お年寄りに好かれるのは好人物

ここがとても重要で、男の俺でも全く嫌悪感が無かった(だが少し違和感のあるシーンはあった。レビューからは敢えて省くが、いずれ小話に書くかもしれない)






▼そして作風がいいんだよな。

北海道は大好きな土地なのだが、この北の大地で恋愛と言うより共同生活
ゆっくりとしたやわらかな時間をともに過ごす中で、男女が仲良くなるリアリティ…

温かい料理に、心まで温かくなる…
和やかな食事をし、お互いの存在を意識する…

…そこがとてもよかった



主人公と隼人は、いかにもな愛の言葉はささやかない。
ギャルゲーや乙女ゲーに付き物の、衝撃的展開もない。

あるのは決まって、日常的な言葉のやりとりだ。

そこに艶っぽさはないが、生活は彩られ、お互いに居心地の良さを感じるようになる…


…燃えるような恋愛も結構だが、
これこそが長い時をともにする異性にとって、もっとも重要ではないか


「北限のアルバ〜春の章〜」は、そんなゲーム








評価B+
70点

久しぶりの乙女ゲーレビュー…

今回も完全男性目線…というより最早「俺目線」でレビューしました(「男性」と言っても色々だから)。

男性諸君はもちろん、女性にもおすすめですよ。
ゲームをクリアする頃には……いやするまでには、君も隼人を好きになる。

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 340周目 ヤイバーマン!!!!おいお前!!何やってんだよっ!!!!お前がいて何で…こんな事になってんだ………!!!

▼リーグオブヒーローズ、終了…


……


……

………


結論ありきで言ってしまうと、とてもつまらなかった。


…要するにライト勢でも、誰でもプラチナが取れるシステムで最近のヌルゲー的な「クリアさせるゲーム」だよね。
テストマッチをしても尚3日でプラチナを取れたので、あとはもう消化試合。

根本的なチャンミとの違いとして、チャンミはスピードスケート、リーグオブヒーローズはフィギュアスケートだわ。

まあ勝ち星を重ねることが必須なのはスピードスケートかもしれないが、結局ポイント競技だからね…

システム的にも流れ作業だし、大半のトレーナーには決勝のような「ラスボス」もいない。それがつまらない。
俺は強敵を打ち倒したいし、負けた時も派手に倒れたいンだわ。






▼レートもアホみたいだったな。

序盤からUF4と当たるし、プラチナを取ってからはUEとも当たった。

UF4にはパフェで勝利できたが、UEにはさすがに勝てない。
こちとらS+やSSなのに、いくらなんでも無理筋だ。

だが終わってみれば白キタサンの勝率は48.0%…カオスに落とされた割には、それなりに勝てた





▼天気の概念もどうでもよかった。

結局お天気アイテムを1回も使わなかったし、
パフェでやる気を高めたほうが、まだ対策になるだろう

蓋を開ければデバフもそこそこ有効だし、大方の予想とはかなり違うところに着地したんじゃないか(ただデバフ有効は予想通りだった)






▼やはり期待外れとしかいえない。


そもそも距離Sを何人も用意したこと自体が完全に無駄だった。
使い回し3人で十分だろう。






▼よかったのはメニュー画面でウマ娘たちが飛び出してくるカットインと、ヒーロースキルを覚える時の演出が格好いい事…(オッパイにしか目が行かないが)

…DRAWで競技場の激レアDRAW台詞が回収できることくらいだな。リーグオブヒーローズは、プレイ感覚が競技場に似ている。

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▼エクストラステージにフリーゲーム部というサークル(だがメンバーは1人だけ。これが本当の個人サークル?)のヤイバーマンというトレーナーがいたので
期待をこめて1着予想をするも、見事に最下位(笑)


…競馬なら大爆死だ。

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…でもまあ…
96傑に入るだけでも凄いといえば凄いからね。
第二回では1位目指して頑張って欲しい。

出るなら、次もこの人に賭けるよ。









▼…総評だが、やはり逃げが圧倒的に強かった。

たとえ追込が強い環境であっても、12人でやる以上、今後もその傾向になりそう。


…まあプラチナを目標ラインとするなら、好きなウマ娘を出せるのはいいかもねえ。
マルゼンスキーは育成レースの安定感が余りにも高く、
40回以上育成したが、驚いたことに目標外レースで1度も負けていない。
URA優勝さえ難しい初期ですら全勝だ。

だからとうとうイベントキーで負けイベントを見たが、
トレーナー君のために勝とうと頑張るマルゼンスキーに妙な感動をおぼえた。

「激マブ!ドライブ♪」のテキストといい、マルゼンスキーは俺の事が好き過ぎるだろ…






▼ノーマルエンドも手持ちのキャラは全部見たが、デジタルは違和感あるな。
何があってもオタク引退宣言はしない女だわ。


これは公式が解釈違い。


逆にフジキセキは本当にノーマルエンド?というほどフジキセキの素顔が見られたな。


2023年05月17日

ヤンデレ爺ととらわれの婆 レビュー感想 ありそうでなかった?老人になった元ヤンデレ少年少女の末路とは?奇作!

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▼すごくね?このゲーム



まずなんつっても"新しい"!



ヤンデレゲーはこれまでいくつも出ているが、(元)メンヘラ婆を監禁しているヤンデレ爺というアイディアが、とても斬新だ

類似ゲームが、ちょっと思い当たらない





▼ヤンデレゲーをプレイしていて、たまーに思うんだよね。
こいつら歳食ってもこんなことやってるの?って。

監禁された少年が中年になっている…くらいの演出ならたまにあるけど、その先は?…と気になっていた。
だから、そこに1つアンサーを出してくれた珍ゲーが「ヤンデレ爺ととらわれの婆」なんだよ


少年は爺になってもヤンデレだけど、元メンヘラ少女の婆がとっくに我に返ってるのは、リアルで面白い(笑)。
やっぱり女性のほうが現実に戻るというか、冷めるのが早いイメージだからね。






▼単なる一発芸に終わっていないところも良い


アクションゲームあるあるの追いかけっこでは爺も婆も老人だから足が遅かったりと(このゲームは移動速度そのものが遅い(笑))、しっかり老人であることが反映されているではないか(おまけ部屋ではなぜか速く歩けるが…)

だがテンポは悪くない。
なぜならとらわれの婆は檻の中(1MAP)しか移動できないから(笑)。


ほかにもオブジェクトを調べた時の老人あるあるネタ…
重要そうな台詞も耳が遠い為聞き流されたり、
寝ているヤンデレ爺の顔にティッシュをかけたりと、ギャグも面白かった









評価C+
60点

もうヤンデレゲーは出尽くしたと思っていましたが、想定外のパンチが飛んできました。
エンディングもヤンデレの成れの果てとでもいうのか…1つの末路が描かれます。

1プレイ数分ですし、ぜひ遊んでみてください








▼「コルヌ・コピア ―不思議の住む街― ハティ編「夏夜の影狼」最終章」も攻略。

長かった。メインヒロインのリン編より長い。

リン編はあとがきにもあるように恋愛ものだったので、殺るか殺られるかのハチ編は、常に緊張感があった。

しかし真犯人である、リン編にも出てきたハチの姉が赦されたのは、さすがにやりすぎ。
かなりの重犯罪者でしょ。主人公やハチが彼女に惨殺されるバッドエンドもあるわけで。それでなくとも、被害者が多数出ているのに。


ハチも……リンのことを「おねえちゃん」と呼ばなくなった…わけではないだろうが、実の姉が登場した途端、固執しすぎ。罪を被るのは、ただ胸糞が悪いだけ。

リン編は本当に素晴らしいグランドフィナーレだったが、ハチ編は煮え切らない。
しかもこうなってしまうと、感動的なエンディングだったリン編の後も、ジャックの魔の手が伸びてくるのではと気になってしまう






▼しかし本当にとんでもなく長い…
ゲームボリュームもさることながら、リリース期間までが長いゲームだ。
リン編をレビューしたのも、既に数年前だ。

同人ゲーム版が先行しているようだが、スマホ版の初回配信が2017/12/13…
PC版は昨年12月10日…スマホ版は今年1月2日にハチ編完結編が配信された…

つまりスマホの無料版だけで、なんと5年以上を費やしている。
…コストも馬鹿にならないのに、このペースで完結できるのだろうか?


そもそも「コルヌ・コピア−不思議の住む街−」は、名作レベルの完成度と評価の割に、知名度が低すぎる。

評価と人気はまた別物だが、「コルヌ・コピア−不思議の住む街−」は評価こそ「高い」が、「人気が高い」ようにはとても思えない。

やはり同人ゲームはいくらシナリオや絵の出来栄えが良くとも、エロがなくては売れないのか?
私が知らないだけで同人ゲーム版やグッズが売れているなら良いんだが……(海外版は人気があると聞いたことはある)






▼アマル編・ジャック編は課金のようだが、出たらすぐさま購入するだろう。
ちまちま更新せず、一発で完結させて欲しい。


本当はカドル編がやりたいが、可能性は0だろう




2023年05月13日

バ獣 レビュー感想 汚いタキオン

▼ううーん…すげえよこのゲーム…
まあ面白かったんだけどさ…



…面白かったけど…


前半後半で完全に別物だよね、ゲームジャンルも世界観も。
またすげえ評価が難しいというか…割れそうなのが来たな







▼「バ獣」は表記ジャンル探索ホラーADV

ジェヴォーダンの獣、人狼などをモチーフにした探索ホラーアドベンチャーゲームです。また、それらを題材にした作品の影響を強く受けています。との説明があるが、狼やそれに伴う怪人、怪異のお話といえば伝わるだろう…

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▼…で、まあ…
映画風の演出と、
主人公の母親がいきなり殺されるショッキングな導入でイッキに引き込まれ、凄いノリノリでプレイしてたんだよね…



それに…
つい最近さ…


「血怨 完全版」の攻略日記に、「「墨染楼閣」以降、またエネルギーの強いホラーが続いている。最近レビューしたゲームでは、「槨ノ家」「屍転遊戯」も面白かった。特にデータやソースがあるわけではないが、良作が続く時期を体感することがある。それが今なのかもしれない…ってなことを書いたわけさ…

そんな予兆もあったから、「また凄いのキタコレ!」とプレイしてたんだけど…


……


後半から終盤が割と超展開の連続で…



でさ…
核心に触れたいんだけど…

これって…
これって…
このゲームって…

ホラーゲームの…
ホラーゲームの皮を被った…






ホラーゲームの皮を被った「ダイ・ハード」じゃねえか!!








ここまでいくともう完全にアクションゲームだよ!
ホラーはその題材でしかない、あくまでメインはアクションゲーム!

何度も何度も何度も…しつこいくらいに復活する大ボスから逃げて逃げて逃げて!!
爆発して爆発して爆発して!!

バトルしてバトルしてバトルして!!







「ダイ・ハード」やんけぇぇええ!!






…ということで終わってみれば余りにもアクション要素が高かったため、ホラーゲームをクリアした感覚が全く残ってない(笑)





▼もちろん探索、謎解き、ステルスなどのホラーゲーム的な要素もあるけどね。
でもそっちは簡単だし、プレイヤーの印象に残る難所もアクションなので、やっぱりクリア後の印象はアクションゲームですわ。











評価B+
70点

ネタバレなので伏せるが…
SF・ファンタジー要素も強く、後半は余りにもぶっ飛んだ世界観になった(説明文の「コズミックホラー」には、クリア後に気づいた)。

敵に追われる緊張感こそ強いものの、怖さを求め「ホラーゲーム」を期待すると、裏切られるでしょう。



でも私はこのゲーム、かなり好きですよ?

昔ならまだしも…今の感覚では、
好きだし、面白くなかったら最後までやらないからねぇ。

エンディングも、END4以外全部見た(END4は最初からやり直す必要がありそうなので、断念)。



主人公の(最初ヒロインと思ってた)シアちゃんもかわいい。
この子は何か凄い秘密があると思ったけど、巻き込まれた一般人寄りだったな。
ただ人間的な性質がアレ…というだけでね。



そんな感じでキャラクターも面白いので、おすすめの探索ホラーアクションADVです。
皆にもやって欲しいな〜。


2023年05月08日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 339周目  ROAD TO THE TOP、ガチで神アニメだった…みてよかった…心底…

▼『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』終了…


……



……



………




素晴らしい映像作品だった。





私はアニメを全く見ないのだが(高校を卒業してから、10本と見ていない。最後に見たのは「ハイスコアガールU」)、私がアニメに感じている違和感、……もっというと嫌悪感が全くない良作アニメだった。

主流の萌えアニメにありがちな、
キャンキャンと甲高い萌えボイスで叫ぶ萌えキャラ、
薄ら寒い暗黒微笑、
ご都合主義の展開などを一切排除したことが美点だった。

暗黒微笑といえば腹黒キャラのカレンチャンだが、
アニメでは友達想いの優しい少女に改変されていた。
「お話」もしないし、ハルウララを校舎裏に呼び出さないし、ダスカの靴に画鋲も入れていない。

アニメから入った人は、ゲームカレンの別人ぶりにびっくりだろう


お笑い要素もあるが、ギャグというより青春コメディといった爽やかなタッチだ。



▼特に主人公であるアヤベが最後負けてしまうことがリアルで面白かった。
ここは普通のアニメ作品ならば絶対にアヤベが勝つところだろう。
まるで怨霊のようになった妹を払拭し(というより同化し)、本当の自分で、初めての全力疾走をするアヤベ…


だが負けてしまう。


しかし敗北したアヤベが勝者たちよりも晴れやかな笑顔をしているように、私には見えた。

まさにアヤベは試合に負けて勝負に勝ったのである。


名作漫画でも…たとえば映画が大ヒット中の「スラムダンク」…
「幽遊白書」「ヒカルの碁」なども最後は主人公の敗北で終わる。


だが敗北からとても大きなものを学び前進する…

勝ちが全てではない…そこに単なる創作を超えた深い含蓄がある。






▼主題歌「Glorious Moment!」も素晴らしかった。


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舞台装置がよくできている。

主人公のアヤベとそのライバルであるオペラオーとドトウが走るたびに、まるで流れ星が色付くように光の道が出来る…これは素晴らしい。
最近の「ウマ娘」のMVは現実では不可能な舞台装置が使われているが、これなら技術屋と演出家の腕次第で充分可能ではないか

夜空には星々が舞い、指を立てる振り付けは言うまでもなくアヤベの1等星だろう。
アニメ版では3人だけの楽曲だったが、ゲームではバックダンサーが躍動感あふれる華麗なダンスを披露している。そこも見どころだ



▼この勢いのまま、テレビアニメ3期も見るかもしれない。

…そういえばフリーゲーム制作者やフリーゲームプレイヤーは、アニメオタク、声優オタク率が非常に高い気がする。
ツイッターを見るとよくわかる。アニメや声優の話ばかりしている。アニメの画像をアイコンにしている人も多い。

制作者の場合、日常アカウントも兼ねているだろうし
本人の自由なのだからフリゲの話だけをしろとは勿論言わないが(作者の日常や贔屓の作品を知りたいファンもいるだろうし)、
意味の分からない話をしているなと思うことがある。

私は声優はサッパリ知らない、
アニメを全く見ない、
ゲームも全くやらないという(フリゲとスマホゲーくらい)かなり稀有なオタクなので、
このブログは自分でも知らないうちに、特色が出ていたのかもしれない。

でもマルゼンスキー役のLynnは面白いし好きだな。
大半の声優はアイドルでも女優でもない、特有の「声優顔」をしているが、
彼女は声優達に混じっても1人だけ女優の風貌をしているし、悪女っぽいオーラを感じる。
顔も派手だし、男を不倫で寝取る悪女とか、ハマリ役かもしれない。アイドル声優なんて安っぽい枠には収まらないで欲しい

メジロアルダン役の会沢紗弥も面白いし、問題の多い声優業界だけど、優秀な人材もいるんだね。









▼GW(ギャルウィーク)終了…
ギャルさんぽも終了…


いまいち何をしたいか分からないイベントだったが、歌って踊る彼女たちは可愛かった。


ミラーボールのライトが衣装の色に反映されるとか、サイゲの芸の細かさは恐ろしいな。
ファインモーションのモスグリーンスカートが一番わかりやすい。

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マルゼンスキーのオフホワイトスカートも、ミラーボールのライトが当たるとそれっぽい色に変わるが…ファインとは一目瞭然

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どういう技術なのか?
サイゲのグラフィックチームが篭めたこだわりとリアリティは異常だね。
単に「絵が綺麗」とか「よく動く」、なんてレベルを超えてるでしょ









▼80連ガチャも終了…

引けたSSRは2枚。どちらもピックアップ。

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だが妙にSRがざっくざくで、5/10がSRなんて事もあった。
戦力になるかは不明だが、ウオッカSRを完凸できた。


ガチャはやはり、単発で狙ったほうがよく出る。
実際、20発で★3が3枚引けたし…

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▼災難なのは最終日に引いたブルボンSSRだ。
地固めの上位スキルである盤石の構えを持っているので
スズカにつけようと思ったが、何度育成しても完走しない。

ジュニア級で2つ進み勝ちを確信するも、まさかそこから2年半、放置されるとは……
いつものサイゲの工作とはいえ、乾いた笑いが出た

結局、盤石の構えを憶えたウマ娘は完成できなかった…

やれやれだ









▼俺の愛バメジロドーベル、メジロカラーをメイクデビューでいきなりモブに取られる…(後ろの奴まで同色じゃねえか!)

こんなことが許されてええんか…?


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まあ差し切ったけど…


オッパイでは完敗してんじゃん…

エメラルドグリーンの面積でも…


こんなの許されないだろ…







▼メジロドーベルのウマ娘ストーリー7話、あまりにもあっさり解放…

やっぱギャルウィークって神だわ

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ノーマルエンドで「自分は最初から素直」と言ってるが、だいぶツンツンしている…

ドーベルは女性トレーナーにすると態度が男性トレーナーの時ではありえないほど優しくなるが、完全に個性が死んでいるな。
ドーベルのキャラは男トレ相手じゃないと全く立たない…


それに…



男(俺)と女(ドーベル)じゃないと結婚できないしね





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