2019年02月13日
「劇場版シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉」見てきました
今回も懐古主義に憑りつかれそうな映画。全編を通じて平成生まれには付いていけないのではないかと思われる昭和的な笑いの符丁が連発。同時にシティーハンターのキャラクターの総出演で教授まで出てきている。とどめにキャッツアイの三姉妹まで出て来た日には、オッサン世代におもねいた作品と言っても良いんじゃないかな(笑)。
新宿の裏社会でスイーパー(始末屋)をやっている通称・シティーハンターこと冴羽獠。彼の元にモデルの亜衣からボディガードを依頼が舞い込んでくる。依頼を受けた獠だが、彼女を狙っていたのは彼女のストーカーなどとはレベルの違う巨大な組織だった。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。
【感想:Start】
いやいやいや、これって完全に新しいファンの開拓よりも圧倒的にかつてのファンの掘り起こしを狙ってるんじゃないかって作り。新規の観客は付いていけない設定とかも多いかと思いますが、古いファンは「あっ!」ってシーンや設定を思い起こさせてくれます。そして特にBGM。「FOOT STEPS」とか「Mr. Private eye」とか、鳥肌もの。
という具合なんで、逆を言えば平成生まれの方々にはポカーンって所が多いでしょうねぇ。特に香の定番である100tハンマーとか付いていけないかも。他にも思いっきり「昭和では許され平成では許されない設定」が持ち込まれるところは古くからのファンもちょっと苦しかったなぁ。新宿が戦場になる!って、自立式兵器が行進するのを録画されてたりは、後日もみ消せないでしょうし。
さて今回の大きな目玉の一つがキャッツアイの三姉妹がシティーハンターの世界に乱入してくるところ。この二つの世界がどのように融合するか?って見ものでしたが…これはネタバレしない方が良いでしょう。思った以上にスムーズに入ってきて、両方の世界観を損なわなかったのはお見事。ただ、香が喫茶店の名前と三姉妹からピンときて「もしかして!」って感じでも良かったんじゃないかな?もちろん、その逆にキャッツ側がシティーハンターに気付くとか。
まぁ、ストーリーにツッコミを入れるとすると、武器を売り込むためのデモンストレーションとしてターゲットに冴羽獠に固執したあたりは良いとしても、それにしても戦闘システムのメビウスの無能さと獠の戦闘能力の高さを知らしめたんじゃないかな。同時に彼と互角に渡り合えるはずの海坊主がお笑いパートを担当しすぎてちょっと残念。
ただ、できればシティーハンターは定期的に作って欲しいなぁ…って気持ちになりましたねぇ。とは言え、ルパン三世もブラックジャックも同じく「昭和では許され平成では許されない設定」をこの先も持っていくことになりかねないんで、いずれ破綻するでしょうから昭和のコンテンツを次の年号では終息させるべきじゃないかなぁ…と感じているのも事実。難しいところです。
【感想:End】
作中、獠と香の気持ちがすれ違うシーンがありますが、正直言って「お前ら中学生か!?」って言いたくなるようなシーンが満載。これぞ昭和のラブコメの符丁。かつて同世代だった牧村香が今や小娘。純粋な少年のころの憧れの女性キャラが、汚れ切ったオッサンの目から見たら奥手の…って、獠も恋愛下手だろう!
最後に。とうとう「Dinner ダイナー」が実写化され、しかも主演が藤原竜也。この作品を知らない人はググってくれればいいが、私の「藤原竜也の出演したすべての尖ったキャラクターは武田真治に置き換えるべき」との持論が実証されるか、見極められる作品になりそう。
というのも、今回は武田真治も出演するんで両者の絡みがどうなるか楽しみです。まぁ、武田真治がでなきゃそれほど注目しなかったけど。ってか、ボンベロ役は伊勢谷友介が良いんじゃないの?
新宿の裏社会でスイーパー(始末屋)をやっている通称・シティーハンターこと冴羽獠。彼の元にモデルの亜衣からボディガードを依頼が舞い込んでくる。依頼を受けた獠だが、彼女を狙っていたのは彼女のストーカーなどとはレベルの違う巨大な組織だった。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。
【感想:Start】
いやいやいや、これって完全に新しいファンの開拓よりも圧倒的にかつてのファンの掘り起こしを狙ってるんじゃないかって作り。新規の観客は付いていけない設定とかも多いかと思いますが、古いファンは「あっ!」ってシーンや設定を思い起こさせてくれます。そして特にBGM。「FOOT STEPS」とか「Mr. Private eye」とか、鳥肌もの。
という具合なんで、逆を言えば平成生まれの方々にはポカーンって所が多いでしょうねぇ。特に香の定番である100tハンマーとか付いていけないかも。他にも思いっきり「昭和では許され平成では許されない設定」が持ち込まれるところは古くからのファンもちょっと苦しかったなぁ。新宿が戦場になる!って、自立式兵器が行進するのを録画されてたりは、後日もみ消せないでしょうし。
さて今回の大きな目玉の一つがキャッツアイの三姉妹がシティーハンターの世界に乱入してくるところ。この二つの世界がどのように融合するか?って見ものでしたが…これはネタバレしない方が良いでしょう。思った以上にスムーズに入ってきて、両方の世界観を損なわなかったのはお見事。ただ、香が喫茶店の名前と三姉妹からピンときて「もしかして!」って感じでも良かったんじゃないかな?もちろん、その逆にキャッツ側がシティーハンターに気付くとか。
まぁ、ストーリーにツッコミを入れるとすると、武器を売り込むためのデモンストレーションとしてターゲットに冴羽獠に固執したあたりは良いとしても、それにしても戦闘システムのメビウスの無能さと獠の戦闘能力の高さを知らしめたんじゃないかな。同時に彼と互角に渡り合えるはずの海坊主がお笑いパートを担当しすぎてちょっと残念。
ただ、できればシティーハンターは定期的に作って欲しいなぁ…って気持ちになりましたねぇ。とは言え、ルパン三世もブラックジャックも同じく「昭和では許され平成では許されない設定」をこの先も持っていくことになりかねないんで、いずれ破綻するでしょうから昭和のコンテンツを次の年号では終息させるべきじゃないかなぁ…と感じているのも事実。難しいところです。
【感想:End】
作中、獠と香の気持ちがすれ違うシーンがありますが、正直言って「お前ら中学生か!?」って言いたくなるようなシーンが満載。これぞ昭和のラブコメの符丁。かつて同世代だった牧村香が今や小娘。純粋な少年のころの憧れの女性キャラが、汚れ切ったオッサンの目から見たら奥手の…って、獠も恋愛下手だろう!
最後に。とうとう「Dinner ダイナー」が実写化され、しかも主演が藤原竜也。この作品を知らない人はググってくれればいいが、私の「藤原竜也の出演したすべての尖ったキャラクターは武田真治に置き換えるべき」との持論が実証されるか、見極められる作品になりそう。
というのも、今回は武田真治も出演するんで両者の絡みがどうなるか楽しみです。まぁ、武田真治がでなきゃそれほど注目しなかったけど。ってか、ボンベロ役は伊勢谷友介が良いんじゃないの?