昨日の「アメトーーク」であった「偶然を愛する芸人」のお話。

　番組の最後に統計学の専門家を名乗る人物が「統計学的に1番スゴイ偶然話は誰？」とし、雨上がり決死隊とモリマンのコンビ同士が同じ誕生日が一番すごいと言うお粗末な結果を出していました。これ、ホントに目が点になった（笑）。

　記憶に頼ってディスるのは本意ではないが、確か（1/365)^4って計算してなかったっけ？

　問題はコンビ同士が同じ誕生日って事がポイントなら（つまり何月何日でもいいはずだから）この式にはならないし、そもそも雨上がりの二人はＭＣなんでそれぞれの誕生日（3月31日と1月8日）は固定として、その組み合わせの二人組がたまたまモリマンだった…と言う話であり、さらに言えばフリートークの中で「そう言えば○○ってコンビと××ってコンビの誕生日が…」って話をしても、前述の先生様の話なら同じ式になるんじゃねぇ？

　「偶然の一致」と言えば「シンクロニシティ」として、超常現象好きには大好物の一つ。その中でトンデモっぽいうたい文句で「100万分の1の確率」とか、どんな根拠で計算してるんだ？ってものがいくつもありますが、それに似た話が聞けると楽しみにしてたんですけどねぇ。

　結局、計算しやすいネタに食いついた上に計算間違いしたんじゃないの？