先日、某番組で耳慣れない言葉を聞き、何だこれって思ったのが「アプリソムリエ」って言葉。いや、単純に「専門家」とか「詳しい人」って紹介せずに「○○ソムリエ」って付けて、それとなく権威付けしているようで妙に滑稽に感じてしまった次第。

　さて、これを踏まえて「ＡＶソムリエ」とか「風俗ソムリエ」ってのがあったら笑えるが、ちょっと考えると実は奥が深いお話になってしまいます。

　何となく「専門家」とか「詳しい人」ってのは対象物に対する知識の深さは要求されても、広さはある程度逃げられそうな気がする。いわゆる「専門外ですから…」とか、「そこはちょっと詳しくなくて…」とか。しかし、「こんな時にオススメなのは？」とソムリエに対して要求されたとしたら？「ソムリエ」を名乗る以上、守備範囲の広さも要求されるんじゃないでしょうか。

　先の例で言うと、「ＡＶソムリエ」を名乗りながら熟女モノを所望する人にオススメの１本も無ければ失格でしょう。で、そう考えると“本家”のソムリエって、自分の嗜好と外れていてもワインを口にしてるんでしょうかねぇ？案外、自分の苦手な分野は「無いこと」にして、自分の好みを口八丁で押し付けてるだけだったりして（笑）。

　まぁ、私も最近は映画をよく見るようになりましたが、かと言って「恋愛モノでオススメの映画は？」と聞かれても答えられない。逆に「サスペンスで…」って聞かれた日にゃ、過去に見て面白いと思った作品を聞いたり、血が出るのは平気？とか聞きながら、嬉々として答えそう（笑）。


　…って、今回は何に噛み付いて話してたんだっけ？



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