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2012年02月20日
「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」見てきました
 週末映画鑑賞大作戦の2作目。この歳になってアニメ映画の3部作を見に行くのもどうかと言う気もしますが、そもそも物語を表現する手段として俳優、女優が演じれば高尚で、絵だったら幼稚なのか、ってわけでもありません。要はその内容。スケールの大きさを表現しきれないチャチな実写なら、アニメの方がマシですし。

 さて、こちらも有名なマンガを原作としているのであらすじの説明は簡単で良いでしょう。身の丈を超える長刀を振り回す孤高の傭兵、ガッツが傭兵集団“鷹の団”のリーダー、グリフィスとの決闘の末、入団。命を削りながら生き残るような日々から仲間とともに戦うようになり、やがて・・・



 マンガの中でも指折りのダークファンタジー。好きなジャンルであるくせに、ストーリーをツマミ食い状態だったのでそこそこの予備知識と未知の部分もありましたので、純粋に楽しめた作品。それでは毎度お馴染みの【感想:Start】〜【感想:End】を。

【感想:Start】

 まずこの黄金時代篇、オチは知っているのですがそのプロセスのところをあまり知らなかった、つまりは「T」は予備知識があまりない状態でした。で、正直なところ原作に入り込めなかったのは、絵が今ひとつ・・・って、過去に「絵はストーリーを表す記号に過ぎず、引きこむストーリーなら絵は気にならない」と言ったくせに、なぜか「ベルセルク」だけは乗れなかった。ストーリーも良いのに、何でかなぁ・・・。

 話を映画に戻して・・・手書きとCGを融合させた映像のようですが、若干、蛙男商会やらフラッシュアニメ(言い過ぎ?)に見える所もありますし、妙にツヤツヤした部分は違和感が最後まで拭えませんでしたが、ガッツの“一騎がけ”のシーンなど、なかなか迫力があるシーンでした。

 ストーリー自体は定評があるものなので、特に論評するものではありませんが、唯一、ガッツが暗殺者に任命されるところがやっぱり不可解。顔を見られないようにと言われても、あんな巨大な剣を振り回してたら顔を知らない人間でもガッツだってバレる(笑)。

 ちなみにバイオレンスな表現について、R-15じゃないかと思うくらいの部分もありましたし、ガッツが暗殺をするシーンで二人目の殺害をするシーンなど、血のでるシーンが苦手な人はちょっと辛いかも。

 続編ありき(と言うか、3部作なんで)と言う作りなので、もしかしたら最終的な判断は全てを見て下すべきかもしれませんが、まずは第一弾として及第点以上を付けて良いでしょうし、次回作も見に行くつもりでいます。(以前、ス○ーウ○○ズのエピソード1を見てそれ以降を見る気が無くなった経験もあるんで(笑))

 あっ、とりあえずダークとは言えファンタジー。片手であんな剣を振り回せるかどうかについては不問ね(笑)。

【感想:End】

 最後に。いやいやいや、「ピラミッド・・・」の感想にもの凄い数のアクセスがありました。やっぱ、あの手の恐怖を煽るネタってみんな好きなんでしょうねぇ。不安に狩られて答えを探す人、ツッコミを入れて楽しむ人、どちらにしても情報を仕入れたいんでしょう。

 そんでもって今日は「ドラゴン・タトゥーの女」を見に行きつつ、「ハンター」があまりにも遅い時間だったので平日に変更。代わりに「麒麟の翼」が開始2分前に観賞可能と判明しギリギリで滑り込み。これで火曜までのネタが決定!

ベルセルク 黄金時代篇T 覇王の卵@ぴあ映画生活


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