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2012年02月22日
「ドラゴン・タトゥーの女」見てきました
 いやいや、やっとこの映画の感想に入れます(笑)。

 この映画、内容も何もまったく知らない状態の時、映画館で予告編のこのバージョンを見て、有無も言わさず「見たい映画」リストに載せてしまいました(笑)。



 あの「移民の歌」をバックにしたこの映像。最後に「悪だけが唯一悪を制す」と来たら(笑)。

 ストーリーは40年前、スウェーデン有数の財閥一族に起きた少女失踪事件。この事件の調査を依頼されたジャーナリストのミカエルは、一族を調査するうちに連続猟奇殺人事件が関わると感じる。はたして失踪した少女はどこに。

 上映時間が約2時間半の大作で、途中、若干中だるみする部分はありましたが、映画としての雰囲気と程よいストレスを与えてくれるなかなかの作品。まずオープニングだけでもDVDで繰り返し見たいと思う作品です。

 それではまたもや【感想:Start】〜【感想:End】で。この間にあるネタバレにご注意を。

【感想:Start】

 この映画を見終わって、よくよく考えると(過去の殺人は別として)作品のスタイルとか、重苦しさの割りに時間軸が“今”で死んだ人間って一人しかいない。まぁ、よくよく考えると主人公はジャーナリスト、助手であり龍の刺青を入れた女、リスベットも天才ハッカーでありヒットマンでもないし。

 まぁ、映画を通して暗い映像ばかりですし、この手の映画独特の「見る側にストレスを与える」シーンも多く、疲れる映画ではありますし、上映時間の長さも手伝って中だるみの様な部分もありました。が、それでいて最後まで引っ張っていく内容でした。

 また、この映画でも拷問って趣旨ではありませんが、痛いシーンがあります。やり口としては肉体的痛みと言うよりも、相手を支配するってタイプで私好み(笑)。

 そんでもってミカエルとリスベット、やっぱり男と女で一つ屋根の下、同じ目的で行動しているんでなっちゃうようになるんですが、ストライクゾーン広めの私でも絶対に手を出さないタイプの相手にしてしまうミカエル。ラストシーンでやっぱり女性だったと思わせる物悲しいもので、印象的でした。(「女と男の名誉」のラストシーンを思い出しました)

 でも、女性としてのリスベットを裏切ったミカエル。これほど敵に回したら怖い女相手に・・・ってか、味方にもしたくない、女性を騙すってのもねぇ。個人的にはまったく関わりあいたくないなぁ(笑)。

 ただ、残念なことにこの映画も途中でハリエット失踪について分かってしまいまして。これもパターンと言えばパターンなんで、仕方ない部分はありますが。総合評価としては・・・難しいなぁ。かなり好みが分かれると思いますが、陰鬱な感じの映画もOKと言う人以外にはすすめられないか。

【感想:End】

 最後に。いやいや、ここのところ映画の感想ばかりでスミマセンでしたが、これでこの土日に見た映画の感想を書き終わりました。

 と言うことで、明日は“今日”会社の帰りに見に行った「ハンター」の感想を。こちらも予告編で気になって見に行こうと思っていた映画でしたが、今週の金曜が最終日だったため、急遽、無理して見に行きました(笑)。

 ここであまり書いてると、明日の文章が少なくなるんでこの辺で。

ドラゴン・タトゥーの女@ぴあ映画生活


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