一昨日に取り上げた番組なんで、一応書きますが…とにかく「酷い」の一言です。何がって…題名にもある通り「芸人浪費」と言う印象が先にたち、超能力云々に考察が行く前にこっちの方が気になっちゃいました。なんせ次から次に若手から中堅の芸人を使い、一貫性がないし、挙句の果てには…猪木の必要性がまったくわからない。

　超能力自体の存在を検証するに値しない実験内容については…各超能力者ごとにツッコミを入れたいけど、まずはリモートビューイングのブキャナンから。

　実験に先立ち「やるせなす」の２人に山田優から「くつろいでたか？」と連絡が入りますが、実験前ならくつろいでるのも当たり前じゃない？それに「さっきまでくつろいでた」と返答。続けて「仕事の後に食事をしようと考えてないか？」と言う問いに「いや、さっき食べてたの」と返す。これ、厳密に言えば連続で外してるし。

　更に言えばブキャナンに伝えたのは「二人の芸人」って情報だけ？そいつらに「集中しろ！」っておかしくない？軍人として現役時代にリモートビューイングで“集中するなんて意識の無い”建物とかを当てたりもしてるんでしょ？しかも携帯で指示の出せないような対象の場合はどうするの？


　それから王姉妹は…またかって気になりましたし、1500人を集めた会場での下らないテストもテレビの裏を勘ぐりだしたら切がないけど「お手盛り」な内容。これだけの人間を集めればそれなりの結果が出るだろうと言う対象実験もセットにしないと無意味。

　若手芸人17人を集めた合宿もくどすぎたし、外したら食事は味噌汁だけってのも電波少年のパクリじゃん（笑）。あの様な能力が開発されました、と言う流れから次の段階で500組の紙コップって無意味すぎる。能力がある事を前提にするなら、次にその応用を考えなきゃ。単に母数を増やすだけってのも能がなさ過ぎる。

　それから紙コップの超能力開発トレーニング、あれって秋山さんが「いいとも」でもやってたヤツですねぇ。これについては以前に考察を書いた覚えがあるんですが…覚書で検索しましたが見つからないんで後日に。

　まぁ、全体的に脳科学やらサバンやら科学と疑似科学の境を恣意的にぼやかした印象が強い番組に思えました。とりあえず「紙コップトレーニング」は後日に回しましたが、握力の測定シーンについても気が向いたら書きましょう。

　ではでは。

{a8.net http://books.livedoor.com/item/594484}{a8.net http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_694eight0011d}

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