2007年08月16日
討論番組の名司会
ガラにもなくこんなで出しですが、今年も終戦記念日を迎えました。NHKではこの日に合わせ憲法改正をテーマに一般視聴者を交えた討論会が放送されていました。そしてその一般人の意見には素晴らしいものもあれば考えさせられるものもありましたが、私が注目してみていたのはまったく別のポイントでした。
それは、「司会者から指名をされるために一生懸命アピールしてる人の表情」と「自分の温めていた意見を述べる意気込んだ表情」の2点。いやはや、私も性質が悪い・・・。
もちろん、このようなデリケートな話題に対し、自分の意見を持ちテレビの前で発言する人たちの勇気と決意を揶揄するわけではありませんが、上記の点のみを切り出してみると「微笑ましい」と言えば聞こえが良いが、単に「笑える」だけだったり、「健気」といえば聞こえが良いが、「あざとい」と言う感じも。
そして最も注目すべきは司会の三宅アナウンサー。生放送(だよね?)でマイクを向けられ、テンパっている一般参加者、そしてこの様なテーマでは各自が確固たる意見を持っているからこそ、語れば熱くなり時間内に収められなくなる。その「もどかしい独演会」をさせないよう、そして不適切な発言を制すように割ってはいる話術は見事としか言いようがありませんでした。(特に核武装は避けられない、当たり前の話と言い出した発言者。個別の意見としては聞くべきでしょうが、護憲・改憲の話題からずれたり被爆者なども会場にいた為にサクッと押さえ込みました)
田原さんにも見習って欲しい(笑)。
最後に。毎度毎度、申し訳ありません。メールを頂いた方にこの場でお礼申し上げます。同時にElwoodではなく、リアルで私をご存知の方々もこの覚書をご覧の方がまだいる様で、そんな方からもたまにメールが来ているのは喜ばしい限りです。
人の繋がりの不思議さと素晴らしさを感じられるのも、グダグダでも続けている覚書のお陰かと。
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