昨日のお話の続き。

　社長との飲み会はかなりチンケなもので、社員を誘っときながら注文はそのメニューでそれだけ？って内容でビックリ。が、やっぱそれだけ厳しいんだろうなぁ…と妙に納得してしまいました。（安い居酒屋でキープした焼酎を出してもらったとは言え、博多駅周辺で２人で飲んで1,500円行かずに終わってるんだもんなぁ）

　とは言え私も他人の事は言えず、とにかく出費を減らしたいと思いながらも…行きつけの「超能力ママ」のお店へ。多分、これから先よっぽどの事がない限り行く機会もないと思ったんで。


　で、例によって閑散としたお店。ただ、女の子がお休みでまたもやママがいたんですが、そこに２人の年配サラリーマンが仕事について熱く語っていた。が、やっぱり私も現在の状況に陥ってこそ分かる話ってのがありまして…

　その２人、片方は理想論、片方は現実論のやり取りをしていましたが、やっぱりどうしようもないってこともある。

　何の話かといえば、理想論者が危険を犯してでも荒波に立ち向かえ！と言えば、現実論者が無謀な選択は身を滅ぼすと言う。ハイリスクハイリターンかローリスクローリターンか。そう言いながらも、私の経験上、ハイリスクに足を踏み入れる人間なんてそうそういない。

　進化論で言うと魚類が陸地を求めたのは、望んで陸地に進出したのではなく…厳しい環境でそうせざるを得ない状況に追いやられたからこそ。時には天敵に追われ、時には環境が激変し生活の場を変更せざるを得なくなっただけ。

　そして「不況の時こそ会社に縛られずに飛び出せ！」なんて言えるのは成功した人間のセリフ。生き残ってこそのセリフですが、「不況の時こそ会社にしがみ付いておけば…」と泣き言を言う人間の言葉ってのは残らないからなぁ（笑）。


　う〜ん…過去にも転職の経験があるが、本当の意味での冒険ってのは初めてだからなぁ。日を追うごとに嫌な汗が…

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