今日もネットからの拾いネタ。ですが、これはちょっと恐い世の中になる兆しかもしれません。

児童ポルノ、リンクだけで摘発　警察の好きにできる懸念も
http://www.j-cast.com/2009/07/09044972.html

　早速２ｃｈでも騒ぎになっていますし、想定される問題も既にいくつも上がっていますが、これを本当に問題として考えないといけない人たちには伝わっていない様子。下手をすると数年後、児童ポルノの規制を強く訴えているアグネス・チャンさんに「これがあなたの望んだ世界ですか？」と聞きたくなるような世の中になるかもしれません。

　で、ある程度受け売りになりますが、想定される問題として掲示板の開設者も逮捕されたって事から、管理が出来ていないサイトで気が付いたらヘンなＵＲＬを張られててアウト！とか、ブログでグルメや映画の紹介がされているサイトをリンクしたら、その数ヵ月後に児童ポルノの画像が貼られていてアウト！とか。

　さらには著作権に話を拡大させるとなると、話は深刻になります。かく言う私のブログもアウト。


　一般的に擁護しにくい「児童ポルノ」からスタートして反対の声を上げにくくした上でのやり口、かなり汚いような気がしますし、児童ポルノについては基準も曖昧でその危険性はこの覚書でも何度か紹介しました。（ＮＨＫドキュメントで裸族の映像に子供が映ってたら？とかブルック・シールズ主演の『青い珊瑚礁』もアウト）

　現代の焚書に検閲社会。これから教科書でしか知らない世界がやってくるかもしれません。いや、善意の積み重ねが暴走すると恐ろしい世界になる良い見本かもしれません。って、他人事の様に言ってますが、私も住む世界ですからねぇ…

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