今日の話題はこれ。

会社員レスラー大技受け死亡、首の骨折る
http://www.nikkansports.com/battle/news/p-bt-tp0-20081225-443607.html

　ご存知の方はちょっと古いネタかもしれませんし、どの様に取り上げようか難しい所ですが、あえて格闘技ファン、さらにはプロレスファンとして個人的な雑感を書きましょう。

　私が子供の頃、日本にはプロレス団体は2つしかありませんでした。（女子プロレスを除く）

　必然、プロレスラーを目指すにも「狭き門」で、格闘技経験がない人間にとってはまさに人生をかけてレスラーになる者ばかり、そしてそのほとんどが門前払いでした。簡単な（って、レスラーのとってはですが）基礎体力の審査で落とされる入門志願者達、それでも食い下がってくる者の中からデビューまで出来るのは何名いるか？と言う様な時代でした。

　で、かなり厳しいことを書きますが、今のインディー系のレスラーの中でその時代にもレスラーになれた選手が何人いるだろうか？と。ボクサーなどと違いライセンスがないプロレスラー、一昔も二昔も前なら「自称」と言われても仕方ないレベルの選手がコミカルと言う言葉に逃げ道を作ってプロレスごっこをしている印象を受けることもあります。

　記事の結びを引用すると･･･

>関係者によると、現在プロレス団体を名乗るのに特別な規約はないという。

　と言う事からも状況が分かると思います。

　それにしても人間、たった１メートルの高さでも命を落とす事はあります。それでいながら、過激なデスマッチを売りにする団体では想像を絶する危険な事をやらかしています。そんな流れから、素人同然の選手に危険な技をかけたのかもしれませんが、事件に関わった両レスラーはきちんと「罪を償って」欲しいと思います。（某サイトで事件の経緯が詳細に書かれていましたが、それを読む限り、被害者に受身の練習をさせようとしていたと言うより、自分達がその技に挑戦してみたかっただけなのでは？と感じてしまいました）

　正直言って総合格闘技が地上波で流れて以降、プロレスに真剣勝負としての魅力を見出すのは難しくなって来ています。それでも輝きを放つメジャー団体のレスラーの魅力は、厳しい世界で勝ち抜いた選手だから持ち合わせたものかも知れません。

　前述の加害者である二人のレスラーに贖罪の気持ちがあるなら、1年間、メジャー団体に入門して練習の仕方から学んで欲しいと思います。（1年、もつかどうか分からんけど）

{a8.net http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_622vpbh13910}{a8.net http://item.rakuten.co.jp/book/5136726}

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