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2019年05月13日
「賭ケグルイ」見てきました
先日、長崎に遊びに行った際に旧友と映画談義をし、その際にこの映画については鑑賞を見送るような話をしていましたが、やっぱり見に行っちゃいました(笑)。



生徒会の力が絶対で、彼等の管理下で行われるギャンブルによる強さのみが評価される私立百花王学園。ここに転校して以来、生徒会役員を撃破し注目を集める蛇喰夢子と生徒会会長、そして生徒会に反旗を翻す「非ギャンブル」を掲げるヴィレッジと呼ばれる組織らの思惑が交錯する中、生徒の代表を選ぶギャンブル大会が開催される。

ってか、正直な話…映画の感想を書くときは予告の動画前に寸評を入れ、動画の後にあらすじって感じなんですが、今回、冒頭に寸評を入れなかった理由は…クソ映画ハンターを自称する私をして、数年に一度あるかどうかの命の危険性まで感じる酷さだったから。「ガッチャマン」や「PIECE〜記憶の欠片〜」以来の衝撃!

それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。

【感想:Start】

人気コミックの実写化では毎度のことながら、本当に盛り上がるのはある程度主要キャラが出そろってからってのもあります。そのため「皆さんご存知の」状態のキャラを最初っから描かなければならないってのももどかしいところがありますが、どうやら「賭ケグルイ」はすでに原作の1巻をドラマでやっていたようなので映画ではダイジェスト、ストーリーは2巻から始めてしまうパターンでした。

で、いきなり「天才ギャンブラー」として蛇喰夢子です!ってやられても「誰?」ですし、あらかじめ原作を(無料サービスで)読んでいたので付いていけましたが、それでも好意的に解釈してやっと追いつくくらい。映画として不親切で、これでは映画として成立しません。

また演技力に"かなり"依存してしまうスタイルの映画でしたが、見ていて呼吸がしにくくなるシーンが多々ありました。同時に監督の好みなのでしょうが「舞台の映画化?」って感じのシーンが延々と続くのがちょっと私には合わなかった。いや、舞台的な演出を否定するわけではありませんが、これって作ってる方が楽しんでるんじゃないかって感じになっちゃって。

そしてこれも宿命ですが、ストーリーにケチを付けるとなると原作批判になるかもしれません。その上で書きますが、絶大な力を持つとされる生徒会の権限とそれに反発する生徒のパワーバランスに矛盾もあり、ギャンブルシーンでも少々詰めが甘いところが多い。

例えばカードのジャンケン。最後に夢子を的にし、勝負を仕掛ける生徒が「チョキ」を出したのは「はぁ?」ってなりました。これ、ギャンブルが絶対の価値を示す学園に置いてカードを29枚集めたその生徒は少しは博才があると思われますし、それであれば確実な勝利を考えれば(夢子が「パー」を持っていると知っているなら)アイコ狙いで「パー」を出すのが定石。

これを粗忽にも「チョキ」を出し、ウソを吐いていた夢子に撃退されるが、あまりにも浅い。ってか、そうなると夢子が既にその程度の相手と侮り、そんな三流のカモが相手になってくれることを前提とした作戦をドヤ顔で懐に入れていたとしたら、夢子も二流としか言えません。

ちなみに「カードのジャンケン」ですぐに連想されるのが「カイジ」。ヤングマガジンに連載し、最初に主人公が行うオリジナルのギャンブルでしたが、作者の福本伸行氏を麻雀雑誌で知っていた私としては物足りなかった…というか、そのギャンブルに穴を見つけてしまいました。これ、簡単にクリアできるじゃん!って思ったわけですが、数週後に主人公がその穴を見つけるものの別の参加者に出し抜かれ窮地に陥ると言う展開には痺れました。

閑話休題。この映画では残念ながら他のギャンブルも深みが感じられない。2対2で戦う「デュアルクラッシュ・ポーカー」も初見の夢子達の戦いを控室で芽亜里達が観戦して予習できているのもギャンブルの公平性が大きく損なわれている(芽亜里たちは"通し"が使える)し、そもそも控室で対戦相手となりうる選手が会話できるような状況になるのも眩暈がするほど雑。

あと、投票しなければ退学というルールで全生徒の投票を強要していましたが、報道倶楽部の新渡戸とか強制執行中の生志摩らは執行メンバーは?ってか、最後の大オチになっちゃいますが、夢子が芽亜里に対し村雨の勝ちに賭けるよう指示しましたが、それもギャンブルとしての大前提をひっくり返してる。ホント、ポカンとしてしまった。

また、この映画では「負けたときのリスク」が巨額の負債ではありますが、それがあまりにも軽い。学園でやり取りされるお金の単位が子供銀行の通貨じゃないか?って感じですし、それが学園の外と同等の価値があるとは考えにくい程の軽さ。ゆえに負けたときの絶望感も薄いし「カイジ」みたいに強制労働って感じでもないし。

そもそも、ギャンブルと並行して生徒会への上納金が課せられるとすると、麻雀なんかは(場代を取らなければ)「総和ゼロ・ギャンブル」ですが、丁半博打やルーレットなどは「寺銭」が取られるんで、一般生徒は自動的に金銭的な疲弊をしていくだけ。定期的に生徒会からの還元がなければダメじゃない?

総じてストーリー全体が「ごっこ遊び」でしかないような気がし、総評として若手の演技力の段差ばかりが気になった映画でした。(恍惚な状態からのセリフ回しでの「息を吸う音」が耳障りでした(笑))

申し訳ないが「無限の住人」以来の「ゾーン」に入ってしまったレベル。(この「ゾーン」と言うのは出演者らにとっては真剣なシーンだろうが、笑いが止まらなくなってしまう状態)

正直、三戸なつめが細かな表情も含め意外と演技がうまかったのが驚いたけど…まぁ良いや(笑)。

【感想:End】

最後に。最近はFacebookやTwitterでネタを書く機会が多くなってしまい、覚書が疎かになっているのは今に始まったことではありませんが、やっぱ即時性が違うもんなぁ(笑)。

そんなわけでちょっと古いネタもありますが、そちら側で書いたネタをいくつかこっちに転記しようかな。




映画 賭ケグルイ|映画情報のぴあ映画生活

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