2012年07月19日
笑えない障害者のネタ
今日もちょっと長めになりそうですが…今回は私の古い頭で文章を書くので、今では差別用語、不適切な用語となったものを使ってしまうかもしれませんが、文章の流の中ですのである程度ご容赦ください。
乙武さん「『障害者』だけがタブーなのはおかしいと思う」
http://news.livedoor.com/article/detail/6766147/
概ね文意は伝わりますが、文中にある『笑えないラインが下がってきた』と言うところ。下げて良いって誰が言ったの?これは乙武さんが自分に対してOKを出してるだけの様な気がしますが…以後、これを「乙武ライン」と呼びます。
もう10年ほど前の話ですが、そもそも「覚書」の前身はある会員しか目にしないメーリングリストへの投稿で、そこには(仲間内なので)容赦ないブラックジョークを書き続けていました。いちおう、仲間内と言うことで「笑えないライン」の共有が出来ていることを前提に。
しかし、誰でも目にする文章を書くようになってからは9人を笑わせても1人が不快になることを恐れるようになり今に至りますが、乙武ラインを受けて障害者を揶揄する発言をする気にはなれません。(ってか、障害者を笑いのネタにしちゃダメってのは、そもそもは障害者側からの要望だったのでは?)
古いプロレスファンなら女子プロレスと一緒に行なわれていた“アレ”を覚えているでしょう。そう、「小人プロレス」です。かつて「朝まで生テレビ」でミゼット・レスラーが出演し、彼らの様な障害者をショーに使うのはけしからん!と言う理由から、彼らは職を失いました。
これは逆に差別ではないか?と彼らは訴えていましたが、ショートして笑われながらも商売にしている人は良いでしょう。しかし、そうでない同じ傷害を持った人は?乙武さんはハゲやデブをネタにするのはOKとしていますが、そりゃそれを商売にしている人、容認している人だけで、日常生活ではやっぱりダメでしょう。
大学時代、麻雀をやっている時に後輩が私に向かって「デブ!」と言い放ちました。先輩・後輩を別にし、人間として他人の身体的特徴を、ましてや個人の努力でどうにもならないそれを使って相手を罵倒するというのは人間として最低な行為だと嗜めた事があります。そもそも、こう言う事を笑いのネタにしたり悪口に使うこと自体、人間性を疑う…と。
まぁ、後輩の名誉のためにも書いておきますが、彼の暴言は私が彼に「ハゲ!」と言ったのがきっかけでしたが。
閑話休題。以前に読んだ雑誌の記事で記憶に頼りますが…ある足の不自由な少年がキャンプなどを通じて友達ができました。その終わりに母親が彼を迎えに行くと、皆で地面に座りジュースを飲みながら菓子をつまみながら談笑していたそうです。先に帰ると言いながら座を後にしようとすると上手く歩けずによろけたのを見て、周りの友だちが「どうした?酔っ払ったか?」と軽口を叩いたそうです。
迎えに来た母は一瞬にして血の気が引いたそうですが、少年は「おう!ちょっとジュースを飲みすぎたみたい」と笑って返したのを見て、心から打ち解けられる友達ができたと涙が出そうになった…と。
乙武ラインによって障害者を笑いのネタにすら出来る関係が「垣根を壊す」事になる…と言うのは、先の例の様な関係の事を指すのかも知れませんが、関係が出来ることが先で、そこからならハゲでもデブでも障害者でもネタにしても構わないかもしれませんが、ネタにする事を先にしては関係作りは難しいでしょう。
先のエピソードも後輩に対する説教までがワンセットのネタ。ほぼ初対面同士で同じ事をしても喧嘩になりかねませんしね(笑)。
ただ、今の私には(以前にもネタにしましたが)やっぱり「さわらぬ神」って位置になってますねぇ。障害者は。
{a8.net http://books.livedoor.com/item/538115}
乙武さん「『障害者』だけがタブーなのはおかしいと思う」
http://news.livedoor.com/article/detail/6766147/
概ね文意は伝わりますが、文中にある『笑えないラインが下がってきた』と言うところ。下げて良いって誰が言ったの?これは乙武さんが自分に対してOKを出してるだけの様な気がしますが…以後、これを「乙武ライン」と呼びます。
もう10年ほど前の話ですが、そもそも「覚書」の前身はある会員しか目にしないメーリングリストへの投稿で、そこには(仲間内なので)容赦ないブラックジョークを書き続けていました。いちおう、仲間内と言うことで「笑えないライン」の共有が出来ていることを前提に。
しかし、誰でも目にする文章を書くようになってからは9人を笑わせても1人が不快になることを恐れるようになり今に至りますが、乙武ラインを受けて障害者を揶揄する発言をする気にはなれません。(ってか、障害者を笑いのネタにしちゃダメってのは、そもそもは障害者側からの要望だったのでは?)
古いプロレスファンなら女子プロレスと一緒に行なわれていた“アレ”を覚えているでしょう。そう、「小人プロレス」です。かつて「朝まで生テレビ」でミゼット・レスラーが出演し、彼らの様な障害者をショーに使うのはけしからん!と言う理由から、彼らは職を失いました。
これは逆に差別ではないか?と彼らは訴えていましたが、ショートして笑われながらも商売にしている人は良いでしょう。しかし、そうでない同じ傷害を持った人は?乙武さんはハゲやデブをネタにするのはOKとしていますが、そりゃそれを商売にしている人、容認している人だけで、日常生活ではやっぱりダメでしょう。
大学時代、麻雀をやっている時に後輩が私に向かって「デブ!」と言い放ちました。先輩・後輩を別にし、人間として他人の身体的特徴を、ましてや個人の努力でどうにもならないそれを使って相手を罵倒するというのは人間として最低な行為だと嗜めた事があります。そもそも、こう言う事を笑いのネタにしたり悪口に使うこと自体、人間性を疑う…と。
まぁ、後輩の名誉のためにも書いておきますが、彼の暴言は私が彼に「ハゲ!」と言ったのがきっかけでしたが。
閑話休題。以前に読んだ雑誌の記事で記憶に頼りますが…ある足の不自由な少年がキャンプなどを通じて友達ができました。その終わりに母親が彼を迎えに行くと、皆で地面に座りジュースを飲みながら菓子をつまみながら談笑していたそうです。先に帰ると言いながら座を後にしようとすると上手く歩けずによろけたのを見て、周りの友だちが「どうした?酔っ払ったか?」と軽口を叩いたそうです。
迎えに来た母は一瞬にして血の気が引いたそうですが、少年は「おう!ちょっとジュースを飲みすぎたみたい」と笑って返したのを見て、心から打ち解けられる友達ができたと涙が出そうになった…と。
乙武ラインによって障害者を笑いのネタにすら出来る関係が「垣根を壊す」事になる…と言うのは、先の例の様な関係の事を指すのかも知れませんが、関係が出来ることが先で、そこからならハゲでもデブでも障害者でもネタにしても構わないかもしれませんが、ネタにする事を先にしては関係作りは難しいでしょう。
先のエピソードも後輩に対する説教までがワンセットのネタ。ほぼ初対面同士で同じ事をしても喧嘩になりかねませんしね(笑)。
ただ、今の私には(以前にもネタにしましたが)やっぱり「さわらぬ神」って位置になってますねぇ。障害者は。
{a8.net http://books.livedoor.com/item/538115}
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