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2011年10月02日
「はやぶさ/HAYABUSA」見てきました
 2010年6月、小惑星イトカワからサンプルを持ち帰りそのカプセルを地球に届け燃え尽きた小惑星探査機「はやぶさ」。トラブル続きで満身創痍になりながらも任務を全うしたはやぶさと、それに携わった人たちの物語を映画化したこの作品。

 映画かも当然のこのプロジェクト。そのため、他にも「はやぶさ 遥かなる帰還」(2012年2月公開予定)、「おかえり、はやぶさ」(2012年3月公開予定)と、3本も映画が作成されますがその第一弾。



それでは、すでに説明の必要は無いと思います(信じます)が【感想:Start】〜【感想:End】の間にネタバレの可能性がありますんでご注意を。

【感想:Start】

 まず、映画の評価として80点。と言うか、厳密に言えば100点・・・だけどマイナス20点と言う感じ。どう言うことかと言うと、実話で感動を呼ぶストーリーなのに、エンディングあたりで演出が少々鼻を突いたかな?って感じです。

 ちょうど「アンストッパブル」の感想でも書きましたが、「例えるなら、スッピンがキレイな女性ならばナチュラルメイクが合うのに、みんな同じ顔に見えてしまうギャルメイクをしてしまったような失敗感」ですねぇ。まぁ、アンストッパブルほどではありませんが。

 そう、この作品は主人公であり狂言回しとしてストーリーを進める「水沢恵」のシンデレラ・ストーリーになってしまいました。まぁ、竹内結子は好きな顔立ちですし、理系のオタク女子も私の好みに合ってましたが・・・あまりに偏見まみれの理系女子演技は如何なものかなぁ?

 更にラストの講演のシーン。取って付けたような「命」の話をブッ込んできたのは(幼くして亡くなった兄の事があるとは言え)ちょっとキョトンとしてしまいました。

 むしろ、それぞれの研究者の思いや人間ドラマを「はやぶさ」に託すシーンも多くありましたが、全部、竹内結子に持っていかれたかな?と。これがマイナス20点。

 ただ、感動のツボは人それぞれでしょうが、はやぶさ打ち上げまでのストーリー(まぁ、この辺まではあまり「水沢恵」もしゃしゃり出てないんで)はグッと来るものがありましたし、着陸用マーカーをバウンドさせないアイデアのあたりはトリハダものでした。

【感想:End】

 個人的な感想として、はやぶさ関連の作品を全部見る!もしくは少しでも早くはやぶさ映画を見たいと言うのであれば見ても良いでしょうが、もうちょっとストイックな感じを望むなら、見送った方が良いかもしれません。

 最後に。この監督(と言うか、キャスティングした人)、ジョビジョバのファンだったんじゃないか?マギーさんに六角さん、準主役クラスの次のランクにする役をもらってました。

 いや〜っ、ジョビジョバ、好きだったんですがねぇ。

 あと、最後のクレジットで生瀬さんが「はやぶさファン オタク」ってなってたのには笑った(笑)。

 【おまけ】「ツレがうつになりまして。」って映画、宮崎あおいが主演って事でドキュメント映画と思ってましたが・・・

「はやぶさ/HAYABUSA」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

はやぶさ/HAYABUSA@ぴあ映画生活








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