先日、実話を元にした映画「アンストッパブル」を見てきました。

　この映画、2001年に実際に起きた列車暴走事件を元に作られたもので、その事件そのものはアメリカのテレビ番組で紹介されたのを「世界まる見え！テレビ特捜部」で見て知っていました。当時、これは間違いなく映画化されるだろうと思っていたので、予告編を見たとたんに「これだ！」と思った作品です。

　これは見ないわけには行かないだろう、と勇んで見に行きましたが…すみません。結論から言うと見なくて良い映画です。予告編とあらすじを見れば十分です。内容については恒例の【感想：Start】〜【感想：End】で。この間にネタバレの可能性アリです。

【感想：Start】

　はぁ〜〜〜っ。まずは大きなタメ息。冒頭にも書いた通り、この映画は実話を元にしており、とても感動的なストーリーだったので期待をしていましたが、残念ながら映画の世界ではかなり陳腐なお話になってしまいました。

　それと言うのもストーリーに山場を作るための脚色が、実際にあった奇跡的な出来事を塗りつぶしてしまった。例えるなら、スッピンがキレイな女性ならばナチュラルメイクが合うのに、みんな同じ顔に見えてしまうギャルメイクをしてしまったような失敗感がありました。

　もうあらすじも書きません。公式サイトでも読んでください。それでラストはハッピーエンドです。以上。

　まぁ、私も最初は映画に同期しようと頑張りました。当然、クライマックスに向けて失敗するであろう作戦も「上手く行くか！」と無理やり映画に入り込もうとしましたが、やっぱりダメでしたねぇ。とにかく映画って、登場人物への感情移入ができないと、ただシーンがダラダラと流れていくだけですからねぇ。

【感想：End】

　最後に。次は「完全なる報復」「グリーン・ホーネット」、そして「GANTZ」くらいか。あっ、それから「ソーシャルネットワーク」と「ウォール･ストリート」も私の予想では見る必要のない映画っぽい。「ラスベガスをぶっつぶせ」あたりとかぶる部分が多いんじゃない？

　と言うことで、次回は「ミクロの決死圏」を。

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