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2011年01月19日
「ミクロの決死圏」見てきました
 映画の感想シリーズ『「○○」見てきました』の流れで書いちゃいました(笑)。いちおう、「見てきました」との言葉を付けている以上、DVDで見たような作品の感想ではなく、それでいて逆に古典でも映画館で見てきたんであえて。

 この「ミクロの決死圏」、以前にも書きましたTSUTAYAの「発掘良品」で(うろ覚えですが)「現在のSFX技術でリメイクして欲しい作品」で「ウエストワールド」などと並んで選ばれていた作品で、私も子供のころに見た覚えがる映画でしたが、詳しい説明が理解できなかったのか、大きな疑問が残ったままでした。

 ざっとあらすじを書くと事故に遭い危険な状態になった博士を救うべく、精鋭部隊が潜水艇ごと細菌サイズに縮小し体内へ。脳内の血栓を破壊して帰還する作戦だが、タイムリミットは60分。時間が来ると効果が無くなり大きくなる…というもの。

 映画ではしっかり説明がありましたが、何せ子供のころなので理解できず、そのまま巨大化したら博士が…と思ってましたが、サイズが大きくなると白血球などの抗体に襲われると。いちおう、これで納得。消化されてしまっちゃねぇ。

 まぁ、質量保存の法則とか無視したお話ですが、「空想科学読本」的な野暮なツッコミはやりません。それこそ、私が生まれる前の映画ですし、その後1987年に作成された「インナースペース」をはじめウルトラセブンやガメラ、そしてドラえもんでもこのネタが使われてましたんで、SFの金字塔と言っても良いでしょう。

 ちなみに「インナースペース」ではミクロ化した敵が胃に落ちて消化されるってシーンがありましたが、やっぱ巨大化を阻止するには消化って処理しかないんですかねぇ。

 ただ、現代の映画の感覚から言えばテンポが悪い点がありますが、ミクロ化していく過程の臨場感などは素晴らしいものがありました。また、時代的なものもありますが、会議中にタバコを吸ってたり、体内を移動するミクロの潜水艇の位置を、指示を受けた人が大きな人体地図にコマを動かして示したり…と、未来永劫不可能な技術が現代では笑ってしまうようなローテクと同居している「なつかしい未来」は一見の価値があります。

 それこそ、旧作50円なんて企画に乗っかって若干、早送り気味で見るには良いんじゃないでしょうか。(あくまでも現代のハイテンポな映画に慣らされた人向けの話ですね)

{a8.net http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_612fxbnt1002}{a8.net http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_629fmdr9017}{a8.net http://tenant.depart.livedoor.com/t/asahirecord/item3360881.html?lid=af0501}{a8.net http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_627bbbs9197}






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