2007年10月21日
「10/49」VS「1/4」(その2)
今日のスタートのお話はこれから。
藤田知事発言に非難の声
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200710210015.html
いやいや、被害者には(私なりの)最大の配慮をした上で、知事の発言にも一理あると思うんですが。「深夜3時でも未成年者が安心して遊べる安全な街づくりを!」って言えば問題は無かったんですかねぇ?
{a8.net http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=640937&GOODS_SORT_CD=103}
さて昨日の続き。“「カードの中からダイヤを選び出して3枚表を向ける」とした場合、確率は「1/4」で変化しません”と言う所から。
次の例を上げてみます。1枚にだけ1万円が入った封筒が5枚あり、これをくじとして2,000円で販売していました。ある人が1枚を購入、その後、"当りの封筒がどれかを知っている胴元"が残った4枚の封筒のうち3枚を引き裂き、空であることを確認します。その様子を見ているあなたに、封筒の持ち主が3,000円で転売を持ちかけたら買いますか?言い換えると、その封筒の当りの確率は「20%→50%」となったのでしょうか?
胴元は3枚の封筒を引き裂くパフォーマンスを100%実行できます。しかし、最後に「参りました」と口にする確率は20%。こう考えると、"当りの封筒がどれかを知っている胴元"が何をしようと元の封筒の当りの確率が変わることがないのが分かると思います。
これをトランプの問題に置き換えると、3枚どことか12枚まではダイヤを表にして見せることは100%可能です。しかし、13枚目を出せるかどうか?これは「1/4」の確率で、つまりは最初の一枚がダイヤであった場合にできない事が分かるでしょう。
さて、根っからの山師である私、ここで話は終わりません。前述のトランプの話で言えば手順を踏めば理解してもらえると思いますが、最初のカードがダイヤである確率はその後の状況によって変化する場合と変化しない場合があります。そして恐ろしい事にその違いは「意図的に仕組まれた状況か否か」でしかないことをです。
これ、思いっきり詐欺に応用できます。このような確率を計算ではじき出せるお話ならまだしも、詐欺師側が偶然を装い、実は計算ずく書いたストーリーに乗せてしまう。カモにチャンスが増えたと思わせて金を引き出し始める手口を数学的に説明したような感じですが、例えば・・・と、私の書いたストーリーは将来のため(?)に取っておきます(笑)。
{a8.net http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1349769&GOODS_SORT_CD=103}{a8.net http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1360188&GOODS_SORT_CD=103}{a8.net https://www.saidoku.com/Saidoku/GoodsDetail.do?titleId=00010062}
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