取りえず今日の覚書で相撲の八百長問題はちょっとお休み。新たな進展があるまで静観しておきますが、その前に。

白鵬発言、問題なし＝放駒理事長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110210-00000178-jij-spo

　かなり協会側も敏感になっていますが、完全に疑惑を払拭するまで相撲は開催しないなんて言っちゃったもんですから、ヘタしたら秋ごろまではやれないんじゃない？これ、例えはアブナイですが、以前に北朝鮮内で金正日が拉致を認めてしまったおかげで（北朝鮮にとって）ヤバイ事になったって話がありましたが、相撲協会にとっても「疑惑が…」発言は命取りでしたね。

　ココで一つ予言をしましょう。次の場所も中止が決定したら、大関の魁皇は引退するでしょう。年齢を理由にし、先の見えない状況は…とかもっともらしい事を言うでしょうが、八百長を完全排斥した土俵でどれほどの成績が残せるか。再開した場所で二桁の黒星ってなると「やっぱりアイツも…」となりますし。

　さて、今日、ワイドショーにスポーツジャーナリストの二宮清純氏が出て、面白いアイデアを出していました。アメリカなどのコンピュータセキュリティについて検討する時、逆の立場であるハッカーをメンバーに迎える事もある。ならば今回の調査には（かつて八百長告発をした）板井氏を調査委員会に入れるべきだと言ってました。

　そうかと思えばある相撲ジャーナリスト。過去を振り返るような後ろ向きな調査ではなく、これからのクリーンな相撲界を構築するべき！とクソの役にもたたん戯言を言ってました。過去の検証こそ、再発防止の誓いであり、反省の証であるはず。例えるまでもなく、食品偽装をした会社が「一部の社員と販売所が最近やった事」と、調査もロクにせず再始動！って言った所で誰も見向きもしないでしょう。

　一度調査の終了を宣言し、その結果見向きもされなくなってから、あらためて調査なんて出来ませんよ（笑）。

　最後に。かつて二宮氏が紹介した事があったんですが…流石に今は口をつぐんでますね。八百長問題をウォッチしていた人の間では有名な話で、二宮氏がＴＶでこの話をした動画があったんですが、すぐ消えちゃいましたし。

大鳴戸親方怪死事件の経緯
http://sumoyaocho.seesaa.net/article/184723599.html

　まぁ、これをきっかけに相撲賭博と暴力団、リンチ殺人などマスコミもドンドン取り上げて欲しい。

　それでは次の動きがあるまで、この話題はお休みと言うことで。

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