今日、改正臓器移植法に基づく３例目の移植が行なわれました。

「家族承諾」臓器提供、３例目の脳死判定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100822-00000279-yom-soci

　７月に施行されてから早くも３例目となりましたが、むしろ少ないんじゃないかと感じます。と言うのも、同法が施行されてから日本全国で移植可能な臓器を持ってなくなった方の遺族には、ほぼ例外なく移植を申し入れているんじゃないか、と思っているからです。

　移植により助かる命があることは事実ですし、移植をスムーズにするためのシステムの改善は常に行なわれるべきでしょう。しかし、個人的な意見である事を前置きしますが、遺族に対する委嘱の申し入れのタイミングや方法などに問題は無いか？と感じています。

　本人の同意がない状態でいながらも移植に応じた遺族が、後に移植に同意したことを良かったと思えるか後悔するか。理想を言えば前者であり、故人の死が他の命を救い、臓器と言う形ではあるか誰かの命になっている･･･と思えるのなら良いのですが、肉親を失った直後の精神的に不安定な状態で（言葉にかなり悪意があるように感じられるでしょうが）口車に乗って臓器移植を承諾したとしたら。そして後に後悔をすることになったら。

　今回の改正により、生前に明確な意思表明をする人が増えれば遺族の精神的負担も少なくなると思われますんで、自分のためでなく家族の為に意思表明をしておくべきでしょう。


　次にちょっと気になる話。

海をゆく巨龍：転換期の安保２０１０　中国で「沖縄返せ」の声（その１）
http://mainichi.jp/select/world/news/20100818ddm001030020000c.html

　ようは琉球王国は中国の属国なんだから中国のものだ！って･･･沖縄の独立を支援するならまだしも。まぁ、個人的には中国から陸続きの半島なんかから手始めに行なうことをオススメしますが。

　それにしても日本って、（言い掛かりも含めて）自国の領土を拡大する努力をする近隣諸国に比べれば領土問題に淡白だなぁ。

{a8.net http://books.livedoor.com/item/604126}{a8.net http://books.livedoor.com/item/639722}

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